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【人事視点の就職活動】就活後半は運とタイミング


こんにちは。

ごうさんです。



一般的には25年卒の就職活動も後半戦に入ってきました。



・もう就職先を決めて活動を終えた人

・最後決める段階の人

・もう少し企業を探している人

・まだ内定が無く活動を続けている人

・遅れて始めたばかりの人



この時期はいろんな方がいると思います。


その中でも、今回は採用担当の視点から就活後半戦に必要なマインドについて書こうと思います。



結論から先に言うと、

後半戦になると優秀な人でも運に左右されてしまうということです。

つまり、後半戦こそ切り替えが大切になります。



なぜなら、採用目標に達して採用活動を終える企業、そして不足が出たから採用活動を再開する企業が出てくるからです。



企業側は、採用目標に達すると採用活動を終了します。

ただし、それがいつなのかは分かりません。

内定を出しても辞退されることもあります。

それを踏まえ、目標人数より多く内定を出しますし、内定を出しても説明会や選考を継続します。


そのため、内定を承諾して入社を決めてくれた学生が目標人数に達したタイミングになっても、その瞬間には他の内定者がいるかもしれませんし、選考中の学生もいるかもしれないということになります。


ただし、いくら目標に達したからといってその瞬間に全ての活動を打ち切るわけではありません。

例えば、その翌日に一次面接の予定が決まっていれば、その面接は実施されるでしょう。

(企業によっては打ち切っているかもしれません)


そうなると、企業にとってその面接はいわゆる“消化試合”に近いもの。

もしあなたが合格ラインより少し上だったとしても面接に通らない可能性があります。

(非常に優秀だった場合はこの限りではありません。)


また、同じ理由で採用目標にほぼ近くなっている場合も合格のボーダーが高くなりがちです。


学生側が効率良く就職活動を進めたいと思っているように、企業側も少しでも無駄なく採用活動を進めたいと思っています。

採用活動終了がほぼ見えてきてるのに、学生をたくさん次のステップに上げてしまうと、その直後に目標達成した時の工数が増えてしまいます。(消化試合の面接が増える)



このように、後半戦は本来であれば面接合格するレベルの学生が合格にならないことが起こり得るのが就活の後半戦です。





その一方で、採用活動を再開する企業も出てきます。


内定を出したけど、承諾者が少なく目標に達しなかったために再び広報をかけるパターンですね。


こういうパターンだと、本選考中だと合格できなかった企業でも内定を得られるかもしれません。

あなた自身、その企業が本選考をしてきた時期よりも成長しているからです。
(自己分析がしっかりしてる、やりたいことが明確になっている、面接での立ち振舞いがしっかりしている、など)


あなたの軸に合っている企業が再募集をかけていたら非常にチャンスです。
もちろん枠が少ないので倍率は高くなりますが。




就活の後半戦は、前半以上に企業に出会うタイミングに左右されることがあります。


そのため、自己分析や面接の振り返りは必要ですが、結果が良くなかったとしても切り替えが大切です。


必要以上に落ち込まず、前向きに活動していきましょう!






今回はここまでです。


最近は、毎週日曜に現役採用担当者として就職活動やキャリアに関する記事を書いてます。

採用担当兼キャリアコンサルタントとしては発信してますので、気になった方はぜひ他の記事もご覧ください。



ここまでお読みいただきありがとうございました!


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