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ポエムになるのが嫌だからってインタビュー形式にするかね普通

いつか彷徨ってしまった自分に向けて、2021年8月1日の忘備録。

改めて転職という手段を使った今の自分の考えを、将来の自分に向けて遺します。でも単に記するだけだとちょっと気持ち悪いというかむず痒いものになりそうなので、ここは私と私による対談形式で遺していきたいと思います(この方法の方がむず痒いのでは?)。

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――今回は、この春に転職を決断され、この8月から新しい会社での仕事が始まるというじょなさんさんにお話を伺っていきたいと思います。まずは前職についてお聞かせください。

前職はシステムエンジニアです。大学を卒業し、新卒入社でSES事業を展開する中堅ベンチャー企業に入社しました。配属された現場での仕事は、政府系金融機関の行内システムの保守業務で、バグ改修をしたり、追加機能を作ったり、調査や見積など割と様々な業務に触れてきました。

――へぇ。プログラマ・エンジニアとしてキャリアをスタートさせたのですね。転職のきっかけは何ですか?

そもそも入社した理由が、エンジニアになりたいというより、会社の特徴であり、理念にもなっていた「社会課題解決型事業」というものに携わりたいと考えていたからで、エンジニアにこだわりはありませんでした。

仕事をしていく中で、SESという業態で将来的に仕事の範囲や裁量を広げていくこと限界があるのではと感じ、とりあえず最初は現場で作業する経験をして、そのうちその経験を活かしながらマネジメントスキルやコミュニケーションスキルを高めていけるような仕事にシフトしていきたいと考えるようになっていきました。

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とりあえず恵比寿ガーデンプレイスタワー貼っておきます。

――若い内にマネジメントやコミュニケーションのスキル、つまりはビジネスパーソンとしてのスキルを高めていけるようにしていきたかったってことですかね。結果的にエンジニアとして3年4ヶ月過ごすこととなりましたが、得たこともあるのではないでしょうか?

そうですね。3点挙げていくと、まずエンジニアとして働く中でも転がっているビジネスパーソンとしての成長機会はちゃんと掴んでいたと思います。勤めていた会社はイマドキなベンチャーという感じで、若くてもやる気があれば管理職タスクや業務外の社内タスクに関わらせてくれるような風土でした。自分もそんな雰囲気に乗っかって、サブチームリーダの登用試験を受けて後輩の評価に携わって、下に人がついている状態を創り出してマネジメントタスクに関われるようにしたり、タスクチームという社内活動に参加して全社の前でプレゼンしたりイベント開催して登壇したりと、まあ普通のエンジニアではやらないようなことは沢山してました。

2つ目はそうは言っても現場では1プログラマとして成果を求められていたので、現場業務ももちろんしっかり実施していました。保守だったとはいえ、エンハンス開発を実施して、小さい案件ながら要件定義から実装・テストまで幅広く経験でき、ウォーターフォール開発の全容は掴めているのではと思っています。あとは基本情報やJavaSilverの試験もちゃんと合格しました。

3つ目は、これは周りのお陰ですけど、豊かな人間関係は形成できたと思います。同期や現場の先輩、後輩とそれなりにお付き合いできているので、それは前職での貴重な財産になっていると感じています。

――そうですか。割と職場の環境としては恵まれていたかもしれないですね!そうなると転職には勇気が必要だったのではないですか?

そうですねー。までも恵まれ過ぎていたというか、"井の中の蛙大海を知らず"というか。会社の中では全社発表とかしてブイブイしちゃってましたけど、じゃあビジネスパーソンとして何ができるようになったのか、という問いに答えられない自分もいて。名刺交換すらしたこと無いですし。

――なるほど。そして"大海を知る"ために、今回の転職で"井"から出たという訳ですね。

そんな感じっす。

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とりあえず東京ミッドタウンタワー貼っておきます。

――転職先はどんな会社なのですか?

転職先は開発会社ではなく、コンサルティングの会社にしました。ITコンサルタントとして、再びシステムの開発現場に勤め、よりモノづくりの源流の段階で仕事をしていく予定です。
その中でクライアントとのコミュニケーションをとること、システムの携わる事業の全体を俯瞰して見ていくこと、各方面の責任者や経営者レベルの人々とロジカルに物事を進めていくことを経験することで、ビジネスパーソンとしての飛躍的な成長を目論んでおります。
会社自体も創業4年目というベンチャーマインド全開な風土を選びました。これは新卒のときと同様です。そういう雰囲気の方が好みなんです。

――はいはいはい。システムをつくるという流れの中で、エンジニアは当然機能の設計、開発、テストを実施しますが、コンサルタントはそのさらに手前の行程である、要求定義(お客さんが必要な機能の決定)やシステム化する必要のある課題についてのヒアリングなどなど、最上流工程から担当しますもんね。確かにビジネスパーソンとして成長できそう。

きっと今までとの働き方、求められる能力や成果、話し方から考え方まですべてにギャップがあって、慣れるまで相当苦労するんだと思います。でもこうやって環境を変えて得られる自分の変化をあると思いますし、今若くて家族もいない、一番暇なタイミングでしごかれた方がいいんじゃないかなと思います。将来の自分に今のこの決断を褒めてもらえるといいなと思います。

――うんうん。新天地での生活が始まりますが、意気込みはどうですか?

今述べた事が意気込みですね。しごかれることを楽しむ。ビジネスパーソンとしての成長を貪欲に追求したいと思います。あとは、前職と同様ってところで、会社の様々な活動やタスクに顔を出してチャンスを掴み続ける事と、豊かな人間関係をつくること。幅の広い人間になりたいです。

――エクセレントだと思います!こんなところでいいですかね。ひとまず、信用を掴むことから頑張ってください!遅刻をしない、約束を忘れない、気配り心配り!明日から頑張って下さいね。

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