【REDWING】ブーツカットにペコスブーツしたい。

ブーツカットにペコスブーツしたい。
この結果に至るまでにはREDWINGのPECOS BOOTSがどんな靴であるかを記しておく必要がある・・・。

カンタンに脱ぎ履きが出来るブーツを探している場合、必ず候補に挙がってくるブーツとして、REDWINGのペコスブーツは欠かせない。
新品の状態でもエンジニアブーツほど、脱ぎ履きに苦労はなく、クレープソールを使用しているモデルであれば、疲れにくさもある。
しかし、ちょっと思うところはある。
ここからは、そんなペコスブーツの一癖を紹介していく。
ペコスブーツがなんたるか、PECOSと名乗っていいのはREDWINGだけみたいな歴史的な話は、まるっと割愛します。

ちょっとカッコ良すぎる
基本的にはワークブーツである。
ファーマーがオーバーオールにペコスブーツを履くイメージがワークとしては想像に容易い。
しかし、ファッションの観点でペコスブーツを取り入れた場合は限りなくカウボーイの方向性に向きやすい。
多分これは、トゥの細さが関係している。
ウエスタンブーツライクな見た目であることもあり、カウボーイの方向性に向くのは分かるが、少々カッコいい足元の雰囲気が出てしまうところがある。
色落ちしたデニムにスエードのペコスブーツ。
裾はインして足元のラインはすっきり。
ミディアムロングの髪型でゆるいパーマ。
と来たらもう、キムタクです。
かわいいワークスタイルというより、カッコいいお兄さんの雰囲気にペコスブーツは寄っている気がするのです。

何よりもブーツカットとの相性が良い
カッコいい雰囲気に寄ってしまうを逆手にとるという事です。
ブーツカットのシルエットは膝から裾に向かって広がっていくパターンである為、より綺麗にパンツのシルエットを出すには、アッパーの低い靴が良いとされています。
ペコスブーツはアッパーの低さはもとより、トゥの細いかたちのブーツである為、パンツから覗く靴の見え方がとても自然です。
もちろんカウボーイや、バイク乗りのファッションに見えることは避けられないが、トップスなど合わせ方でこのあたりは自由に出来るでしょう。
そして何より、ペコスブーツの履き口は割と広く出来ているので、ブーツカットくらい裾が広がっていないとシャフト(筒)部分を覆えないのです。

土踏まずのところがしばらく痛いと思うよ
これは体験談です。
土踏まずの箇所にちょうど縫い合わせのポイントがあります。
これのおかげで靴として歩くことをサポートするような役割もあったりすると思われますが、平たい足の持ち主はここの感触が気になると思います。
しばらくはその部分が痛いと感じるでしょう。
ただ、靴擦れで血が出るようなほどには至らない気もするので、これは辛抱できると思います。

なんとなくコルクソールのタイプがオススメ
もうはっきり言って、私はペコスブーツはカッコよく履いた方がラクだと思っています。
クレープソールだと、カッコよくしたいのか可愛くしたいのか、どちらにしても曖昧な印象が拭えないという結論です。
クレープソールでオーバーオールなワークスタイルは可愛い。
女子がしていたら、なお可愛いでしょうけど。
男性は結構頭を使ってコーディネートをする必要があると思います。
それであれば、ブーツカットに合わせた方が簡単に決まるし、脚長効果も絶大だったりします。
この際に、コルクソールのタイプ。
ちゃんとヒールがあるアウトソールの仕様のモデルを選ぶと、すっきりした足元になって、よりカッコいい雰囲気が出ると思います。

思ったより中古相場が安い。
場合によりますけど。
なんとなくREDWINGの他のモデルと比較すると、ペコスブーツは中古相場が安い気がします。
もともと定価が安いかと言えば、アイリッシュセッターとあまり変わらないくらいの価格だとも思うし、やはり上記のようにファッション的にイマイチ扱い方がわからない感覚があるのか。
以前に流行りすぎて、現代で持て余されているのか。
このどちらかなのかなと思います。

このような感じで、ブーツカットにペコスブーツしたいとなるわけです。
昨今のファッショントレンドにもブーツカットはチラチラ顔を出している風潮もあるし、これを期に最もブーツカットに合う靴はなんだろうと考えた結果、ペコスブーツを試そうとなっても良いと思います。

色々なことを挙げていきましたが、私は個人的にペコスブーツが好きです。

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