00042

神奈川県で、妻と幼い娘と暮らしています。

00042

神奈川県で、妻と幼い娘と暮らしています。

最近の記事

酒徒さん「あたらしい家中華」を家で作る 1作目 白油豆腐(四川式・豚ひき肉と豆腐の炒め煮) 

数か月前から気になっていた酒徒さんの「あたらしい家中華」を購入した。鶏ガラスープ、オイスターソース、豆板醤などの調味料を使わない、中華料理のイメージを一新する素晴らしいレシピ本だ。 私も、中国には学生時代に1年間、社会人になって3年間中国に駐在し、様々な中華料理を食べた。日本に帰って中華料理を食べると、もちろんそれなりに美味しいのだが、何か足りないな、という気がしていた。日本で食べる中華料理のお店は、日高屋等のチェーン店、町中華と言われる地元に密着した中華料理屋、〇〇円食べ

    • 読書メモ 2024.2.24 坂本龍一 福岡伸一「音楽と生命」

      NYに拠点を持つ二人の対話は、最終的に一つの話題に収斂するという。それは、ロゴスとピュシスの対立。ロゴスは人間の考え方、ピュシスは人間の存在を含めた自然そのもの。 坂本龍一は語る。 「僕は、音楽の一回性というものを非常に大事だと思っています。科学は、何度繰り返しても同じ結果が得られる。つまり再現性というところに価値を置くものけれども、音楽はそれとは正反対です。一回しか起こらないということにベンヤミンのいう『アウラ(オーラ)』があり、そこに価値があるわけです。」 福岡伸一は

      • 娘と見る花

        月曜から金曜まで仕事をすると、週末はぐったりする。朝は10時間以上オフィスにいて、仕事では人の人生のうち、生老病死の「生」以外の面に触れることもある。今や24時間どこでも繋がってしまう時代、いつ大事なメールが飛んでくるかもわからない。いつも何か大事なタスクを忘れていないか気になっている。ニュースを見れば紛争、災害、事件、事故、スキャンダル、悲劇、批判の声・・・。みんなどうやって心身の健康を保っているのだろう。 だから週末の娘と過ごせる時間は、自分にとって最大の癒しの時間だ。

        • このワカメ、マリに似てる

          3歳の娘は毎日が楽しそうだ。 日々できることが増えているからだろう。しばらく前から、娘は地図が好きだ。特に世界地図が好きなようで、世界地図パズルで良く遊ぶ。先日までは、比較的ピースの大きい南米大陸は自力で完成させられていた。つい数日前は、国が多くて複雑なアフリカ大陸を完成させられたと嬉しそうに話してくれた。 世界地図パズルで国の形を覚えたらしく、見るものを国にたとえることが多くなった。今週は、朝食のごはんにかけられたワカメふりかけを見て、娘が言ったらしい(僕は起きられず妻

        酒徒さん「あたらしい家中華」を家で作る 1作目 白油豆腐(四川式・豚ひき肉と豆腐の炒め煮) 

          娘の成長日記をはじめる

          2020年に娘が産まれた。娘が産まれたら当然育児日記や娘の成長日記はつけるだろうと思っていた。今や娘は3歳と少し。気が付いたら数年前に単発で投稿して以来、全く書いていない! 今井むつみさん他の「言語の本質」を読んで、自分の娘はどのように言語を獲得していくのか、自分にしか観察して記録できないことにも気がついた。 昨晩、自分が寝ているとき、娘から突然唇にキスをされ、年甲斐もなく(?)戸惑ってしまった。最近娘は自分の股間をつかんで自分の反応を楽しむようにすらなってきた。つい最近

          娘の成長日記をはじめる

          読書メモ 2023.8.31 佐々涼子「エンド・オブ・ライフ」

          京都で在宅医療を行う医療チームの森山さんの話と、作者自身の家族の話が、人生の終わりというテーマを共通項としてパラレルに話が進行していく。森山さんは、余命を宣告された患者がその人らしく生きられるよう、在宅医療で支える看護師だ。余命が残り幾ばくも無いほど体弱った女性が、家族と海水浴に出かけたいという。海水浴に行けば生命の保証はない。そのことで死ぬかもしれない。どうするか。森山さんのチームは患者の意思を尊重する。たとえ生きる時間が短くなったとしても、「いま」家族と楽しい時間を過ごし

          読書メモ 2023.8.31 佐々涼子「エンド・オブ・ライフ」

          みんなに、一口どうぞ

          最近娘(1歳4か月)のマイブームは、気になったものを「あ!」と叫んでは指さすこと。椅子でも何でも登ること。そして、飲んだり食べたりするときに周りにも差し出すこと。 誰が教えたわけでもない。水を飲むときは、自分が飲んだ後で、まず妻、そして僕に、「これ一口どうぞ」と言わんばかりに差し出す。僕たち親はゴクンゴクンと飲むふりをして、娘にお礼を言う。娘はとても満足そうに笑う。 娘が差し出すのは人間ばかりではない。お気に入りの犬、ピカチュウ、ウサギのぬいぐるみたちにもどうぞ、と差し出

          みんなに、一口どうぞ

          意味のある言葉を発しない時期の尊さ

          娘は1歳4か月。マーマ、は頻繁に口にしているが、それ以外の言葉はまだそこまで話せない。ちなみに、マーマ、の後に出てきた言葉は、はっぱ、だった。親がそれほど口にしているわけではないのに。 意味のある言葉はそれほど出てこないが、聞くことはかなりできるらしい。3,4週間前くらいから、目(及び眼鏡)、鼻、口が分かるようになった。さらに今では肩、肘、足、膝まで自分で指さすことができる。 もうじき2語文、3語文を話せるようになるらしい。言葉を介したコミュニケーションができると、娘とは

          意味のある言葉を発しない時期の尊さ