「作者が二人いる!」~文芸サークル「ペントパン」の話
ペントパンというサークル名で文学フリマに出始めてもうすぐ3年目。
文学フリマはこれまで東京が2回、京都が2回です。
一番最初が2022年の文学フリマ東京(5月のほう)なので、文学フリマ東京38で3年目突入です。
今年は文学フリマ岩手に初出展する予定なので、今からわくわくです!
※2024年5月22日 更新
◆作者が二人います
お客さんからすると、ぶっちゃけどーでもいいことだと思いますが、サークル「ペントパン」には作者が二人います。
おたがい作風がまったく違うため、相手の作品で「この人が作者かな?」と思われるとなんだかむず痒い、そんな私たちです。
事の発端は、ナカノヒトリが「文学フリマに出たいなぁ」と思ったことから。
ナカノヒトリがどーなっつさんを売り子として誘い、どうせ行くなら本も出そうぜと誘って今に至ります。
◆ナカノヒトリ のこと
試行錯誤してみたけど、純文学しか書けないひと。
切実でいっぱいいっぱいな感覚を作品に注ぎ込む。
書いたり、ひとりで旅に出たりする。女性。
■2024年の新刊
「綿毛の家族」連作短編集 2024年/600円
がっつりつながるタイプの連作なので、順番に読んでいくのがおすすめです。
1月に出したばかりですが、ありがたいことに在庫少数なので今度増刷します。わーいわーい!
「犬はかわいい」短編 2024年/400円
2024年の新刊2冊目。
新潮社の「女による女のためのRー18文学賞」一次選考通過の短編です。
架空の犬をかわいがる大学生のお話。
Rー18文学賞だけど全年齢。親子で読んでも大丈夫です!
■現在入手可能な既刊(2024年5月時点)
「なんとなくでも、なんとか生きてるわたしたち」短編集、2020年/200円(通販価格250円)
名刺代わりの一冊かもしれない。
ぼちぼちなくなりそうだけど、増刷の予定は今のところなしです。
BOOTHのみ入手可。
「僕らはみんな冷えている。」中編、2019年/300円(通販価格350円)
残りわずか。
「冷えた関係に疲れた人たちが冷蔵庫に引きこもる」という、ちょっぴり不思議な設定。
通販はBOOTHのみのお取り扱いです。
◆いのうえ どーなっつ さとし のこと
コメディ純文学のひと。
うっかり笑いがもれちゃう「失笑小説」を書いてます。
筋トレとオーケストラ(聴くのも楽器演奏も)が趣味。男性。
■2024年の新刊
「ドーナッツが食べたい短編集」短編集 2024年/300円(通販価格350円)
笛を吹けばヘビが踊るし、喫茶店にはおじさんだらけ。
安定のバカバカしさ、だけどちょっとエモくもある。
■現在入手可能な既刊(2024年5月時点)
「ドーナッツの無い短編集」短編集、2022年/300円(通販価格350円)
作者が何かに目覚めてしまった短編集。
ラスト一冊です。
「Donuts,Donuts,Donuts.」短編集、2020年/200円(通販価格250円)
全編ちゃんとドーナッツが出てくる短編集。
「ドーナッツ~短編集」のシリーズはそんなに多く刷っていないため、既刊はそろそろ終売かも。
ドーナッツ本は在庫の動きが不規則で読めないから、もしかすると来年もあるかもしれないけど・・・。
気になったらチェックしてみてくださいな。
◆今後の出展予定と記録
■2024年
●5/26@文学イベント東京(朝霞市 CHIENOWA BASE)※委託
●6/2@文学イベント東京(蔵前 透明書店)※委託
ナカノヒトリの新刊『綿毛の家族』『犬はかわいい』を委託予定です。
●6/16@文学フリマ岩手
ナカノのぼっち参加。本はナカノ&どーなっつで両方並べます。
●7/6~7/7@みん好き!(エアブーさんでのオンラインイベント)
はじめてのオンラインイベント!どきどき。
恋愛小説を書き下ろしたいな~と考え中です。
【終了】
●5/19@文学フリマ東京 ※入場料1,000円
ナカノヒトリ&いのうえどーなっつさとしの二人体制で参加。
●1/14 文学フリマ京都
※どーなっつは委託参加
●1/20 ふらっとぺらっとpage3@福岡 ※イベント終了
※委託(綿毛の家族、ドーナッツも出てくる短編集)
基本的に東京近郊以外はナカノのぼっち参加になります。
6月以降、一年くらい現地イベント参加が難しいので、しばらく通販がメインになる予定です。
委託イベントやオンラインは、タイミングと在庫が合えば・・・!
どこかで見かけたときは、どうぞよろしくお願いします~。
ナカノヒトリ
こんなところまで見てくださり、ありがとうございます。サポートは印刷費とイベント活動費として活用させていただいています。