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経歴:山岳写真家。ツアーコンダクター。登山ガイド。スキーインストラクション。観光関連な…

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経歴:山岳写真家。ツアーコンダクター。登山ガイド。スキーインストラクション。観光関連など。現在は、登山、風景写真、クラシックギターで過ごしています。初中級者を対象に、それぞれの分野の経験談とノウハウを少しずつ、分かりやすく解説しています。

記事一覧

渓谷を行く(西沢渓谷)

山梨県・山梨市三富にある西沢渓谷は、誰でも楽しめる渓谷ハイクができるところです。いろいろな滝を見ながら登り、左回りに進むのがルールです。 ハイカーがたくさん来る…

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15時間前
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少し登った展望地(斎藤山見晴らし台)

「斎藤山見晴らし台」は、斎藤山(さいとうさん)の中腹にある見晴らし台で、南会津町にあります。 長野林業研修センターに車を停め、会津鉄道会津線の線路を越え、雷神様…

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1日前
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城のある風景(犬山城)

国宝・犬山城は、天守閣が残っている12城の一つです。 室町時代の天文6年(1537)に織田信康(織田信長の叔父)が築城し、天守は現存する最古のものだそうです。小さな城…

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2日前
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滝のある風景(乙女の滝)

那須塩原市板室にある滝で、南月山から流れる沢名川にあります。上流に沼ッ原園地があり、裏側から那須の姥ヶ平などへ行く登山口があります。 滝は、那須高原スカイライン…

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3日前
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城のある風景(名古屋城)

誰もが知る「名古屋城」が今日のテーマです。 この名城を撮るには、人がいっぱい入ってしまいます。そういう写真にするのか、それとも人を入れないようにするかですが、今…

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4日前
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レタッチ Before After(富士山夕景)

「簡易レタッチ」とも言えるのですが、一見、露出の失敗のように感じた写真を修正するには、部分レタッチが適しています。 もっとも、写真の反射率によって部分部分は、そ…

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5日前
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湖沼のある風景(沼沢湖)

金山町にある沼沢湖(ぬまざわこ)は、湖水面の標高約475m、面積約3.1km2、水深約96mの二重カルデラ湖です。カルデラ湖ですから、その昔、ここが火口で、爆発していたんで…

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6日前
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湖沼のある風景(観音沼)

他の場所は新緑に輝いているとき、ここは約900mの高さなので、まだ早く「春紅葉」でした。一面新緑ではなく、赤や黄色などまるで秋の紅葉のような情景になります。これを「…

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7日前
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城跡のある風景(猪苗代城跡)

猪苗代城跡(別名:亀ヶ城)は、猪苗代町にある城跡で、会津磐梯山を望み、猪苗代湖を見渡せるところにある平山城です。 殆どの城は、目まぐるしく城主が変わる場合が多く…

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8日前
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誰でも行ける展望地めぐり(蓋沼森林自然公園)

会津若松市の西、会津美里町にある「蓋沼(ふたぬま)森林自然公園」からは、会津盆地が望めます。小さいですが、只見線の電車も見ることができます。車から降りて0分。 こ…

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9日前
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高原のある風景(三ノ倉高原花畑)

福島県の北部、喜多方市にある三ノ倉高原花畑は、菜の花でいっぱいでした。高原は、広々として眺めがよく、高いところから風景を見下ろせるのがいいですね。こころは空を飛…

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10日前
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ご来光の風景(会津磐梯山)

会津磐梯山を入れてご来光を撮るとすると、山の西側にいなくてなりません。また、季節によって太陽の登る位置が違います。(初めての場所でも太陽が昇ってくる位置を知るス…

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11日前
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線路のある風景(磐越西線)

磐越西線(ばんえつさいせん)は、郡山駅から会津若松駅を経由して、新潟の新津駅まで175.6㎞の線路で、「森と水とロマンの鉄道」という愛称で呼ばれています。SLも走る…

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12日前
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雑学ひとりごと(車中泊のドアの音)

先日、車中泊をして、ドアの音で他の人に迷惑をかけたようです。 私の車のスライドドアには、オートドアクローザーが付いていません。オートドアクローザーは、半ドアの辺…

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13日前
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滝のある風景(熊のすべり台)

福島県西郷村(にしごうむら)にある阿武隈川・雪割渓谷の支流・黒土川にある滝で、「熊のすべり台」という面白い名前が付けれています。 「雪割橋」の名前の由来は、雪の…

taka
2週間前
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川のある風景(塔のへつり)

観光地としても有名な下郷町にある「塔のへつり」です。 撮影時間は、夕方。観光客はほとんどいません。観光地の撮影時間は、このように早朝か夕刻がおすすめです。ここは2…

taka
2週間前
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渓谷を行く(西沢渓谷)

