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経歴:山岳写真家。ツアーコンダクター。登山ガイド。スキーインストラクション。観光関連な…

taka

経歴:山岳写真家。ツアーコンダクター。登山ガイド。スキーインストラクション。観光関連など。現在は、登山、風景写真、クラシックギターで過ごしています。初中級者を対象に、それぞれの分野の経験談とノウハウを少しずつ、分かりやすく解説しています。

最近の記事

ご来光の風景(会津磐梯山)

会津磐梯山を入れてご来光を撮るとすると、山の西側にいなくてなりません。また、季節によって太陽の登る位置が違います。(初めての場所でも太陽が昇ってくる位置を知るスケールがあります-リンク参照) ところが、何の計画もなく、GWに道の駅「あいづ」から偶然に撮ったものがこの写真です。つまり、誰でも撮れるご来光ポイントです。 ご来光といえば、山の上、ぐうたらしたとしても山小屋の辺りから撮るというのが山で一般的ですが、今回のように平野からでは、中望遠から望遠レンズがないと主役を捉えるの

    • 線路のある風景(磐越西線)

      磐越西線(ばんえつさいせん)は、郡山駅から会津若松駅を経由して、新潟の新津駅まで175.6㎞の線路で、「森と水とロマンの鉄道」という愛称で呼ばれています。SLも走る路線です(走る日は検索を) この橋は、喜多方市にある一ノ戸川橋梁(いちのとがわきょうりょう)と言われる鉄橋です。長さ445m、高さ24mの橋ですので、背景に入れた飯豊連峰(いいでれんぽう)を橋の下に入れるしかありません。場所は、山都駅近くで、一ノ戸川はすぐに阿賀川に合流し、新潟県から阿賀野川と名前を変え、日本海に注

      • 雑学ひとりごと(車中泊のドアの音)

        先日、車中泊をして、ドアの音で他の人に迷惑をかけたようです。 私の車のスライドドアには、オートドアクローザーが付いていません。オートドアクローザーは、半ドアの辺りから自動で静かに締まる機能ですが、後付けは高いのと、部品を購入して、自分で付けようとしても知識がないと付けられそうもありません。 今まで、しっかり閉めるときは、強くドアを閉めていたため、他の人に迷惑をかけてしまっていました。 なんとか静かに閉めたいと、試行錯誤しました。前の席のドアは半ドア状態から最後に内側に軽く引

        • 滝のある風景(熊のすべり台)

          福島県西郷村(にしごうむら)にある阿武隈川・雪割渓谷の支流・黒土川にある滝で、「熊のすべり台」という面白い名前が付けれています。 「雪割橋」の名前の由来は、雪の降り積もる冬に『雪割橋』を境に渓谷を二つに割ったように、見える事からついたと言われています。 国道289号線(甲子《かし》道路)は、2019年3月に下郷町へ開通し、南会津方面へ行くのにとても便利になりました。もう何度も通っている道です。ここに雪割渓谷があることも知っていましたが、「そのうち行きましょう」と後回しにしてい

        ご来光の風景(会津磐梯山)

          川のある風景(塔のへつり)

          観光地としても有名な下郷町にある「塔のへつり」です。 撮影時間は、夕方。観光客はほとんどいません。観光地の撮影時間は、このように早朝か夕刻がおすすめです。ここは24時間入れるので、時間を気にすることはありません。気にするのは、撮影に必要な光だけです。 「へつり」とは、この地方の方言で断崖を意味します。この阿賀川の流域は断崖が多く、この「塔のへつり」は極めて大きな断崖です。 「塔のへつり」に行く藤見橋から阿賀川と塔のへつり橋と小野岳を望むことができます。 この時間帯、光はわ

          川のある風景(塔のへつり)

          線路のある風景(只見線)

          今日は連休明け、冷たい雨が降っています。 庭の花たちも雨を受けて潤っています。 只見線はとても景色に恵まれた路線で、何度も登場することになります。 今日の只見線は、最新でGWで撮ってきたばかりのものです。 何度も言っておりますが、私は「撮り鉄」ではありません。ですが、風景とマッチしていれば、撮ります。その程度ですが、只見線は素晴らしい風景がたくさんあります。また、ローカルなところもいいですね。沿線の皆さんが手を振ってくれます。 今回は、My wifeが会津西方駅から会津

          線路のある風景(只見線)

          誰でも行ける展望地めぐり(天鏡台)

          会津磐梯山の山腹、猪苗代湖を一望できる展望台があります。「天鏡台&昭和の森公園」です。比較的混雑を避けられる展望台です。 雄大な景色を展望でき、空が大きいので、「天望」とも言えるでしょう。天の鏡のような猪苗代湖から名前が来ているのでしょうか?とても爽快なところでした。 八重桜が咲いていました。来訪はGWです。 開園時間がありますので、注意してください。

          誰でも行ける展望地めぐり(天鏡台)

          ダムのある風景(旭ダム)

          ダムと言えば、山にある川を堰き止め、山にあるのがダムと思う方も多いでしょうが、町を流れる川にも小さなダムがあります。 ここは、福島県下郷町・阿賀川にある「旭ダム」です。この川は、荒海山を源に流れ、下郷町、塔のへつり、会津若松市の西を通り、山都町で只見川と合流し、新潟県に入ると「阿賀野川」と名前を変えて、新潟市の北、新潟空港で日本海に注いでいます。 現役の「ラジアルゲート」のダムとしては、日本最古とか。ラジアルゲートダムとは、水量を調節するためのダムとか。川の周りには民家や

