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経過報告〜2023年2月3週目〜

 今日は哲学的な話をしようと思います。

「喋る」って、どういう行動のことをいうのだろう

 私が飼っているうさぎは、喋りません。もっと言うと、怒ったときに小さく「ブー」としか鳴きません。でも、私に一番懐いているので、どう思っているのかは、だいたい予想はつきます。

 逆に、文鳥たちは鳴き声で感情を教えてくれます。怒ったときは「キャルキャル」と精一杯鳴きます。

 人間は、言語があるわけですが、クジラも会話していると言われているし、シジュウカラも言葉があるらしいです。ではそれは、「喋っている」と言えるのでしょうか。

 私は、「喋る」というのはヒト(あえて科学で使うようにカタカナ)の行動に限定して使うのかなと思いました。ここで、辞書で調べてみます。

【喋る】ものを言う。特に、口数多くものを言う。
類語は語る、話す。

 「語る」が類語にあるので、「喋る」ことができるのはヒトだけかなと思います。

 なぜ、今日はこんな話題なのかというと、最近「喋る」ことに執着してきていて、これでいいんだろうかって思っていたからです。

 この前(先週)、元・担任の先生に電話したときは、1年前とは比べ物にならないほど話せたのに、「もっと話したかった、どうして私が緘黙でうまく喋れないんだろう」と欲張って考えてしまいました。それでいいのかなとも思います。それがないと、私はここまで来れていないです。それは断言できます。

 1年以上前にも書いたかもしれませんが、「アルジャーノンに花束を」という本があります。少し紹介すると、知的障害のチャーリーが、頭が良くなる手術を受けて、頭が良くなりたいと思っていたから、そのあとは夢のような生活が続くだろうと思っていたのに、頭が良くなったからこそ、知人が自分のことを笑ってくるのは友達だからと思って流していたのが、実は馬鹿にして笑ってきていたと気づいてしまう、というような本です。私は高専の前期に読んで、「喋れるようになってもまた、今は気づかない困難があるんだろうな」と思っていて、やっとそれが分かってきました。

 明日は模試ですが、前休んでしまったので心配です。多分動けなくなると思います。学校ではそういうことは少なくなって、ほぼないに等しいけど、予備校では一切喋れないので、差があってしんどいです。

 結局は、ないものねだりだということです。喋れなかった頃に戻りたいとは絶対に思いません。でも、あの頃はいろいろ恵まれていたので、それはよかったなと思います。環境とか自分は変わっていくから、仕方ないことだとは思います。

 来週は、前も書いた通り、かんもくライブフェスに行きます。楽しみですが、その前に模試も頑張ります。

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