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キーボ コスプレ衣装制作記録06【ちいさなこうら編】

ドーモ、Leiven.kです。
キーボくん衣装制作記録6回目 今回で大体のパーツの造形が終わります。
今回めっちゃ画像多いです。

前回の記事はこちら↓



腹部装甲

胴体下部、脇腹辺りのパーツを作る。
2回目の時に作った自作トルソーを使い、大体の大きさを決めたらコピー用紙に転写。

写真はだいぶ初期のもの
このボールペンの跡が···

これを一度体に巻いて問題なさそうならボードに転写して切り出す。

本来であれば上下に別れた装甲だが、今回は強度確保も兼ねて一枚ずつの設計にする。分割線ごとにバラバラにしたら、恐らく綺麗に着れないと判断した故。分割線はまたもおなじみカッターによる溝切り出し。

念のため熱を与えてかるーく曲げたら完成!着るときは平ゴムで繋いで、前側をマジックテープで止める事に。

即興で描いたイメージ図

それから、写真に取り忘れるという失態を犯したが下側のボタンパーツも作成。胴体と繋げるのは流石に無理があるので、腹部装甲を繋げる平ゴムの表側にマジックテープを付けて、そこに貼る事に。これで可動を確保し、簡単に取り外しができるって訳よ!

上腕とおひざ

大きくはないが、何気に苦労したパーツ。

画像元:©Spike Chunsoft Co., Ltd.

オメーのパーツどんな構造してんだよ!!!と、初見の時はブチ切れこの上無し。だがよくよく立ち絵と各種資料を読んでいくとなんとな~くわかってきた。

8割合っていればええんやの精神

ただインナーに装甲が引っ付いてるだけではなく、上腕を覆うように被さったパーツに前後から装甲を貼り合わせている。要は、芯となるパーツを作って、そこにボードを引っ付ければ良いのだ。

さて構造が解ればあとはサイズの調整だが、足と違って自分で腕に型紙巻いて調整できないので、立ち絵を見て大まかなサイズを求めていく。本当は上腕だけでも型取りしようとしたが、巻いてる途中で肩と肋骨からから変な音がしたので断念。自分、貧弱なもので···

大体、胸部パーツより気持ち短いかな~くらいのサイズとわかるので、自前の胴体と比べながらスケッチ。

テープ貼ってるのは先に作った失敗作

で、あとはいつものようにボードに写して切り出し、組み立てる。今回は内側EVA、外付けはコスボで造形。耐久性などを考慮し、間にはマジックテープを用意。突起が引っ掛かってボンドが剥がれると現場で再起不能になる恐れがあるので···

腕に巻く際は平ゴムで。あと、固定しやすくする為にインナーにマジックテープを縫い付け、下にずり落ちたりしないようにする。

少し熱で曲げている

そして膝当てのパーツも作成。もっと丸くてもよかったが耐久性優先でこうなった。こちらも平ゴムで装着。立ち絵のバランス的には悪くない出来で満足。

ベルト

人類が良く使うベルトと違い後から調整が効かない困ったパーツ。今回は割り切ってコスボで作ることに。

DXキーボバックル

で、コスボで作った外装の裏に、ダイソーのPPテープを仕込んで両サイドにアジャスタを取り付ける。

まっすぐ着けるのではなく曲げを意識して作らないと長さが合わなくなる

あとはあらかじめ体に巻いて寸法を決定したPPテープに沿ってボードの長さを調整しながら造形。よく見ればわかるが、1本の長いボードではなく短いボードを少しずつ繋げている。この繋ぎ目が壊れないよう、ボンドとグルーガンなどで念入りに繋いでいく。本体はPPなので、下手に負担がかかって壊れるような危険はぐっと下がる。

気力

あとは股関節を覆う装甲は、スモ=トリのまわしのようにベルトの前後に接続して着れるように工夫する。

実は塗装後なのです

面取りなどの面倒な手順はもうきっぱり諦め、ざっくりとした形ができていればええんじゃの精神でいく。バックルの真ん中には、股関節パーツ接続用のアジャスタを追加で取り付ける。

見えにくいが真ん中にアジャスタの挿し口がある

これでDXキーボベルトが完成。構造だけ見るとコンプリートセレクションみたいだなこれ。

画像元:©Spike Chunsoft Co., Ltd.

ちなみにバックル部分は立ち絵だともっと小さくて、両サイドのボタン状のパーツはそもそもバックルのパーツではなくもう少し離れた位置に付いているが、もう無視。ここは正直作者の怠惰な部分だが許してくれ…この時点でイベントまであと2週間を切っていたのだ…

襟 仕上げ

エリ エリ スケチ

以前作った襟の仕上げを行う。襟の装甲部分と内部の発光部分、そして校章バッジを作る。

まずは発光部分。プロなら電飾を仕込むんだろうが俺にはそんな技術は無いので、ホームセンターで売っている蛍光テープを使って模様を描いていく。最初は蓄光テープを使おうとしたが、思いのほか光量が少なかったので断念。

下地は黒い紙

この部分に描いてある模様や記号なんかは設定を見ながらそれっぽくする。完全再現なんぞしていたらいくら時間があっても足りない。というか場面ごとに描いてある内容が違うっぽいのでもうそれっぽくできればOKくらいの感覚でいく。

空白の部分はバッジを貼る箇所

で、さすがにこのままだと耐久・耐水に難があるので、100均のラミネートフィルムを使って表面を加工していく。あとはこれを襟に貼り付けるのだが、見てわかる通り片側ずつで個別に分けて作っている。

青いEVAはのちに校章となる

広げてみると寸が長いのが分かると思う。襟は曲がっている為、伸ばした状態で設計すると寸が合わなくなるのだ。なので2枚に分けて微調整を行い、曲げた状態できれいな長さになるよう合わせていく。

雑ゥ!!!

あと、黒い部分の上下にある装甲をEVAで作っていく。これも曲げを考慮して設計していく。襟のパーツはこれでほぼ完成

仮止めの向きが変なのは眠かったからだ

校章は小さく切ったEVAを銀色で塗装して、その上に黒いマスキングテープを貼り付けて模様を再現。あとは艶消しスプレーを使ってコーティングし完成!

耳当て

着け方どうしようかな~どすこ~いと考え、作るのをほったらかしていたパーツ。耳掛けイヤホンを改造しようか等色々考えたが、耳への負担やらなんやらを考え、マスクのゴムを使うことに。コスパ的にも良し。

これ以降全く開けてない

100均のプラカップがちょうどよさげなサイズだったので、これを型取りして組み立てていく。あとは塗装の際に色分けやらゴム取り付けなどを行う。


こうしてほぼ全てのパーツが出そろった。この後、ついに塗装・組み立てに入っていく。

制作記録もいよいよ大詰めとなってきましたが、最後までお付き合いください。


今回は長くなったなぁ…


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