伊藤由貴 / Yoshiki Ito

QAエンジニアとしてQA組織の立ち上げやテストの技術移転、システムテスト自動化など色々…

伊藤由貴 / Yoshiki Ito

QAエンジニアとしてQA組織の立ち上げやテストの技術移転、システムテスト自動化など色々行っています。 noteではエンジニア関連のことを書きつつ、 読むのはゲームや写真、知的生産など趣味関連のことも読んで「いいね」してます。

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■メンバーシップの概要 QAエンジニアとして働いている、もしくはこれから働こうという方に向けて、 より楽しくキャリアを歩んだりスキルアップしたりできるような情報を提供します。 ■記事について QAエンジニアとして働くなかで ・キャリアどう考えてるの/考えてたの ・転職活動ってどうだったの ・QA採用ってどんな判断基準で何を見てるの ・副業ってどうなの などなど、知っている・経験したことだけれどもSNSやブログなどでおおっぴらに書くのはちょっとアレかなぁということを書いていきます。 更新は月に2記事以上が目安です。 客観的事実やエビデンスに基づく正解というよりは、 経験に基づく生の声・感想などをお伝えします。 ■登録してくださった方とのやりとり noteのメンバーシップには掲示板機能があるらしいので、 そちらを使って ・こんなテーマで書いてほしい ・こんなことで困ってるからなにか情報ほしい などリクエスト受け付けたいと思います。

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  • 技術推進の心がけ

    ITエンジニアが組織内になんらかの技術や考え方を広めていく際の心がけについて、 自分が出来ているかどうかは棚に上げつつ「こういうことが大事では?」と思う内容をしたためていきます。 エヴァンジェリスト経験をもとにしています。

記事一覧

固定された記事

QAの仕事やキャリアに関して相談を受けるありがたみ

ちょっと思い立って、個人のブログやWeb連載のほかにnoteも書いてみることにしました。 仕事やキャリアの相談をうけることありがたいことに、他社のQAの方から仕事やキャ…

QAエンジニアを入れると儲かるんですよ、という理屈を考えている

はい、考えてるんですけど、なかなかコレだ!という理屈が浮かんでこないので、とりあえずnoteにでも書いてみようかな、という次第です。 なおここでの儲かるというのは、…

QAエンジニアは開発者の反発ではなく開発者の遠慮を取り除くのに腐心しているかもしれない

この記事はなんらかのメッセージや主張というわけではなく、雑記です。 ちょっとわけあっていろいろ調べ物をしているなかで、以下のスライドが目に止まりました。 これ、…

第三者検証会社のジュニアエンジニアの目標設定の考え方

今回の記事も、メンバーシップで質問いただいた内容に対する私なりの考えになります。質問投げてくださってありがとうございます。(考えて言語化するきっかけになるので大…

初心者とかよわよわとか駆け出しとか言うな

これは過去自分も言っちゃってたんですが・・・ 初心者 よわよわ 駆け出し とか言うなー プロとしてー というような趣旨の話が、最近見ている写真の上達法の動画の中…

組織で評価される人の特徴~その2

前回の記事 組織で評価される人の特徴~その1|伊藤由貴 / Yoshiki Ito に引き続き、評価される人の特徴について考えていきます。 一応この記事は「QAエンジニアを楽し…

組織で評価される人の特徴~その1

noteのメンバーシップ「QAエンジニアを楽しみたい」の掲示板にてコメントいただいたので、今回は組織で評価される人の特徴について私見を書きます。 QAエンジニアがメイン…

エンジニアのコミュニティ・キャリアパス

※画像は特に記事には関係ないれんこんとブロッコリーの天ぷらです。 エンジニアがキャリアパスについて考える機会は多いです。特にこうやって他人の書いたブログやnoteを…

