ユキカゼ(深水千翔)

鉄道とか飛行機とか船の写真を撮っているフリーランスライターです。深水千翔という名前で乗…

ユキカゼ(深水千翔)

鉄道とか飛行機とか船の写真を撮っているフリーランスライターです。深水千翔という名前で乗りものニュースなどに書いています。よろしくお願いします。 サイトリンク:https://potofu.me/navy-ichiho

マガジン

記事一覧

【プラモデル制作記】日本海軍局地戦闘機「雷電」

 今回のプラモデルは新たに作ったものではなく、以前に組み立てたキットをリペイントしたものになります。  キットはハセガワの1/72「雷電」。引っ越したばっかりで作業…

「ロイヤルウイング」の最終航から1年

 2023年5月14日、横浜港で運航を行っていたレストラン船「ロイヤルウイング」が営業を終えました。旧関西汽船の「くれない丸」時代から63年間にわたって親しまれた客船は…

D850をオーバーホールに出したお話

 この趣味と仕事で必要なもの。それはカメラです。  僕はNikon D850を愛用しているのですが、最後にメンテナンスしたのは2019年ごろ。今後もD850を使い続けるとなると、…

新燃料船にまみれた4月

 皆さんいかがお過ごしでしょうか。こちらは怒涛の4月が終わり、ようやく写真の整理に入ることができました。  さて、4月はいろんな船を見ることになりましたが、とにか…

商船三井がポーランド向けFSRUの用船契約を締結

 商船三井は2024年4月25日、ポーランド国営ガスパイプライン会社GAZ-SYSTEM(ガス システム)と新造FSRU1隻の長期用船契約を締結したと発表しました。同船はポーランドに…

たぬきと桜、これぞ日本

(メモ)ボルティモアのフランシス・スコット・キー・ブリッジにコンテナ船が衝突

 3月26日にボルティモアのフランシス・スコット・キー・ブリッジにコンテナ船が衝突し、橋が崩落した事故についてのメモ。 ・船名:Dali ・船籍:シンガポール ・建造ヤ…

JALがエアバスA321neoを導入する

 日本航空(JAL)は3月21日、同社初となるエアバスA321neoを2028年から導入すると発表しました。国内線に就航しているボーイング767-300ERの更新機材で、導入機数は11機。…

【プラモデル制作記】1/700戦艦「三笠」

 ようやく戦艦「三笠」が完成しました。   日本海海戦における連合艦隊旗艦であり日露戦争における勝利のシンボル、そして現代に姿を残す大日本帝国海軍最後の戦艦。東…

【プラモデル制作記】タミヤ1/48「シュッツェンパンツァー」

 さくっと組み立てるプラモデルとして作っていたタミヤ1/48「シュッツェンパンツァー」が完成しました。  今回のコンセプトはコウテイペンギンです。私が大好きな動物で…

旅に出たくなる小説はいろいろあるけど、「シャーロック・ホームズの凱旋」はそんな1冊かもしれない。京都とロンドンに行きたくなったもん。

【プラモデル制作記】出撃!!空中戦艦!!

こつこつと作っていた異形のプラモデルが完成しました。  その名も「空中戦艦」と「飛行戦艦母艦」。いろんなキットを組み合わせたミキシングビルドというやつです。  …

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東京→玉野行で撮った列車たち(2024年2月21日)

現代重工業グループの社名がHD現代に変更されているというメモ

 現代重工業ホールディングスの名称が2022年12月末に「HD現代」へ変わり、傘下の造船各社の名称も微妙に変わりました。韓国造船海洋はHD韓国造船海洋、現代重工業はHD現代…

プラモのネタ探しに見つけた複葉機「Avia Ba-122」

 ある場所でプラモデルを展示することになり、そのための題材作りに悩んでいた時、ある複葉機を見つけた。  機種名は「Avia Ba-122」。かつてチェコスロヴァキアの航空…

映画「すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ」を観てきた話

 今日、映画「すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ」を観てきました。これは全ての消えた企業へ、全ての消えた工場へ、全ての消えたブランドへ、そして、その製品や…

【プラモデル制作記】日本海軍局地戦闘機「雷電」

【プラモデル制作記】日本海軍局地戦闘機「雷電」

 今回のプラモデルは新たに作ったものではなく、以前に組み立てたキットをリペイントしたものになります。

 キットはハセガワの1/72「雷電」。引っ越したばっかりで作業スペースが無かったため、何も塗らずそのまんま組み立ててデカールだけを貼っていました。
 これを何とかかっこよく出来ないものかと思い、デカールを全て剥がした上で、水性ホビーカラー中心の筆塗り銀塗装に挑戦することにしたのです。
 ちなみに

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「ロイヤルウイング」の最終航から1年

「ロイヤルウイング」の最終航から1年

 2023年5月14日、横浜港で運航を行っていたレストラン船「ロイヤルウイング」が営業を終えました。旧関西汽船の「くれない丸」時代から63年間にわたって親しまれた客船は、涙雨と共に横浜港をいつもより長く航行し、別れを惜しむ多くの人を乗せて大さん橋へと戻ってきました。

 「ロイヤルウイング」が営業航海を終えてから1年。客船の寄港回数が日本一となった横浜港には、多くの外航クルーズ船が入港し港を賑わせ

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D850をオーバーホールに出したお話

D850をオーバーホールに出したお話

 この趣味と仕事で必要なもの。それはカメラです。
 僕はNikon D850を愛用しているのですが、最後にメンテナンスしたのは2019年ごろ。今後もD850を使い続けるとなると、万全の状態にしておきたいと思い、新宿のニコンプラザ東京にある東京サービスセンターに持ち込みました。

