「その単価では無理ですね(ニッコリ)」これでいいんです
真美ライトワークスのソイラテです (∩´∀`)∩コンニチハ
ソイラテは今日も新たなクライアントさんとの縁を結ぶべく、
目を皿のようにして色々なお仕事募集を見ております。
私がライターを始めた10年前と比べると、魅力的な条件をご提示くださっている企業さまも多くなってきたなぁと感じます…。
ライター業界では、1文字単位で報酬が設定されていることが多いです。
特にスポット案件になると、文字単価が本当に重要ですよね(切実)
これは私が新人だったころの話です。
お世話になった先輩ライターさんが「低単価の仕事はスルーしなさい」「新人だから…とか考えなくていいから!」とおっしゃっていました。
当時は「同じ文字数書くなら単価高いほうがいいしそりゃそうだ…」
と思っていたのですが、ライターとしての経験を積んでいくにつれて、先輩のこの言葉が身に染みて分かるようになりました。
結論から言うと、下がるんです。何もかも。
何 も か も 下 が る んです。
そんなことある!?ってくらい!ダダ下がりです!
何がそんな壊滅的に下がるか。
順番に書いてみます。
まず、「1文字0,1円」と「1文字1円」では10倍の差がありますよね。
(算数スキル 小学生が笑うレベルなので違ったらごめんなさい)
その条件のもと、同じ時間かけて1000文字書いたときにいただける報酬の差を考えてみてください。
ちゃんとお仕事を選んでおけば10倍の報酬をいただけている作業量だったんですよ?そんなんモチベーション上がります???
はい次
そんなモチベーションにも耐え、必死に実績を積んでいけばライターとしてご飯が食べられるようになる日が来るでしょう。
そうなったら、もう少し大きいお仕事に挑戦するチャンスも巡ってきます。
しかしそこで、こう思うのです。
「単価高い!怖い!無理!」
求人探しあるある
「高収入には裏があるんじゃないかと疑う」が発動します。
いやいやそんな(笑)と思うかもしれませんが、実際に低単価に慣れてしまうと結構起こりうるんです。
高単価=要求が重いのでは、自分には荷が重い…と考えてしまう。
モッタイナイ!
ちゃんとスキルも実績も育っているのに、自信が下がっちゃってるんです。
そして最後。これ一番重要。
「低単価を請け負うライターがいると、ライターという仕事の価値が下がる!」
これは、ライターに限ったことではないですね。
案外、どの業界でも言われていることです。
「この業界なら相場はこんなもんやろ」とかね…。
単純な話、低単価がまかり通っているのは、その単価で仕事をしてくれる人がいるからです。
「1文字0,1円の仕事だけど、1文字10円のクオリティを担保します!」
そんな新人ライターさんもいらっしゃいます。正直すばらしいです。
いつなんどきもクオリティを担保するのが本当のプロ。同感です。
とりあえず1文字3円もらってください。
あなたはそんな低価値じゃないので。
私がライター仲間とお話をするときに、こんなことをよく言います。
「せっかく自分の1文字に自分で価値を与えられる世界にいるんだから、下手に謙遜せずアクティブにいこう!」
もちろん高単価がすべてではないですし、相場より少々安めの設定をされている案件を「罪重い!」と責め立てる気はありません。
ですが、一生懸命文字を紡ぐライターさんが買い叩かれるようなお仕事はもったいないと思うのです。
「その単価では無理ですね」=「私はもっと価値のあるものを書きます」
そういうことです。
Webライターという業界自体、今は人材も増えています。
これからのライターは〇〇に特化していこう、などの情報もよく目にするようになりました。
ソイラテもまだまだ勉強中の身ですし、偉そうなことを言えるほどのスキルは持っていませんが、この業界すべてのライターさんと切磋琢磨しながら「ライターという仕事の価値自体を上げていきたい!」
そう思ったので、この乱文をしたためました。
(乱文をしたためるという謎のワード)
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