外で絵本を読んで、見つけたこと2つ
絵本を読むシチュエーショををいつもと変えてみたら、
見つけたことがありました。
爽やかな5月、外で絵本を読む
5月、爽やかな風の中、屋外で絵本を読む機会が2回ありました。この2つはどちらも、仕事として「絵本」を使う中でのことでした。
1つは、「絵本で話そう~ゆるっと哲学」。
絵本を入り口にした対話の時間。
もう1つは、絵本の勉強会。
こちらは23年間毎月続けている、編集仲間との勉強会です。
でも、ふつうに家族が子どもに絵本を読むシーンでも
同様のことが言えるんじゃないかなと
思って書いています。
部屋の中と、外。何が違う?
わたしの活動は、普段は屋内でやってます。
今回、屋外での開催はイレギュラーでした。
屋内と屋外では、何が違ったと思いますか?
正直、驚くほどの劇的変化はありませんでした。
屋内でも屋外でも、やっている中身は一緒。
いつもと同じように、楽しかったし、充実した学びが多くありました。
でも振り返ると、活動の本来の内容以外で2つ違う点がありました。
2つの違い
まず1つは、気持ちが違いました。
やっぱり開放的な気分になれるんですよ。
さわさわと風がそよぐ。
誰かが「わあ、気持ちいい」と呟く。
その声にみんなの気持ちも、明るくなります。
チョー気持ちいい~!
絵本に、こもれびが陰影を映し出す美しさも
時間を忘れてしまいそうでした。
2つめ、
非日常の体験をした「共有感」を持てました。
室内にいては味わうことのできない、
光、音、風、温度、湿度といった五感をフルに感じながら、
絵本を楽しめたわけです。
これは、ふだんにない非日常体験です。
哲学対話ではみんなでランチも食べたので、
味覚も仲間入り。
絵本を取り巻く非日常を、ひとりではなく、
絵本好きさんと一緒に体験できた
喜びがありました。
絵本にも「マンネリ打破」
何かを長く続けるには、
マンネリを脱する「非日常」を
投入することが効果的と言われています。
絵本まわりも一緒です。どんなに好きだとしても。
もし、読み聞かせがマンネリ気味だと感じていたら、
いつも同じ本でいい加減にしてくれとぼやいていたら、
絵本を「非日常」に連れ出してみませんか。
「本選び」ではなく、「読む環境を変えてみる」ご提案でした。
みなさんは読み聞かせに、どんな変化を取り入れていますか?
良かったら教えてください。
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