          ダムのある風景(旭ダム)

          フォトウォーキング(大子町・奥久慈茶の里公園)

          栃木県との県境に近いエリアに「奥久慈茶の里公園」があります。このエリアでは、奥久慈茶と呼ばれる香り高く味の深いお茶が作られています。「お茶屋さんがたくさんあるね!」と思いながら、いつも通り過ぎていましたが、蕎麦を食べるのと、湯葉を購入するのと、写真を撮るということで、少しゆっくりしてみました。 公園を歩くだけで、ここに掲載の写真が撮れました。もっといい被写体がたくさんあるような気がします。

          フォトウォーキング(大子町・奥久慈茶の里公園)

          木造校舎のある風景(旧浅川小学校)

          GW(ゴールデンウイーク)の人込みを避け、やってきたのは茨城県大子町にある「旧浅川小学校」です。 私は小学校も中学校も木造の校舎でした。卒業してほどなく、どちらの校舎も鉄筋コンクリート造になりました。だからこそ、昔の木造の校舎が懐かしく愛着を持つようになりました。 特別拘って撮っているわけではないのですが、フォトウォーキングの近くにあれば寄ってみて、撮影させて貰っています。 廃校もあれば、現役な校舎もあります。旧浅川小学校は、通信制高校として活用されているとこことです。 大

          木造校舎のある風景(旧浅川小学校)

          高原のある風景(那須高原)

          「那須は高原でしょう!」と言うほど、高原の代名詞ともいえるところです。那須連山の麓にある「那須フラワーワールド」からは、花を前景に広々とした高原の風景を見ることができます。 那須高原の辺りは、広々とした印象です。広大な風景と展望を望むのであれば、那須高原ですね。観光客を意識したお店がたくさんありますが、私は比較的静かな高原を楽しんでいます。

          高原のある風景(那須高原)

          せせらぎの風景(尚仁沢)

          「せせらぎ」とは、浅瀬に水が流れているところですが、大きな川と違って、繊細な流れや趣きを表現するのに適しています。また、せせらぎは音のする流れであり、写真を撮るときは、音が聞こえるような流れの画面構成をするように心がけています。 ここは、栃木県・塩谷町にある尚仁沢(しょうじんざわ)湧水です。高原山群の山麓にあるせせらぎです。 撮影ポイントは、駐車場から歩いて約30分ほどのところにあります。 比較的広い範囲をパノラマで表現してみました(上の写真) 写真的に、シャッタースピ

          せせらぎの風景(尚仁沢)

          新緑の景色・高原のある風景(美坂高原)

          新芽が吹き出すこの季節、黄緑色だけではなく、様々な色の新芽が出てきます。柔らかな色彩豊かな季節でもあります。 ここは、福島県只見川沿いの高原「美坂高原」です。春は訪れる人も比較的少なく、目の保養になりますね。 車で登っていく途中に「カタクリ(片栗)」の花がたくさんありました。 高原は広々としていて、夏本番を待っているようでしたが、この季節、そこへ行くまでの道路際が綺麗でした。

          新緑の景色・高原のある風景(美坂高原)

          新緑の景色・誰でも行ける展望地めぐり(御亭山)

          天候が回復した翌日、目が覚めるような新緑と青空のもと、栃木県・大田原市にある御亭山(こてやさん)緑地公園に行ってきました。山頂(512m)は車を降りて、歩いてちょっと。撮影ポイントも車道を歩いてちょっと。誰でも行ける展望地で、茨城県の筑波山も望めます。冬の晴れた日は「富士山」も見ることができる展望地です。 今まで何度か訪れている御亭山。今回が一番輝いていました。トップライトに輝いていた新緑と桜が山肌を彩っていました。 今回見えていたのは、筑波山、日光の男体山、女峰山、黒滝三

          新緑の景色・誰でも行ける展望地めぐり(御亭山)

          線路のある風景(わたらせ渓谷鉄道)

          私は「撮り鉄」ではありませんが、電車や列車を写すためではなく、「ここをガタゴトしながら通っているだろうなあ…」という想いで撮ります。 ここ「わたらせ渓谷鉄道」はそんな「想いの風景」を撮ることができるところです。たぶん、線路沿いを探せば趣《おもむき》のある風景がたくさんあるでしょうが、ふと立ち寄ったところが、神戸(ごうど)駅周辺です。 渓谷と趣のある風景を走る姿は、長閑《のどか》で落ち着くに違いありません。 畑があり、渓谷があり、山があり、樹々がある。そこは自然だけではなく

          線路のある風景(わたらせ渓谷鉄道)

          旅の思い出(佐渡)

          GW(ゴールデンウィーク)に佐渡島に行きました。もう11年前のことです。一度は行ってみたいところでした。 フェリーに乗って、両津港へ。「海は広いなー」「この海は深いような気がする」と思いました。イルカが船と一緒に泳いでいます。 2泊3日の旅で、同じ宿に2泊しました。 もう記憶は薄いのですが、島をほぼ一周したのと、金北山見ながらトンデン線(県道81号線)を走ったこと。トキセンターに行ったこと、味噌蔵に行ったことぐらいしか覚えていません。 トンデン線を走っていくと、峠付近で雪に

          旅の思い出(佐渡)