QA採用の視点:書類を見て真っ先に気にするポイント

普段書類選考をしていて、前回の記事で書いたようないろいろなポイントを気にして見ているわけですが、 特に最初に見るポイントが他にあります。

QA採用の視点:書類・面接に共通する大原則

QA採用の視点シリーズでは、私が過去 QAエンジニア テスト自動化エンジニア などの採用に関わってきたなかでどんなポイントを意識して合否を決めていたかや「求職者のこ…

エンジニアが組織内に技術推進する際に覚えておきたいこと

前職でも現職でも、組織内になんらかの技術を普及・推進するような動き方をしています。 もう5年くらいそうした活動をやってきたなかで、「こう考えるといいんだな」とい…

1on1を有効活用するために工夫していること

今回はQAエンジニアに限らず、エンジニア界隈でひろく行われているであろう1on1について、メンバー側(表現で好みが分かれそうですが、すなわち部下側)がやるとよいこと、…

QA業界への貢献と自己コモディティ化について

以前10Xさんのポッドキャストでブロッコリー氏と話した際にもこの内容を喋っていた気がしますが、文章にもしておこうかと思い立ちました。 なぜコミュニティ活動をしてい…

固定された記事

QAの仕事やキャリアに関して相談を受けるありがたみ

ちょっと思い立って、個人のブログやWeb連載のほかにnoteも書いてみることにしました。 仕事やキャリアの相談をうけることありがたいことに、他社のQAの方から仕事やキャリアについて相談いただくことがあります。 たとえばエンジニアイベント後の懇親会だったり、あとは個別にカジュアル面談(採用に関係ないつ)で相談してもらったりします。 興味あればこちらから。 正直、別に「すべての悩みに答えられます」とか「自分はすばらしい答えを提供できます」というつもりはありません。どちらかと

QAエンジニアを入れると儲かるんですよ、という理屈を考えている

はい、考えてるんですけど、なかなかコレだ!という理屈が浮かんでこないので、とりあえずnoteにでも書いてみようかな、という次第です。 なおここでの儲かるというのは、QAエンジニア本人がではなく、QAエンジニアがJoinした組織が儲かる、という意味です。 おそらく多くの方がそうだと思うのですが、高い給料って欲しいですよね。 ただ、たとえば「QAエンジニアで年収1000万になりたい」と考えたとします。 このとき、QAエンジニアである自分が居ることで組織に1500万とか200

QAエンジニアは開発者の反発ではなく開発者の遠慮を取り除くのに腐心しているかもしれない

この記事はなんらかのメッセージや主張というわけではなく、雑記です。 ちょっとわけあっていろいろ調べ物をしているなかで、以下のスライドが目に止まりました。 これ、自分も一人目QAやっててすごく「うわー、あるあるー」と思う場面です。 開発者から「品質について相談のって」と言われるのは、QAエンジニアとして基本的にはありがたい限りです。 ところが、なんでかこの「工数取らせちゃうと悪いので」というふうに言われるんですよねー。 いつも「忙しかったり無理だったらちゃんと言うので、

第三者検証会社のジュニアエンジニアの目標設定の考え方

今回の記事も、メンバーシップで質問いただいた内容に対する私なりの考えになります。質問投げてくださってありがとうございます。(考えて言語化するきっかけになるので大感謝) 質問のおおまかな内容・経緯としてはこうです。

初心者とかよわよわとか駆け出しとか言うな

これは過去自分も言っちゃってたんですが・・・ 初心者 よわよわ 駆け出し とか言うなー プロとしてー というような趣旨の話が、最近見ている写真の上達法の動画の中で出てきて、ハッとしたわけです。 プロのエンジニアなら言うなーということですね。 写真に関しては、明確に「趣味として楽しみたいんです」という人と「プロです」という人が分かれないというか、両方居ますよね。 ただ、エンジニアとしてはほぼほぼプロしかいないはずなので、 プロがSNSで「まだ駆け出しなんで」とか「初

