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2017年に東京国立博物館へ三日月宗近を見に行ってきました。(2017.08)

今からさかのぼること4年ほど前の2017年の夏、東京国立博物館へ三日月宗近を見に行ってまいりました。

外部記録媒体のデータ整理&断捨離をしてたら当時の写真がいくつか出てまいりまして。せっかくなので、その時の思い出や感想を添えつつ、記事として簡単にまとめておきます。


さて。
2017年に東京国立博物館(以下トーハク)で三日月さんが展示されたのは、2015年の公開以来およそ2年ぶりだったと記憶してます。
2015年の展示の際はちょうどブラウザ版の刀剣乱舞がリリースされて半年経った後くらいのタイミングで、人気に火が付いていたんですよね。そのためその展示の模様はTVやニュースでも取り上げられるくらいの、ものすごい騒ぎになってました。
当時私はまだ審神者ではなかったけど、「若い女性が刀剣を見に博物館に押し寄せた」とか「展示を見るのに1時間待つくらいの列ができた」等のニュースは、今でも何となく覚えてます。

これまでは「刀剣=(ご高齢の)男性の趣味」というのが一般的なイメージだったのが、これは全体未聞ですね的なニュアンスの報道と一緒に、ゲーム刀剣乱舞のことについても軽く触れられていた記憶がうっすらある。
ゲームの概要について詳しく知ったのはこのときです。

タイトル自体は何となく知ってましたが、
(当時好きだったジャンル(←BASARAや薄桜鬼)の二次創作の描き手さん達が、こぞってジャンル替えされていったのを遠巻きに眺めていた悲しい記憶…)
その頃はゲームをプレイしたい気持ちは特に湧かなくて、「この炎天下に1時間待ちとか凄いな」といった感じの外野目線でニュースを見てました。
まさか自分がそのゲームにハマり、いそいそとトーハクへ足を運ぶことになるだなんて、その頃は夢にも思ってなかったです。
人生何があるかホント分かりませんな。


その後紆余曲折あって、私が審神者に就任したのは2016年の夏のことです。
のんびり勢のため、進軍具合も芳しくなく、刀帳にはかなり抜けもありましたが、ありがたいことにゲーム自体に他者と競い合う要素が皆無なので、あんまり気にせずマイペースにプレイしてました。
(とうらぶってこういう所が良いんですよね。他のゲームみたいにランキングとかフレンド申請とかの要素がもしもあったら、とっくの昔に脱落してたと思う)

そんなこんなで鳴かず飛ばずの弊本丸、
戦績は中の下といったところで全体的に低空飛行な感じ。
もちろんレア刀剣もほとんどいなかったです。

そんな私が審神者就任1周年を迎える頃、三日月さんが2年ぶりに展示されるという告知が流れてまいりまして。
三日月さんは常設の展示をされておらず、数年に一度の展示のタイミングでしかお目にかかれないということを知ったのはこのときです。滅多にない機会ですし、せっかくですので会いに行こうと思いました。

あと、本霊にお会い出来たら霊力を頂けそうとでも言うか、うちの本丸にもおじいちゃんがひょっこりやって来てくれるんじゃないかという下心があったことをここに告白します。

まあ結局、
その後も鍛刀ではかすりもしなくって、

出戻り復帰するまで全く全然これっぽっちも、音沙汰が無かったんですけどね…!!


物欲センサー優秀すぎ…;
おじいちゃんの難民歴はとっても長かったです…(ノД`)・゜・。


さてトーハク。
いつぞやのTVで見たような長蛇の列になるかもしれないということを考慮して、上野駅にはかなり早めに到着。
開館まで並ぶ覚悟でおりましたが、駅から遠くて道に迷い(田舎民…)、周辺をうろうろしているうちに開館時間はとっくに過ぎました。
そして行列とか全然できてなくて拍子抜けした。

入館の手続き後は、真っ先に刀剣の展示コーナーへ向かうつもりが、建物が多すぎてここでもまた迷子…;
トーハクの建物は1つだけかと思ってたら、本館だの東洋館だの複数あり、それも1つ1つがとても大きい。滞在時間は30分くらいを目安にしてたけど、30分程度ではとてもじゃないけど時間が足りません。じっくりと鑑賞をしようと思ったら、開館から閉館までの丸一日かけても全部は回り切れないのではないでしょうか。
トーハクの展示量すごいですね…!!

これで入館料620円(←当時)とか安すぎでは…?
(今は1,000円になってますが、それでもまだまだ安いと感じます。それくらいに見応えたっぷりでした)


朝早かったこともあって、三日月さんの展示の前でも行列はできてなかったです。審神者さまかな?という感じの女性が数名いたくらい。
写真撮影OKというお話だったので、私も撮らせてもらいました。

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この頃は刀のこととかよく知らなくって、鑑賞方法とか全然分からなかった(今もですけどっ)

それでも刀身がきらきらしていて凄くきれいで、素人目に見ても「美しい」と感じました。居ずまいをたださずにいられないような神聖さを醸し出してて、これは神さまも宿るわ…としみじみと納得した。

三日月の打ちのけが、ガラスケース越しの距離でも肉眼ではっきりと見えたのが感動的でした。

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トーハク内にはレストランもあり、この日はランチを挟んで夕方過ぎまで滞在。他の館の展示もたっぷりと楽しみつつ、結局三日月さんも3回見に行きました(見過ぎ)

途中、ゴロゴロとスーツケースを引きながら三日月さん鑑賞の列に並ばれていた方が数名いらしたのが印象的でした。
(お若い女性陣でしたのでおそらく審神者さまだと思う)

田舎民な私にとっては東京はちょっと遠くて、上野までは電車を乗り継いで1時間ちょっとかかります。
徒歩での移動も含めるともっとかかる。
上野まで遠すぎなんだよなー…とぶちぶちと文句を言いたい気持ちでしたが、多分あの方たちは、日帰りでは来られないような距離を移動されて来たんですよね。
飛行機とか新幹線とか、多分そういう交通手段を使って足を運ばれてて、更にホテルかどこかに宿泊する用意もされていたかと。
あのとき私はたかだか1時間程度の移動距離に文句たらたらだった己を恥じたというか、あの方たちの熱量はすごく凄いな…!!(語彙力…)と思いました。


ゲームの人気もあってなのか、三日月さんの展示機会が増えているのがすごく嬉しい。最近は毎年展示されているような気がします。
(確か現在も一般公開されていたかと)

こうして気軽に会いに行ける機会を作って下さっているトーハクの皆さまには、心から感謝します。
いつもありがとうございます!!

以上、感想でした!


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