つきまとう影

『まだ若いのに、もったいない』

『もっとたくさん働きなよ』

『お金は今のうちに稼がないと』

『車買って、行動範囲広げると、友達も

 増えるし、出会いもあるよ』


あらかた仲良くなると、だいたい言われる

言葉。のらりくらり生きてる風にみえる

みたい。(実際そう…)

『そうですよね〜笑』ですませるけど、

言われる言葉全てに、『双極性障害』が

つきまとう。

『双極性障害で労働制限あるんですよ』

『わたしが双極性障害と知っても、変わらず

 になかよくしてくれますか?』

『わたしが、双極性障害と知っても、恋愛、

 結婚相手として見れるでしょうか?』


と、いう言葉を飲み込む。


現実はそう甘くないから。


『精神疾患』になったら、なる前の自分に戻

ろうとしたらいけない、と言わるけど、実際

は『戻れない』。


体力も、気力も、感情のコントロールもうま

くできない、人間関係では『病気』を隠して

振る舞う緊張感、『病気』を知っている人か

らの『病気だからね↓』と言う、憐憫、あき

らめ、眼差し。


『病気』本体とも闘わなくてはいけないけ

ど、『二次被害』みたいなものとの闘いも

あるから、無邪気に『そうですよね、がんば

ります!』とは、いかない。


グスグスくすぶった生活はしたくない、よ。

わたしも。たぶん、1番そう思ってる。

けど

今まで当たり前に選べていたものを当たり前

に選びたいけれど、現実は厳しくて、もう選

ぶ立場にさえ立てない。


ぽじてぃぶ3行日記を始めて、三日目かな?

それはそれでとても良い取り組みと思ってる

けど…

はてしない広大な砂漠で、その場しのぎの

三杯の水(よいこと)を飲めたからと言っ

て、終わりのない根本的な渇きが満たされる

ことはないことも、もう充分すぎるくらいわ

かっていて、なんとも言えない気持ちにな

る。


『与えられてるもの、たくさんあるでしょ

 う?感謝が足りないよ』
 
『楽しみもしあわせも自分で作らなきゃ!』


そうだね。もう、そういうことできないくら

い、くずになっちゃった。  



         なんで、いきてんだろ。













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