『COMOREBI』

初老を迎えました。年寄りの下っ端。老いるのを楽むためにどのように味わっていくのか、その…

『COMOREBI』

初老を迎えました。年寄りの下っ端。老いるのを楽むためにどのように味わっていくのか、その記録。 『BOKETTOを味わう』実験室 http://suttontonplus.com

マガジン

  • 個人的な収納箱

    忘れっぽい自分用の収納箱として

  • 湖のほとりにある書庫

    読書記録を納めるそんな場所です

  • 足のしらべ

    官足法や千島学説について記録。 また、足への疑問や発見など好奇心の赴くままに書いています。

  • 日常のあれこれ

    その月ごとの雑多な記録。

  • 今日の山田君

    取り留めのない思いをつづる。

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手の倫理/他者と生きる/占星学

他者の書いた文章なのに、自分の核になってる部分がむき出しになったように感じ、ぐわんぐわんと揺れている。 手の倫理 第3章 信頼 GPSに見守られた学生 安心と信頼は違う リスクが人を生き生きさせる ハンバーグが餃子に 「ふれられる」とは主導権を手渡すこと 第5章 共鳴 足がすくむ 第4章 コミュニケーション 【個人的なメモ】 ・「さわる」は伝達、「ふれる」は生成 ・伝達モードは「安全」と相性がいいが、それでは「信頼」は育まれない ・「その場で生み出してい

    • 手 〜触れる*委ねる〜

      手について この絵の手を見て、優しい手とは「何かを動かそうと手」ではなくて、「そっと添えるような、ふわっと沿うような手」なんだなと思った。 優しさとは体温が伝わること すぐそばに居る 包まれている(包まれていた) と実感できること なのかもしれない。 手にまつわる雑記 子どもが冬休みの宿題で余らせた半紙をラッピング用紙の代わりに使ってみた。 任期2年の役がもうすぐ終わるので一緒に役をやった人たちへ、その記念に。 同じイラストの雑貨小物をデザイン違いで。 当初そ

      • 効果的でおもしろかったこと

        一度忘れ去るための備忘録。 ◾️胸元にはぴょん吉を 胸郭のストレッチをするよりも、「ぴょん吉が居る」と思って過ごした方が何千倍も効果があっておもしろかった。 猫背気味になっているときに「胸元にはぴょん吉がいる」と思い出すだけで、胸郭が広がり、肩甲骨が後退して肩が下がりゆったりとした体勢になる。 最近、力仕事が多いのでそのときにも「ぴょん吉と居る」ようにしている。 10リットル強のバケツをそれぞれ両手に持ち歩いているとき比べてみたら背骨を意識していたときよりも、負荷を感じに

        • 畢竟 〜とある関係のある言葉〜

          繋がりと連なり。 《個人的なメモ》 畢竟おもしろかった!!! これからが楽しみになる言葉も見つかった。 上記のnoteを読んでいてはじめて目にする言葉があった。 妙に気になったので探してみることにした。 畢竟依 親鸞とつながって、なんとも言えない記憶に残る文章に出会った。 天文図館https://tenmonzukan.com/mind メイドインアビス 精神と自然I  イントロダクション  II  誰もが学校で習うこと  ●その11ーーー生物界に単調な

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          新年

          今年もさまざまなことがあると思いますが、目の前のことに集中し、淡々と、どんな状況であろうと「やることはやった!もう悔いなし!」と思えるように日々を過ごしていきたいと思います。 身内に悲しみごとがあったとき、義父が無邪気な孫たちの姿を見て、その子らの存在を救いだと言っていたことを思い出します。 社会の雰囲気にのみこまれずに、目の前のこと、その瞬間を味わっていれば、一時は滞ることがあったとしても、いずれ解けて流れていくのではないかと思うのです。 以下雑記。 年末と年始に負

          アラン 幸福論

          2023年12月 三省堂書店神保町本店にて 村井章子さん訳の幸福論に出会った。 幸福論 アラン 著 村井章子 訳 訳者あとがき 77 友情 (1907.12.27) 86 健康を保つ技術 (1921.9.28) アラン 幸福論  神谷幹夫 訳 30 絶望しないこと 63 雨の中で 67    汝 自 ら を 知 れ 受け取り手が祈りとして受け取るのか、呪いとして受け取るのか、それとも流れ去るのか、それはわたしにはわからない。 自分の言葉でない自分のもとをは

          アラン 幸福論

          「踏み込む」と「立つ」

          日常的に車を運転するのだけれど、あるときアクセルを踏み込んだときの自分の身体の状態に、ふと「なぜだろう?」と思った。 アクセルを「踏む」 アクセルを「踏み込む」 どちらの表現も使われていると思うが、私は後者。「踏み込んで」いる。 合気道でいえば技をかけるのではなく、正しい身体の動きの結果が技がかかるという状態であるということを考えると、足だけで踏み込んでいるのは違うのだろう。 実際踏み込んでいる私は、右脚に力が入り両膝が内側に入り股関節も窮屈そうだ。 たぶん身体も前に

