憂鬱とハローセプテンバー
syrup16gのCOPYを聴いていた。ひとりでぐるぐるぐるぐるいろんなことを考えていた。だんだんとどうしていいか分からなくなってきて真夜中、思わず外に飛び出した。スマホをポケットに入れてイヤホンはつけたまま適当なサンダルをつっかけて、玄関のドアを開けた瞬間、月の白い光に照らされた。まるでもなくて半分でもない形の月が綺麗だった。
自転車に乗って町内をぐるぐるまわった。夜に出歩くことがあまりないから今まで知らなかったのだけど、この町は街灯がやけに多い。街灯がなければ、光の少ない