 結果は「オーバーホール推奨」。もちろんそんな予感はしていました。だいぶガタが来ていましたから。そんなわけで、オーバーホ

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新燃料船にまみれた4月

新燃料船にまみれた4月

 皆さんいかがお過ごしでしょうか。こちらは怒涛の4月が終わり、ようやく写真の整理に入ることができました。

 さて、4月はいろんな船を見ることになりましたが、とにかく新燃料船に縁があった月でした。水素燃料電池船「HANARIA」を筆頭にメタノール燃料コンテナ船「Astrid Maersk」とかLNG燃料フェリー「さんふらわあ かむい」とか多種多様。そういやSea JAPANの取材はアンモニア燃料船

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商船三井がポーランド向けFSRUの用船契約を締結

 商船三井は2024年4月25日、ポーランド国営ガスパイプライン会社GAZ-SYSTEM(ガス システム)と新造FSRU1隻の長期用船契約を締結したと発表しました。同船はポーランドにとって初めてのFSRUで、2027年竣工を目指し韓国造船大手のHD現代重工業で建造されます。

 新造FSRUはは商船三井が船舶管理を担う予定です。このプロジェクトは、ポーランドのグダンスク港から沖合3 km程度の場所

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(メモ)ボルティモアのフランシス・スコット・キー・ブリッジにコンテナ船が衝突

 3月26日にボルティモアのフランシス・スコット・キー・ブリッジにコンテナ船が衝突し、橋が崩落した事故についてのメモ。

・船名:Dali
・船籍:シンガポール
・建造ヤード:現代重工業(2015年建造)
・船主:グレース・オーシャン
・船舶管理、運航:シナジー・マリン
・用船社:マースク
・航路:米国東海岸―東アジア間。Daliはボルティモアからコロンボへ行く予定
・積載量:9962TEU

JALがエアバスA321neoを導入する

 日本航空(JAL)は3月21日、同社初となるエアバスA321neoを2028年から導入すると発表しました。国内線に就航しているボーイング767-300ERの更新機材で、導入機数は11機。羽田発着路線を中心に投入を予定しています。

 国際線向け機材としてはエアバスA350-900を21機、ボーイング787-9を10機導入するとのこと。両機材は今後成長が見込まれる北米、アジア、インド線を中心に投入

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【プラモデル制作記】1/700戦艦「三笠」

【プラモデル制作記】1/700戦艦「三笠」

 ようやく戦艦「三笠」が完成しました。 

 日本海海戦における連合艦隊旗艦であり日露戦争における勝利のシンボル、そして現代に姿を残す大日本帝国海軍最後の戦艦。東郷平八郎と共にその名は語り継がれています。
 キットを買ったのが2016年7月で、組み立て始めたのが2018年4月。そして今は2024年3月です。いつの間にか元号が変わってしまいましたね。そういや三笠も全然見に行ってない。
 当時は転職し

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【プラモデル制作記】タミヤ1/48「シュッツェンパンツァー」

【プラモデル制作記】タミヤ1/48「シュッツェンパンツァー」

 さくっと組み立てるプラモデルとして作っていたタミヤ1/48「シュッツェンパンツァー」が完成しました。

 今回のコンセプトはコウテイペンギンです。私が大好きな動物で日本では名古屋と和歌山にしかいない、あの可愛いコウテイペンギンです。

 そもそもこのアイデアがひらめいたのは、ハイキューパーツで出ている「雪のデカール」を何かで使えないかと思ったのがきっかけでした。

 ちょうど大森アートフェスタが

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旅に出たくなる小説はいろいろあるけど、「シャーロック・ホームズの凱旋」はそんな1冊かもしれない。京都とロンドンに行きたくなったもん。

【プラモデル制作記】出撃!!空中戦艦!!

【プラモデル制作記】出撃!!空中戦艦!!

こつこつと作っていた異形のプラモデルが完成しました。

 その名も「空中戦艦」と「飛行戦艦母艦」。いろんなキットを組み合わせたミキシングビルドというやつです。

 なぜこれを作ったのか?

 事の始まりは1/144「ティックバラン」をもらったのがきっかけでした。
 ティックバランはモビルスーツを載せることが出来るフライトシステムとして「水星の魔女」で登場した機体です。ランディングギアの機構が可動し

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現代重工業グループの社名がHD現代に変更されているというメモ

 現代重工業ホールディングスの名称が2022年12月末に「HD現代」へ変わり、傘下の造船各社の名称も微妙に変わりました。韓国造船海洋はHD韓国造船海洋、現代重工業はHD現代重工業となっています。今後、なんらかの記事で取り上げる可能性があるので、メモとして残しておきます。

 そういや大宇造船海洋もハンファグループに買収されて、社名を「ハンファオーシャン」に改めていますね。

プラモのネタ探しに見つけた複葉機「Avia Ba-122」

プラモのネタ探しに見つけた複葉機「Avia Ba-122」

 ある場所でプラモデルを展示することになり、そのための題材作りに悩んでいた時、ある複葉機を見つけた。

 機種名は「Avia Ba-122」。かつてチェコスロヴァキアの航空機メーカーとして知られたアヴィア(Avia)が開発・生産した単座単発複葉のアクロバット機です。B-122としての初飛行は1934年5月で、エンジンを取り換えた量産型のBa-122は1936年1月に飛行しています。

 アヴィアと

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映画「すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ」を観てきた話

映画「すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ」を観てきた話

 今日、映画「すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ」を観てきました。これは全ての消えた企業へ、全ての消えた工場へ、全ての消えたブランドへ、そして、その製品や商品が好きだった人たちへ向けたの映画でした。

 ストーリーは実際に映画を観てもらうとして、劇中はモノづくりに多少なりとも関わった人には胃がキュッとなる描写があります。

 生産設備の立ち上げとスタート時期のワクワクした企画会議、従業員のモ

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