『COMOREBI』

初老を迎えました。年寄りの下っ端。老いるのを楽むためにどのように味わっていくのか、その…

『COMOREBI』

初老を迎えました。年寄りの下っ端。老いるのを楽むためにどのように味わっていくのか、その記録。 『BOKETTOを味わう』実験室 http://suttontonplus.com

マガジン

  • 個人的な収納箱

    忘れっぽい自分用の収納箱として

  • 湖のほとりにある書庫

    読書記録を納めるそんな場所です

  • 足のしらべ

    官足法や千島学説について記録。 また、足への疑問や発見など好奇心の赴くままに書いています。

  • 日常のあれこれ

    その月ごとの雑多な記録。

  • 今日の山田君

    取り留めのない思いをつづる。

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手の倫理/他者と生きる/占星学

他者の書いた文章なのに、自分の核になってる部分がむき出しになったように感じ、ぐわんぐわんと揺れている。 手の倫理 第3章 信頼 GPSに見守られた学生 安心と信頼は違う リスクが人を生き生きさせる ハンバーグが餃子に 「ふれられる」とは主導権を手渡すこと 第5章 共鳴 足がすくむ 第4章 コミュニケーション 【個人的なメモ】 ・「さわる」は伝達、「ふれる」は生成 ・伝達モードは「安全」と相性がいいが、それでは「信頼」は育まれない ・「その場で生み出してい

    • 染織家、コマと鼻の奥、視覚の奥行き、薔薇と野獣、⁑胸椎⁑(メモ帳)

      雑記。 胸椎1番…コマの持ち手の部分のような感覚で 「鼻の奥を閉める」‥… 下に空気が落ちていくように抜けていくのがおもしろかった! 過呼吸になっている人に会うタイミングがあったら、「呼吸が楽になるから"う"の口してみて」って伝えて試してもらって結果を知りたいけれど、信頼関係築けていないとおこられが発生しそうだよなぁ。 "う"の口を自分でやってみるとわかるけど、息を吐きやすいけど吸いずらいから過呼吸のときによさそうなんだよなぁ。 紙袋を使うとおおごとに見えちゃうし、"う

      • 桜色とももいろぞうさん

        さくら色嵐のような天気の翌日、快晴ではあるけれど少しひんやりとした空気をまとっている日。 犬の散歩をしていると桜の木が薄ピンク色の花に彩られていた。 彩られているというより"包まれていた"に近いかもしれない。 桜の花びらってなぜか気持ちが和らぐ。 その感覚が他の花と違うものだったので、なんでだろうなぁと不思議に感じていた。 ふと、あることを思い出した。 シュタイナー系の幼稚園では先生のエプロンや窓をおおっている布も淡いピンク色、さくら色だったなぁと。 母(生み出すもの)と

        • 占星学

          個人的な学習用として。 自分の中のさまざまな性質を統合するための実践練習の一部であり、潰れないように潰さないように合わせていく練習でもある。 ふわっと手をあわせる。 【メモ】 土星・・・天秤座では、暗黒への恐怖と激しい感情にまきこまれること、破壊力への恐怖を刺激する。(P166) →妹に投影 ♦︎思いつき 食事のときの所作を変えてみたらどうなるだろう?   →感情と欲望を抜いて所作に集中して食べてみるとどうなるか。 ♦︎気をつけること 行うことばかりに気をとられない

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        記事

          武田双雲さんからの松浦航大さんからの成田悠輔さん

          好奇心の芋掘りをしました。 おもしろかった!! 右側の方は最初表情がかたく、緊張感が伝わってくるほどだったけれど、だんだんとほころんできて表情が生き生きしていく様もおもしろかった。 右の方はゆるみはじめたら最後までゆるみが持続しているけれど、一見気さくそうな左の方は一瞬その瞬間はゆるむけれど、またもとに戻りゆるみきれない感じがした。 でも後編の最後は自然体のめちゃくちゃいい笑顔が出てました♪ 早雲さんといとこが重なったのだけれど、それはなぜかなぁと考えてみた。 変なよ

          武田双雲さんからの松浦航大さんからの成田悠輔さん

          本と感情と体と

          土木のおっちゃん タバコが吸える昔ながらのガソリンスタンドの待合室で居合わせたおっちゃんと世間話をしていた。 電子タバコを吸っていたそのおっちゃんは配慮のためか、私がタバコを吸うか嫌ではないか、と尋ねた。 家族に電子タバコを吸う者も昔ながらのタバコを吸う者もいるので大丈夫ですよ、と私はこたえた。 土木の仕事をしているそのおっちゃんは、昔ながらのタバコのにおいが嫌でたまらないという。 当時はタバコを吸わない事務員さんが煙とともに事務所の中にいたけれど全く気にならな

          本と感情と体と

          煌めき

          とある日の記憶。 数ヶ月ぶりに訪れた美容室で、ある本のタイトルと佇まいが気になった。 入り口すぐそばの窓に立てかけてあって、日に焼けてくすんだ表紙のその本は、煌びやかな側面を持ち合わせていた。 本の内容がおもしろくて自分でも購入した。 私の持っているこの本は、あの佇まいは持ち合わせてはいない。 真新しくてまだ初々しさが放たれている。 美容師さんは町の小さな本屋さんで見つけたらしい。 待ち時間にパラパラと読んでいたら、「トウモロコシ」のページに釘づけになった。 美容

