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文学フリマ大阪12まであと60日:イベントに向けて何かを作りたい欲はあるけれど?

本日、2024年7月10日で、文学フリマ大阪まであと60日となりました!

文学フリマ京都の出店申込もすでに始まっており、文学フリマ香川のWebカタログが公開され……と、こういう動きがあると、文学フリマ大阪に向けても何かしたくなるのが性
本格的な新刊を出す予定はないのだけれど……文学フリマ大阪合わせで、何か作りたい欲が沸々と湧いてくるわけです。

しかし、同時に冷静に考える必要があるとも思っています……


昨年・2023年は精力的に頑張りすぎた

今年・2024年はイベント出店数を絞ろうと思いました。
……というのは、昨年ちょっと、イベント参加を頑張りすぎていたなと思ったから……。

月に1度は出店しないと死ぬ病にでもかかっていたのか、いろいろなイベントに出て、遠征もして、新刊もいろいろこさえて……
おかげで在庫管理が大変になり、出店時に並べるラインナップをどう整理すべきか迷う始末。
ちょっと冷静になって、出店回数を絞り、何か作る際の適正量を見直そうと思ったんですよね。
あと、生活を安定させないとってのもあります。

なので、参加イベントは基本、日帰りで行ける範囲かオンライン開催、もしくは委託イベントに絞り、新しく何か作るときもドンと大量にではなく、少しずつ様子を見ながらやろうと思うようになりました。

『はなり亭の料理から』をまとめようと思った頃もありました

noteにて2022年に10編書いた『はなり亭の料理から』というコラムがあります。
これに何点か新編を書き下ろし、加筆修正した内容で1冊本を作れるよなと思ったこともありました。
小説にはあんま興味なくても、料理に関するエピソードは読んでみたい層がいるんじゃないかと思ったんですよね。

でも、真面目に冊子化を考えるほど、需要あるのか? って悩みもモヤモヤと……
『はなり亭の料理から』シリーズ、多少ビューはあるけれど、メチャクチャ話題になったわけでもなし、書き下ろしを入れるとはいえ、noteで10編無料公開してるし……
それを今さら冊子化して売れるのかと……

それって、ただ自分が作りたいだけなんとちがう?

趣味に回す予算が潤沢ならそれでもいいけど、出店を絞った背景には予算面の問題もあるんです。

お試しで購入しやすい価格帯で作れば……とも思ったけれど、10編+書き下ろしでA5サイズの冊子を作るとなると、軽く30ページは行くだろうし、書き下ろしをたっぷりにしたら50ページ超えもおかしくないです。
そして、目に留めて、手に取ってもらうには、料理の味とか美味しさとかに触れる内容が表紙から伝わるものにする必要がある。
仕様にこだわれば少部数だとどうしても割高になり、お試し購入向けの作品ではなくなる……

かといって、頒布価格を下げるために大部数刷っても、売れなかった爆死です。
売れない悲しさで心にダメージを負うばかりか、財布にもダメージががっつり入ります。
嫌すぎる……

手軽に買える価格帯のキャッチーなグッズはどうだろうか?

前々から、シールを作りたいなー……って欲求があるんですよね。

調べてみるとグッズ系の印刷でシール・ステッカーを作れる印刷所が結構色々あるみたいです。
ビック●マンシール風キラシールも、少数から安価で作れるみたいでした。

ざっと試算した感じ、少部数制作でも、1枚100円~200円くらいで頒布できそうな感じです。
読酌文庫らしいコンセプトのシールを作って、頒布するのも楽しいかななんて考えたわけです。

アイデア自体は悪くない気がしているのだけれど、問題は良い感じにデザインできるかですね……
デザイン……この分野ももう少し勉強したいと思ってはいます……

安価で頒布するからといって、テキトーなデザインではダメだと思うんですよ。
思いつきだけで作りました、じゃウケないし、有償頒布が前提なら、きちんとしたものを作らないととと思います。

「面白い! 欲しい!! 買いたい!!!」って思ってもらえるクオリティにしないと、結局売れ行きが芳しくなくて、無料配布したり自家消費したりで使い切る結果になっちゃう。

もしやるなら、最初から大量生産はせず、少量から初めて(印刷費用は割高になるが、死蔵在庫抱えるよりはマシ!)どんなものが反応良いかを見ながらになるかな……というところです。

というかオーディオブック化の計画は?

『はなり亭で会いましょう』を音声データ化するのも検討中なので、文学フリマ大阪で1巻分の音声データをテスト頒布してもいいかなと考えてもいます。

音声データを作る手間に加え、CD焼く手間もあるんで、無料配布とはいかないけれど……聞いたうえで感想をいただいた方には正式リリース版をプレゼントとか、何かそんな感じで。

ただ、これも買う人いるんかなってギモン。

『はなり亭で会いましょう』は内容が気になる小説だけど、1巻800円はちょっと買うのに勇気いるな…

↓ ↓ ↓

あ、音声データ版のテスト頒布が廉価で売ってる!
試しにこっち聞いてみっか!

↓ ↓ ↓

なるほど、良い内容だったから紙の本も今度買おう!

……って流れになる人、どんだけおる???

フリーペーパー代わりに飲み歩きマップでも配ろうか?

読酌文庫のブースに足を止めてもらう、頒布物を見てもらうきっかけ作りにと、フリーペーパーやらポストカードやら栞やらを最近は配布しているのですが、もっと実用的で読酌文庫の読者層に刺さるものを配るべきではと思うようになりました。

そんなわけで、飲み歩き本の簡易版というか、地図にお気に入りの飲食店を示したマップを配ってもいいんじゃないかと。

飲みが好きな人、そんなに飲まないけれど美味しいものが食べられそうな場所を知りたい人には有益情報を提供できるし、そういう人は読酌文庫の想定読者層だと思うのでね。

……でも、地図作るのって地味に面倒なんだよなぁ(

地図だって著作権あるんですもの……安易に転用はできません。

国土地理院のデータ引っ張ってくるとしても、見栄えを整えないとだし……

結論:文学フリマ大阪合わせで新たに何か作るなら?

  1. 『はなり亭の料理から』に書き下ろしを加えて再編集した本(有償頒布)

  2. 読酌文庫オリジナルステッカー(有償頒布)

  3. オーディオブック版『はなり亭で会いましょう』のテスト頒布(有償頒布)

  4. フリーペーパー代わりの飲み歩きマップ(無償頒布)

このなかから考えることになるかな?

現在有力なのは「3」「4」ですね。
どちらか片方に絞るかも知れないし、頑張って両方出すかもしれない。

文学フリマ大阪12まで、あと60日……

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果てしない自由の代償として、全て自己責任となる道を選んだ、哀れな化け狸。人里の暮らしは性に合わなかったのだ…。