組織で評価される人の特徴~その2

前回の記事 組織で評価される人の特徴~その1|伊藤由貴 / Yoshiki Ito に引き続き、評価される人の特徴について考えていきます。 一応この記事は「QAエンジニアを楽しみたい」というメンバーシップ向けのため、QAエンジニアの方を想定して書いています。が、他のロールの方にも共通する部分はあると思います。

組織で評価される人の特徴~その1

noteのメンバーシップ「QAエンジニアを楽しみたい」の掲示板にてコメントいただいたので、今回は組織で評価される人の特徴について私見を書きます。 QAエンジニアがメインターゲットではあるものの、他のエンジニア職にも共通するだろうと考えています。 ※書いていたら長くなったので複数回に分けます。 その前に”評価される”ってどういうこと?エンジニアは定義の話から始めがちなので、この記事でもそれに則って"評価される"ということについてまず考えてみましょう。 特に組織において評価さ

エンジニアのコミュニティ・キャリアパス

※画像は特に記事には関係ないれんこんとブロッコリーの天ぷらです。 エンジニアがキャリアパスについて考える機会は多いです。特にこうやって他人の書いたブログやnoteを読んでいる方などは、平均よりも"考えている"側の方なのでは、と推測します。 キャリアパスというと仕事に関するもの、会社の中でのキャリアであったり、転職を含めて複数の企業を渡り歩きながらどうキャリアアップしていくかであったり、そういったプランを考えることおよびその歩いてきた道のことを言うと思います。 そういった

QA採用の視点:書類を見て真っ先に気にするポイント

普段書類選考をしていて、前回の記事で書いたようないろいろなポイントを気にして見ているわけですが、 特に最初に見るポイントが他にあります。

QA採用の視点:書類・面接に共通する大原則

QA採用の視点シリーズでは、私が過去 QAエンジニア テスト自動化エンジニア などの採用に関わってきたなかでどんなポイントを意識して合否を決めていたかや「求職者のこんな行動がすばらしかった」などを共有します。 QAエンジニアとしての転職を考えている方や転職活動中の方はぜひ参考にしてみてください。 今回は、採用側としての大原則・・・というと大げさですが、ミスマッチを防ぐための考え方をご紹介します。採用活動の経験がある方は、一度は聞いたことがあるかもしれません。

エンジニアが組織内に技術推進する際に覚えておきたいこと

前職でも現職でも、組織内になんらかの技術を普及・推進するような動き方をしています。 もう5年くらいそうした活動をやってきたなかで、「こう考えるといいんだな」ということが少しずつわかってきました。 もしかしたら1年後には別のことを言っている可能性もゼロではないですが、今のところコレだなというものをいくつか書いておきます。 大前提:技術や仕組みは広まらない技術推進の際に覚えておきたいこと、としていきなり出鼻をくじく感じになっていますが、これをわかっておくのが大事だと思います。

1on1を有効活用するために工夫していること

今回はQAエンジニアに限らず、エンジニア界隈でひろく行われているであろう1on1について、メンバー側(表現で好みが分かれそうですが、すなわち部下側)がやるとよいこと、普段自分が心がけていることをご紹介します。 1on1用のページを用意するConfluence等の社内Wiki的なものでもいいですし、OneNoteでもGoogleDocsでもいいですが、1on1をやる両者が見える場所に累積議事録的なものを用意します。 たとえば以下のようなフォーマットです。 これを、1on1の

QA業界への貢献と自己コモディティ化について

以前10Xさんのポッドキャストでブロッコリー氏と話した際にもこの内容を喋っていた気がしますが、文章にもしておこうかと思い立ちました。 なぜコミュニティ活動をしているのかふだんSNSでギャーギャー言うほかに、勉強会やイベントで登壇したり、Webメディアで連載したり、あとはコロナ等の前であればイベントを開催したり、TestingCommunityJPというSlackでのコミュニティを開いていたりと、いわゆる「エンジニアのコミュニティ活動」をわりと好きでやっています。 こういう