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経過報告〜12月3週目〜

 先週リコーダーの提案を受けてから、なんと急激に成長しました。

 月曜日は休んだので、火曜日、さっそくリコーダーと作文を持って、3時間目に倫理の先生に会いに行きました。何の曲を吹いたかは忘れましたが、とりあえずリコーダーを吹いて、作文を読んでみました。すると…
作文のはじめの「もう、」のところが自然に出て来ました。リコーダー療法を考えてくれた先生に感謝でしかありません。

 そのあとは担任の先生に報告をして、1文目と2文目を聞き取ってもらえるまで読みました。「何度目ましてなのか」のところが、辞書に載ってないならみんなも分からないかもしれないということで、「何回会ってきたのか」に変更しました。

 水曜日は、保健室から逃げ出したこと以外何もなく(何もなかったと言えるのか分かりませんが)、倫理の先生には読めて、担任の先生には読めませんでした。

 木曜日は、リコーダー提案者の先生に会いに行って、リコーダーを吹かずに原稿用紙1枚目の半分まで読むことができました。でも、読み方が、「わ、た、し、は、」という感じで、1文字ずつ読んでいると言われたので単語に区切って読む練習が必要だと思います。

 そしてこの日、「さようなら」を5回言ってきました。倫理の先生の研究室で2回、数Ⅱの先生に1回、担任の先生に2回です。挑戦=成功でした。

 金曜日(昨日)、こんにちはツアーをしました。1時間目、地理の先生に会いに行ってリコーダーを吹き、ついでにこんにちはが言えると思ったので挑戦してみたら言えました。それで勢いがついて、歴史の先生にも、次に化学の先生、倫理の先生と専門科(電気系)の先生、担任の先生、数Ⅱの先生、専門科(土木系)の先生、実験の先生、実験の技術職員さん2人と、合計なんと11人の先生を回りました。

 先生たちの反応をここにまとめておきます。

地理担「お前さんにはこれが普通で、頑張ったなって言うのはおかしいかもしれないけど頑張ったな」
歴史担「はい、こんにちは、ありがとう!」
化学担「わざわざ私のところまで聞かせに来てくれてありがとう」
倫理担と電気担「もう1回言っとく?」
担任「こんなに言えてるってことは(私)が不安を乗り越えられてる証だと思う」
数Ⅱ担「昨日より言い慣れてる感あるじゃん」
土木担「まだツアー中?他の先生のところも行く?」
実験担「今年1番嬉しいわー、泣きそうになった」
技術職員さんたち「久しぶりにありがとう」

 私も泣きながら飛び跳ねたいぐらい嬉しかったです。

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