          手 〜触れる*委ねる〜

          手について この絵の手を見て、優しい手とは「何かを動かそうと手」ではなくて、「そっと添えるような、ふわっと沿うような手」なんだなと思った。 優しさとは体温が伝わること すぐそばに居る 包まれている(包まれていた) と実感できること なのかもしれない。 手にまつわる雑記 子どもが冬休みの宿題で余らせた半紙をラッピング用紙の代わりに使ってみた。 任期2年の役がもうすぐ終わるので一緒に役をやった人たちへ、その記念に。 同じイラストの雑貨小物をデザイン違いで。 当初そ

          手 〜触れる*委ねる〜

          効果的でおもしろかったこと

          一度忘れ去るための備忘録。 ◾️胸元にはぴょん吉を 胸郭のストレッチをするよりも、「ぴょん吉が居る」と思って過ごした方が何千倍も効果があっておもしろかった。 猫背気味になっているときに「胸元にはぴょん吉がいる」と思い出すだけで、胸郭が広がり、肩甲骨が後退して肩が下がりゆったりとした体勢になる。 最近、力仕事が多いのでそのときにも「ぴょん吉と居る」ようにしている。 10リットル強のバケツをそれぞれ両手に持ち歩いているとき比べてみたら背骨を意識していたときよりも、負荷を感じに

          効果的でおもしろかったこと

          畢竟 〜とある関係のある言葉〜

          繋がりと連なり。 《個人的なメモ》 畢竟おもしろかった!!! これからが楽しみになる言葉も見つかった。 上記のnoteを読んでいてはじめて目にする言葉があった。 妙に気になったので探してみることにした。 畢竟依 親鸞とつながって、なんとも言えない記憶に残る文章に出会った。 天文図館https://tenmonzukan.com/mind メイドインアビス 精神と自然I イントロダクション  II 誰もが学校で習うこと  ●その11ーーー生物界に単調な

          畢竟 〜とある関係のある言葉〜

          新年

          今年もさまざまなことがあると思いますが、目の前のことに集中し、淡々と、どんな状況であろうと「やることはやった!もう悔いなし!」と思えるように日々を過ごしていきたいと思います。 身内に悲しみごとがあったとき、義父が無邪気な孫たちの姿を見て、その子らの存在を救いだと言っていたことを思い出します。 社会の雰囲気にのみこまれずに、目の前のこと、その瞬間を味わっていれば、一時は滞ることがあったとしても、いずれ解けて流れていくのではないかと思うのです。 以下雑記。 年末と年始に負

          アラン 幸福論

          2023年12月 三省堂書店神保町本店にて 村井章子さん訳の幸福論に出会った。 幸福論 アラン 著 村井章子 訳 訳者あとがき 77 友情 (1907.12.27) 86 健康を保つ技術 (1921.9.28) アラン 幸福論  神谷幹夫 訳 30 絶望しないこと 63 雨の中で 67 汝 自 ら を 知 れ 受け取り手が祈りとして受け取るのか、呪いとして受け取るのか、それとも流れ去るのか、それはわたしにはわからない。 自分の言葉でない自分のもとをは

          アラン 幸福論

          「踏み込む」と「立つ」

          日常的に車を運転するのだけれど、あるときアクセルを踏み込んだときの自分の身体の状態に、ふと「なぜだろう?」と思った。 アクセルを「踏む」 アクセルを「踏み込む」 どちらの表現も使われていると思うが、私は後者。「踏み込んで」いる。 合気道でいえば技をかけるのではなく、正しい身体の動きの結果が技がかかるという状態であるということを考えると、足だけで踏み込んでいるのは違うのだろう。 実際踏み込んでいる私は、右脚に力が入り両膝が内側に入り股関節も窮屈そうだ。 たぶん身体も前に

          「踏み込む」と「立つ」

          あちらこちらにせんせいが

          先日、夫から注意を受けたこと。 (※仕事内容にふれるのであえて抽象的に書いています) 「注意の向け方、気にする部分がおかしい」と指摘を受けた。 理解ができなったので説明を求めたら、すぐに変化してしまう部分を目印にしていることがおかしいとのことだった。 探したいときにはすぐには変わらないものを目印とすることや、そもそもまずは小さな部分に囚われず全体を捉えるようにと言われた。 そこで、いつもと違う挙動がある部分を見つけたら注意深く観察するという流れで、ということだった。 今

          あちらこちらにせんせいが

          朝 仕事をしていると業者さんがトラックで通りすぎていった わたしが表情をゆるめて頭を下げると 向こうは眩しい笑顔をしていた ルパン3世みたいだと思った その笑顔で朝の寒さの中でも気持ちがゆるんだ 時計を見ると7:30だった 改めてその笑顔のすごさを感じた まるで朝日のようだった

          朝 仕事をしていると業者さんがトラックで通りすぎていった わたしが表情をゆるめて頭を下げると 向こうは眩しい笑顔をしていた ルパン3世みたいだと思った その笑顔で朝の寒さの中でも気持ちがゆるんだ 時計を見ると7:30だった 改めてその笑顔のすごさを感じた まるで朝日のようだった

          占星学 ②

          8月に書いてそのままになっていたもの。 まだ途中であるし、今は気持ちがちがうところに行ってしまっているので整った形にできそうにないけれど、今年のうにち投稿しときたい内容だな…と思ったので不完全なまま投稿します。 この本を読んでいると、「人と共に居たいなら、普段から見て見ぬふりをしている自分の暗い部分から目をそらすのをやめて見つめなさい」「日常的に他者に投影しているということを知りなさい」そんなメッセージがやってきて、それは自分の中にズシャッとやってくるため衝撃を受ける。

          占星学 ②