アルバム「rainboW」は名盤

私は「推しが売れちゃうと遠くに行っちゃうみたいで寂しい……」というハイレベルな感情を持ち合わせていないのでずっとハッピーです。
なんの話か?売上の話です

数字が全てではないけれど、やはり売れると嬉しいもので、グループのアルバムで歴代最高、シングルを含めても「ええじゃないか」に次ぐ24.6万枚㊗️

そこをどけジャニーズWESTが通るぞ!

アルバムフラゲ日前日に次回シングル「サムシング・ニュー」の発売が発表されて、「おいおいシングル出るからアルバムの買い控えが起きるのでは?」と老婆心ながら心配していましたが全く不要な心配でした。
沢山売れましたね!おめでとうございます!

7人7周年7枚目

7に拘ったアルバム、一言で言うと最高。
「7にこだわりました」と言われてここまで説得力のあるグループってあります?

私は音楽的素養がないので1曲1曲の分析できないのでエモさの話になってしまいますが。
今回も捨て曲なしの良良良の良なアルバムでしたね。個人的にアルバム通して意味のある配置になってるのは『春じゃなくても』『RainbowChaser』『TRICKSTER』の3曲かなと思いました。

『春じゃなくても』と『RainbowChaser』の関係性

今回のアルバムで一番エモいな!と思ったのは、『春じゃなくても』で始まり『RainbowCaser』で終わる構成。どちらも春の柔らかい空が似合う爽やかで優しい、それでいて切なさのある楽曲ですが、この2曲って結構綺麗な対比になっている気がします。

「好きなら好きと言えますように」と「好きは好きで良い」とか、『春じゃなくても』が旅立ちの不安の中にする決意や願いの歌なのであれば、『RainbowChaser』はそれを貫く/追い続ける歌になっているように感じます。
“願い”と”決意”、”出発点”と”それから”、”不安”と”希望”

『春じゃなくても』の晴々とした寂しさのある卒業式のような始まりから、『RainbiwChaser』でこれから先の人生を走り抜けていく柔らかな希望を持たせる余韻。
春に発売するアルバムに相応しい感情を揺さぶる、それでいて優しく支えてくれるような構成です。

7番目の『TRICKSTER』

「君の背中押すフィクサー」「君と夢描くマイスター」
どう考えても完全にジャニーズWESTのことですありがとうございます。

この曲、確かどの形態にも絶対7番目に入ってるんだよね~と思って確認したら初回Bが違いました。ただ私は都合の良い頭をしているので、曲順、収録曲については未来永劫出回る通常版が真であると考えることにしました。
7人7年目7枚目と7に拘ったアルバムの7番目の曲になんの拘りもないはずないでしょう?という訳ですよ。

「後が詰まってる世代」「スタートダッシュはイマニ」等の歌詞からジャニーズWESTの”今”を歌う歌なのかなぁと感じました。

関西のなんか元気な面白お兄ちゃんから応援歌を歌い人の背中を押すグループと方向性をガッチリ定めましたが「キミが望むならこっちは味方だ」という歌詞にその応援歌の中でもどういうスタンスで行くのが見えてる気がしますね。
外からの応援ではなく、後ろから援護もしくは一緒に走ってくれる。
ライブで幾度となく「俺たちは誰も置いていかない」「広い会場だと離れたように感じるかもしれないけれども心は近くにいる」と言っていたグループだからこそ実現できる距離感の演出ではないでしょうか。

結局いちばん好きな曲は

「PUSH」ですかね!
散々言うといて!と自分でも思いますが、パリマニとEvokeが好きな人間はPUSHを回避するのは至難の業ですよ…

試聴が公開された時点で心がざわついていた中間さんの中国語パート、毎回「来るぞ…!」と身構えてしまうくらいには囚われてます。
中間さんの声が好きなんですが日本語だとかなり柔らかい空気を含んでいるのが中国語になると結構硬質的になるのも普段の歌声とのギャップでドッキドキするんですよね。
どうにかしてあれで朝起きたい……