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影牢~刻命館真章~完走の感想

「影牢~刻命館真章~」の全EDを、ようやく完走しました。
その感想をお話しできていなかったので、記しておきます。

※本編にかかわるネタバレがありますのでご注意ください!


・PSシリーズで唯一遊べていなかった

Playstationでは「刻命館」「影牢」そして「蒼魔灯」の三作品が罠ゲーシリーズとしてリリースされていますが、この「影牢」だけ、今までほとんどプレイしたことがありませんでした。
ですので、シリーズ全走を心掛けたとき、一番楽しみでもあったのがこの作品でした。
期待通り、とても面白かったです。そして「刻命館」のストーリーが好きな自分としては、この作品が「真章」と言われる所以を知るのをとても楽しみにしておりました。
グラフィックは粗削りですが、当時としては十分な表現をされていると思います。操作に関してもボタン一つで罠を起動できるシンプルな操作性。比較的気軽に楽しめる作品です。

・すべてのエンディングを見て

すべてのエンディングが気になる方はぜひ動画を見て頂くか、ご自身でご購入いただいて遊んでいただきたいですね!

一番の感想は
「刻人って何…?」でした。

と、いうのも刻人(ときびと)って、他のシリーズにはいない(気がする)んですよね。なので、影牢スタート時からさも常識のように「刻人~」と説明があり、不思議でした。
が、全員討伐EDを見て、ようやく刻人が人間狩りをする理由がわかりました。

ED1・救済

侵入者を全員倒すルートです。
中には攻撃を受けた後に逃走してしまう侵入者もいるため、心を鬼にして最後まで葬り去る必要があります。
このエンディングのみ、唯一「魔神」の存在が明かされるため、これが「刻命館真章」と言われる理由なのではないかと自分は考えています。
一作目「刻命館」では、「主人公が復讐のために魔神に魂をささげるべく『人間狩り』を行う」というのが大まかな本筋です。
ここで、『人間狩り』という共通ワードが出てきます。
第一作目、魔神の使い魔として主人公に力を貸してくれる「アスタルテ」は、確かに青い肌をしていました。

つまり「刻人」というのは総じて「魔神に人間の魂を捧げている人間(不老不死、病気にならない=魔神の使い魔)」のことを指しているんでしょうか。
そしてこのED1は、ミレニアが直接魔神の恩恵を受け、人間狩りに本気で取り組み始める…という、前作「刻命館」に直接つながるエンディングとなっています。
「刻命館」が好きなので、個人的にはこのエンディングが一番気に入っています。


すべてのエンディングについてお話ししたいのですが、本日は気力が尽きてきましたのでこの辺で失礼いたします。

お読みいただきありがとうございました!


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