          「踏み込む」と「立つ」

          あちらこちらにせんせいが

          先日、夫から注意を受けたこと。 (※仕事内容にふれるのであえて抽象的に書いています) 「注意の向け方、気にする部分がおかしい」と指摘を受けた。 理解ができなったので説明を求めたら、すぐに変化してしまう部分を目印にしていることがおかしいとのことだった。 探したいときにはすぐには変わらないものを目印とすることや、そもそもまずは小さな部分に囚われず全体を捉えるようにと言われた。 そこで、いつもと違う挙動がある部分を見つけたら注意深く観察するという流れで、ということだった。 今

          あちらこちらにせんせいが

          朝 仕事をしていると業者さんがトラックで通りすぎていった わたしが表情をゆるめて頭を下げると 向こうは眩しい笑顔をしていた ルパン3世みたいだと思った その笑顔で朝の寒さの中でも気持ちがゆるんだ 時計を見ると7:30だった 改めてその笑顔のすごさを感じた まるで朝日のようだった

          朝 仕事をしていると業者さんがトラックで通りすぎていった わたしが表情をゆるめて頭を下げると 向こうは眩しい笑顔をしていた ルパン3世みたいだと思った その笑顔で朝の寒さの中でも気持ちがゆるんだ 時計を見ると7:30だった 改めてその笑顔のすごさを感じた まるで朝日のようだった

          占星学 ②

          8月に書いてそのままになっていたもの。 まだ途中であるし、今は気持ちがちがうところに行ってしまっているので整った形にできそうにないけれど、今年のうにち投稿しときたい内容だな…と思ったので不完全なまま投稿します。 この本を読んでいると、「人と共に居たいなら、普段から見て見ぬふりをしている自分の暗い部分から目をそらすのをやめて見つめなさい」「日常的に他者に投影しているということを知りなさい」そんなメッセージがやってきて、それは自分の中にズシャッとやってくるため衝撃を受ける。

          占星学 ②

          動かすのをやめた「モノ」を動かすって大変だ

          いろんな意味でそうだよなぁ、と最近よく思う。 小さな子は身体も思考も柔軟で、柔軟すぎるがゆえに危うさもあるのだけれど、大人になり、自身が老いていく道の上を歩いていてと思うのは、動かさない部分が増えていくなぁってこと。 身体でいえば気づかないうちに固めて使うようになっている。 考え方も慣れたものばかり使い固定化してしまう。 知らず知らずのうちに使いやすい部分ばかり使うようになって、使わない部分があることに気づかなくなる。 それらがうんともすんとも動かなくなってそれによっ

          動かすのをやめた「モノ」を動かすって大変だ

          刮痧

          刮痧の施術を受けたのでその記録。 5年以上ぶりに手帳を買ったので、ここに記録することにした。 来年を今からスタートさせるみたいでおもしろい。 比較的痛みには強い方だし、官足法で痛さにも慣れているのだけれど、刮痧の痛みは別の種類の痛さだった。 頂上の見えない山登りも、終わりの見えない痛みも同じだなと思った。 気持ちが折れそうになる。 施術を受けた日はその部分が腫れていて触れるのも寝るのにも痛かったし、翌日も背中の肉が膨張している感じがして動くのにも違和感があった。 けれ

          足っておもしろい!

          足もみが日常に溶け込んできているのであまり書きたいことがなかったが、たまには官足法のことでも。 月に一度、足もみ教室と講座に参加している。 足もみしている人の足はもみやすくって楽しい。 自分でケアしている人の足は中まで入っていきやすくって、その人の状態が感じられて楽しい。 自分で自分の身体を触れる時間を待つだけで、身体は自分自身に開いてくれるように思う。 頑なさが解けていく。 足の骨って不思議だなと思う。 こんなに細かなパーツに分かれているのに、気づけばひとつの岩のよ

          足っておもしろい!

          友人→AuDee→木村多江→北阪昌人→三省堂書店→さぼうる

          9月の流れ、12月へ向けて。

          友人→AuDee→木村多江→北阪昌人→三省堂書店→さぼうる

          気が合うよりも...

          先日のnoteにも書いた台風みたいな子、学生時代からの古い友だちが4、5年ぶりに急に帰省した。 さっそく、出だしから「さすがだわ〜」と思った。 前日の夜、隣の駅から電車で行くようなことを言っていたので、駅で待ち合わせることにしていた。 ざっくりとした時間と場所だったけれど、なんとなくそれっぽい場所あたりに、そろそろかな?という時間に到着した。 すると友だちからLINEが入っていて、「駐車場から歩っていて今となりのお店にいる」という全く想像のつかない内容が送られてきてい

          気が合うよりも...

          7、8月の日常のあれこれ

          🔹黒いバッタと虫博士 夏休み中に陸上練習のため学校に行く日が何度かあった。 バス停までの道のりを子どもらと歩いていると、黒いバッタを発見した。 すぐに次男が捕まえて、同じクラスの虫博士にあげるんだと言ってそのままバスに乗っていった。 帰ってきてから「バッタ渡せたの?」と尋ねたら、いつも持ち歩いている虫かごに入れてたとのこと。 虫博士は他の子からはピンク色のバッタももらったそうで、それは水筒カバーに入れていたって。 🔹真夏と血液 家族で海水浴へ。 その日は生理で出血量の

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