「肌断食」実践しています。

2年前から、ゆるーく肌断食を実践しております。

肌断食の概要については数年前ものすごいブームになったときに、雑誌や周囲の人の話から何となく見聞きしていまして、化粧品って肌に悪いんだな、というざっくりした知識は持ってました。
でもその頃は、特に実践する気持ちにはならなかった。

何もつけないで美肌になるとか懐疑的な気持ちだったし、

「やはりちゃんと保湿しないと!」
「日焼け止めは冬でも塗らないと!」
「化粧水で肌を潤したら、乳液やクリームで蓋をしないと!」


という気持ちの方が勝っていて、毎日せっせと化粧水や乳液を塗ってました。


転機が訪れたのは2019年8月。
当時通い始めた整体の先生(←台湾人女性。ご年齢に対してとっても肌がキレイ)が化粧品反対派で、フルメイクで来院するたび「また肌に何か塗ってる!ダメ!!ゼッタイ!!!」とお𠮟りを受けるようになったのです。

その先生は中医学についても詳しいようでして、普段の食事や栄養のことについてもアドバイスして下さる方なんですよね。
(これが的確で実に良かった)
その助言の一環だと思い、そのころから少しずつ化粧品を減らし始めました。


まずリストラしたのはクレンジング
クレンジング、特にオイルタイプは肌バリアを壊すからものすごく肌に悪い、という話を当時多方面から耳にしてたので、思い切って処分しました。
その代わりとしてお湯だけでメイクが落とせるパフを購入。
(↑パフにお湯を含ませてくるくると優しくなでるだけで、メイクが落とせるという優れものです。色々なメーカーが出してる)


それと同時にファンデーションを洗顔料だけで落とせるものへとチェンジ。
この頃に使っていたのはクリームタイプのけっこう重めなファンデでしたが、パウダータイプの軽いファンデへ変更いたしました。
(当初はあまりの肌の軽さに、まるですっぴんで外出しているみたいな落ち着かない気持ちになった)

このパウダーファンデは驚くほど軽い仕上がりで、「肌がちゃんと呼吸してる!」という感じでめっちゃ快適、しばらく愛用していました。
(※なお現在はファンデをやめ、更に軽いタイプの仕上げ用パウダーのみ使用してます)


さて私はもともとかなりの脂性肌で、冬でも乾燥とは無縁な肌質です。なので、まあ最悪の場合でも乾燥してガッサガサになることはあるまい、と思い、思い切って化粧水乳液をやめてみました。
ということで、夜はお風呂に入ったらそのまま何もつけずに眠るように。
(これはあまりの楽さに感動した記憶)

さすがに冬にはカサつくかと思いきや、全然そんなことはなくてびっくりです。肌には化粧水とか乳液なんていらんかったんや…。


また、オイリー肌ということで朝はさっぱりタイプの石鹸でしっかり洗っていたのですが、こうした洗顔料も肌に良くないそうで、水洗顔へと変更。
ちゃんと汚れが落とせているか心配だったのですが、特に何の問題もありませんでした。びっくり。


――そんな感じでゆっくりと時間をかけ、少しずつ、少しずつ化粧品を減らしていきましたが、使用するアイテムを減らしたことによる弊害は今のところゼロなのです。
むしろ以前よりも肌が元気になった気がする。
無駄に色々つけて肌のバリアを壊すよりも、シンプルなケアが一番なんだなーとしみじみと実感いたしました。

それに今ちょうどマスク生活ですし、メイク用品を減らすにはもってこいなんですよね。チークなんて、どうせマスクで隠れるから…という理由でかれこれ1年以上使ってない。
(使いかけだったチークまとめて全部処分しないとな…;)

全てのスキンケア&メイクをカットするような完全なる肌断食ではありませんが、このままゆるめの断食を継続して、トラブルのない丈夫な肌にしていけたらいいなと思ってます。

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