渓谷を行く(西沢渓谷)

山梨県・山梨市三富にある西沢渓谷は、誰でも楽しめる渓谷ハイクができるところです。いろいろな滝を見ながら登り、左回りに進むのがルールです。
ハイカーがたくさん来る時間を避け、三脚を立てて撮影しました。(ハイカーが来ると三脚を立てることができません)

花崗岩(かこうがん)と清流の渓谷は、「日本の滝百選」にも選ばれた「七ツ釜五段の滝」などのたくさんの滝があります。渓谷内は遊歩道が設けられています。

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少し登った展望地(斎藤山見晴らし台)

少し登った展望地(斎藤山見晴らし台)

「斎藤山見晴らし台」は、斎藤山(さいとうさん)の中腹にある見晴らし台で、南会津町にあります。
長野林業研修センターに車を停め、会津鉄道会津線の線路を越え、雷神様ルートから約1時間20分ほど。登山口には柵があり、獣の被害をなくすためで、開けたらしっかり閉めましょう。また、電気柵ですので、電気線には触らないようにしましょう。余裕のある人は、山頂まで足を延ばすこともできます。

さて、今回は、場所の紹介

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城のある風景(犬山城)

城のある風景(犬山城)

国宝・犬山城は、天守閣が残っている12城の一つです。
室町時代の天文6年(1537)に織田信康(織田信長の叔父)が築城し、天守は現存する最古のものだそうです。小さな城ですが、北を流れる木曽川に守られた堅固な城です。天下取りの信長、秀吉、家康が手にした城でもあります。
犬山駅から城下町を通って、城まで約25分歩きました。

今回は、人物を入れた構図です。このような場合は、肖像権がありますので人物の顔

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滝のある風景(乙女の滝)

滝のある風景(乙女の滝)

那須塩原市板室にある滝で、南月山から流れる沢名川にあります。上流に沼ッ原園地があり、裏側から那須の姥ヶ平などへ行く登山口があります。
滝は、那須高原スカイラインの直ぐ下にあり、優しい流れが出迎えてくれます。
この滝を撮影するきっかけは、なんといってもその名前です。「乙女」というだけで惹かれるものがあります。伝説は「滝の上に盲目の美しい乙女が…」とあります。

データ:ISO100/f11/5分の1

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城のある風景(名古屋城)

城のある風景(名古屋城)

誰もが知る「名古屋城」が今日のテーマです。
この名城を撮るには、人がいっぱい入ってしまいます。そういう写真にするのか、それとも人を入れないようにするかですが、今回は人を入れないパターンにしました。
それと、私にとって3枚の写真で表現するとすれば、この3枚かなと思いました。名古屋城の特徴は、「金の鯱《しゃちほこ》」と緑の瓦、深い堀が印象的だったからです。

まず、人物がいっぱいいる下部をトリミングし

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レタッチ Before After(富士山夕景)

レタッチ Before After(富士山夕景)

「簡易レタッチ」とも言えるのですが、一見、露出の失敗のように感じた写真を修正するには、部分レタッチが適しています。
もっとも、写真の反射率によって部分部分は、それぞれ違うので、それぞれに対してのレタッチを私はしています。
それを簡単に行えるのが、「Photoshop Camera Raw」です。

原版はこちら:一見、下部が黒く潰れているように見えます。

黒潰《つぶ》れギリギリ、白飛びはないのが

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湖沼のある風景(沼沢湖)

湖沼のある風景(沼沢湖)

金山町にある沼沢湖(ぬまざわこ)は、湖水面の標高約475m、面積約3.1km2、水深約96mの二重カルデラ湖です。カルデラ湖ですから、その昔、ここが火口で、爆発していたんですね。
外輪山を一周するトレッキングコースや、湖畔にはレジャー施設などがある湖です。
この日は、風もなく、湖面が鏡のように映っていました。

湖と沼、池の違いは?

ザクっとですが、「湖」は、水深5ⅿ以上で、大きいもの。「沼」は

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湖沼のある風景(観音沼)

湖沼のある風景(観音沼)

他の場所は新緑に輝いているとき、ここは約900mの高さなので、まだ早く「春紅葉」でした。一面新緑ではなく、赤や黄色などまるで秋の紅葉のような情景になります。これを「春紅葉(はるこうよう)」と呼んでいます。
高原という名はついていませんが、まさしく高原です。

中央奥に斎藤山が見えます。電波塔が山頂近くに建っています。見晴らし台からの眺め素晴らしかったです。

背景の山は三倉山です。いつか登りたいと

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城跡のある風景(猪苗代城跡)

