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「親ガチャ」とか言っているけれども、親からすれば「子ガチャ」なんじゃないのかなとも思う。

私は赤ちゃんを授かった時に、病院の看護師さんからこう聞きました。

「赤ちゃんはね、お空から神様と”どのお母さんにしようかな~”って

相談して、お母さんを選んで生まれてくるのよ。」

なので、私は「私をママに選んでくれてありがとう。。」と感謝の気持ちでお腹をさすっていました。

生まれたばかりの赤ちゃんって、あやしてもいないのに、誰もいない空中を見つめて笑う時があります。

それは、神様と「無事にこのおうちに生まれて良かったね。」とお話しているのだそうです。

ちなみに、障害をもって生まれてきた赤ちゃんは、やっぱり神様と相談して、障害をもった赤ちゃんでも、大切にしっかり育ててくれるようなお母さんを選んで生まれてくるんだそうです。

で、自分の子供2人の「親」となり、併せて周りの子供達が育っていく過程を見ての、あくまでも私の持論ですが…。

兄弟がいたとして、同じように育ててきたつもりでも(育った家は同じでも)少しづつ親から離れる時間が増えていく幼稚園や小学校に通うようになると、そこで仲良くなった友達の影響とか、

もちろんその通っている学校の雰囲気もありますけど。。

子供はどんどん変わっていきます。

親から「勉強しなさい」と言われてちゃんとする子。言うことを聞かないでゲームをする子。

ま、ゲームするにしても「1時間だけだよ。」と言われてちゃんと守る子。

時間も忘れるほど夢中になって遊んでしまう子。

そうなってくると、「親ガチャ」とか言ってる人って、どういう子供時代を過ごしてきたのか、よく思い出してみて欲しいなと思ってしまいます。

子供時代を経て青春時代。そして就職となった時に、大きな分かれ目が生じているはずです。

ひとりっ子さんも勿論そうですよね。

「親ガチャ」っていう考え方をするなら?こちらの親側から言わせてもらえれば…「子ガチャ」って言っても良いんじゃないの??

親だってね、そりゃ”鳶が鷹を生んだ…” みたいに周りの子達から尊敬されるくらいに何か優れた素質を持っている子、例えば周りの子よりIQが高かったり、運動神経が人並み外れるくらい凄かったり、容姿がとんでもなく良くって芸能人になれるんじゃないの?とかいう、子供のおかげで親が得意になれちゃう。みたいな?そんな子が生まれてきてくれたらな~。と思うけど。

でも実際は、”親だって子供を選んで産めるわけじゃない…。”

それと、どんなに貧乏な環境で育った子でも、自分はこんな貧乏な大人には絶対にならない!という信念を貫き通して金持ちになった子。

どんなに毒親に育てられたとしても、自分はこんな毒親には絶対なりたくない!と思って頑張ったり、学校の友達や先生などに助けられたりして立派になった子だってたくさんいます。

でも今、本当に困っている状況ならば、SNSから発信したりして、

大きな声を出して助けを求めるべき!

今の時代、助かるその方法なら沢山あって、そして助けてくれる人だって沢山いるはず!!

せっかく生まれてきたのに、くだらない人間…というか、

もう獣レベルの脳みそしかない糞人間の標的になるとか、

もう獣レベルの脳みそしかない糞人間に振り回されるとか、

マジで馬鹿らしい。

(ちなみに馬鹿って漢字は、人間にお尻叩かれるような、”馬と鹿”レベルの動物って書くのね。)


私が言いたいのはこれだけ。

「親ガチャ」とか言ってる人へ…。(実は私の親も毒親でしたが…)


「甘えたことばっかり言ってないで、一度しか無い人生を逃げるな!」

「人のせいばっかりにしてないで、一度しか無い人生を無駄にするな!」

「本当に辛いのなら、今の状況から逃げるべき!

それは恥ずかしくもなんともない!10年後とか20年後くらいに、周りを見返してやればいいだけの話!!」

だから冗談でも「親ガチャ」とか言わないで…。


これは、私が1人目を妊娠中に約半年間入院していた時の日記です。

(約半年間、毎日の点滴で、腕がボロボロになってしまい、上手く動かせずに字が下手くそですが、そこのところはどうかご勘弁願います…。)


周りがどんどん退院してしまい、8人部屋というとんでもなく広い部屋の中でたった1人きりになってしまう。。

子宮ガンとか卵巣ガンとかで亡くなった方も沢山いる病室で、たった1人きり。。夜になると真っ暗で、オバケが出るかもしれない…。。

そんな病室で1人きりって、めっちゃ怖い。怖い。。怖すぎる。。。

とビビリの私がメソメソしていた23歳の時の日記です。


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なのでウルウル、メソメソしていたら、赤ちゃんがお腹の中で一日中

ものすごく動いて、心配になるくらいだったけど、これはきっと

「ママ1人じゃないよ!!ぼくもいるから大丈夫!!」って励ましてくれてるんだ!

と思って乗り切ったという日記です。

いえ、きっと

「ママ1人じゃないよ!!暗くても怖くないよ!ぼくもいるから大丈夫!!2人で頑張ろう!!」

って励ましてくれていたんでしょうね。

その時、お腹の赤ちゃんは、こんなウルウル、メソメソな頼りない23歳の私を、神様と相談してお母さんに選んでくれた上に、励ましてくれたのだと思い、余計に泣けてしまいました。

決して「親ガチャ」ではない。「ガチャ」じゃない。

息子は私を選んで生まれてきてくれたはずで、その後の人生は自分の努力次第でどうにでもなるものだと思います。

その息子も、もう30歳になりますけど、今でもとっても優しい子です。

母は子供を愛していて、子供は母を愛している。

でも、もしそういう環境じゃないなら、自力で全力で、フル回転で頭使って、今の辛い状況から抜け出して、一度しか無い人生を前向きに生きていこうよ!!

まるで親の代わりのように、愛してくれる人も世の中いるし、

いずれあなただって親になるんだ!!

私みたいに!!!


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