城跡のある風景(猪苗代城跡)

猪苗代城跡(別名:亀ヶ城)は、猪苗代町にある城跡で、会津磐梯山を望み、猪苗代湖を見渡せるところにある平山城です。
殆どの城は、目まぐるしく城主が変わる場合が多く、この城もご多分に漏れません。詳しくは「Wikipedia」などを検索してください。
最終的に、戊辰《ぼしん》戦争の際、当時の城代は、城を焼き払って逃亡したとあります。
また、地名は、戦国時代の武将の名前を付けている場合が多く、猪苗代も猪苗

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誰でも行ける展望地めぐり(蓋沼森林自然公園)

誰でも行ける展望地めぐり(蓋沼森林自然公園)

会津若松市の西、会津美里町にある「蓋沼(ふたぬま)森林自然公園」からは、会津盆地が望めます。小さいですが、只見線の電車も見ることができます。車から降りて0分。
この日は午前6時ころ、朝もやの中、会津若松市と只見線の電車を見ることができました。

この高台にいても、線路を走る電車の音が聞こえ、その合図でどこかを探し、できるだけ望遠を使って狙います。

朝もやの風景で、煙突から出る煙が、SLの様です。

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高原のある風景(三ノ倉高原花畑)

高原のある風景(三ノ倉高原花畑)

福島県の北部、喜多方市にある三ノ倉高原花畑は、菜の花でいっぱいでした。高原は、広々として眺めがよく、高いところから風景を見下ろせるのがいいですね。こころは空を飛んでいるかのようで。
1本だと気にも留めないのですが、たくさん集まれば壮観です。これらは集合の美と言えます。
ここは8月上旬から一ヶ月ほど「ひまわり」の花畑になるそうです。

順光方向の空は青く、菜の花の黄色との補色(反対色)で、コントラス

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ご来光の風景(会津磐梯山)

ご来光の風景(会津磐梯山)

会津磐梯山を入れてご来光を撮るとすると、山の西側にいなくてなりません。また、季節によって太陽の登る位置が違います。(初めての場所でも太陽が昇ってくる位置を知るスケールがあります-リンク参照)
ところが、何の計画もなく、GWに道の駅「あいづ」から偶然に撮ったものがこの写真です。つまり、誰でも撮れるご来光ポイントです。

ご来光といえば、山の上、ぐうたらしたとしても山小屋の辺りから撮るというのが山で一

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線路のある風景(磐越西線)

線路のある風景(磐越西線)

磐越西線(ばんえつさいせん)は、郡山駅から会津若松駅を経由して、新潟の新津駅まで175.6㎞の線路で、「森と水とロマンの鉄道」という愛称で呼ばれています。SLも走る路線です(走る日は検索を)
この橋は、喜多方市にある一ノ戸川橋梁(いちのとがわきょうりょう)と言われる鉄橋です。長さ445m、高さ24mの橋ですので、背景に入れた飯豊連峰(いいでれんぽう)を橋の下に入れるしかありません。場所は、山都駅近

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雑学ひとりごと(車中泊のドアの音)

雑学ひとりごと(車中泊のドアの音)

先日、車中泊をして、ドアの音で他の人に迷惑をかけたようです。
私の車のスライドドアには、オートドアクローザーが付いていません。オートドアクローザーは、半ドアの辺りから自動で静かに締まる機能ですが、後付けは高いのと、部品を購入して、自分で付けようとしても知識がないと付けられそうもありません。
今まで、しっかり閉めるときは、強くドアを閉めていたため、他の人に迷惑をかけてしまっていました。

なんとか静

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滝のある風景(熊のすべり台)

滝のある風景(熊のすべり台)

福島県西郷村(にしごうむら)にある阿武隈川・雪割渓谷の支流・黒土川にある滝で、「熊のすべり台」という面白い名前が付けれています。
「雪割橋」の名前の由来は、雪の降り積もる冬に『雪割橋』を境に渓谷を二つに割ったように、見える事からついたと言われています。
国道289号線(甲子《かし》道路)は、2019年3月に下郷町へ開通し、南会津方面へ行くのにとても便利になりました。もう何度も通っている道です。ここ

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川のある風景(塔のへつり)

川のある風景(塔のへつり)

観光地としても有名な下郷町にある「塔のへつり」です。
撮影時間は、夕方。観光客はほとんどいません。観光地の撮影時間は、このように早朝か夕刻がおすすめです。ここは24時間入れるので、時間を気にすることはありません。気にするのは、撮影に必要な光だけです。

「へつり」とは、この地方の方言で断崖を意味します。この阿賀川の流域は断崖が多く、この「塔のへつり」は極めて大きな断崖です。

「塔のへつり」に行く

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