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撮影した船まとめ

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自分で撮影した船の写真です。商船、軍艦問わずここに追加していきます。
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「ロイヤルウイング」の最終航から1年

 2023年5月14日、横浜港で運航を行っていたレストラン船「ロイヤルウイング」が営業を終えました。旧関西汽船の「くれない丸」時代から63年間にわたって親しまれた客船は、涙雨と共に横浜港をいつもより長く航行し、別れを惜しむ多くの人を乗せて大さん橋へと戻ってきました。  「ロイヤルウイング」が営業航海を終えてから1年。客船の寄港回数が日本一となった横浜港には、多くの外航クルーズ船が入港し港を賑わせています。2024年4月には2回もクルーズ船の4隻同時着岸があり、新港ふ頭客船タ

新燃料船にまみれた4月

 皆さんいかがお過ごしでしょうか。こちらは怒涛の4月が終わり、ようやく写真の整理に入ることができました。  さて、4月はいろんな船を見ることになりましたが、とにかく新燃料船に縁があった月でした。水素燃料電池船「HANARIA」を筆頭にメタノール燃料コンテナ船「Astrid Maersk」とかLNG燃料フェリー「さんふらわあ かむい」とか多種多様。そういやSea JAPANの取材はアンモニア燃料船の話でした。新燃料百花繚乱の時代ですね。  そして5月はまた面白い船と出会える感

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劇場船「STU48号」

ありがとう瀬戸内海の女王、さようなら横浜港のシンボル

強運のレストラン船「ロイヤルウイング」。バブルも震災も乗り越えた波乱万丈の半生

 長らく横浜港を拠点に活動してきたレストラン船「ロイヤルウイング」が5月14日に予定されているファイナルクルーズをもって営業を休止します。  かつて関西汽船の客船「くれない丸」として大阪・神戸と別府を結ぶ瀬戸内航路で活躍していた同船ですが、実はレストラン船としてもユニークな歴史を歩んできました。 関西汽船「くれない丸」  現在、横浜港で運航している「ロイヤルウイング」は、1960(昭和35)年2月27日に「くれない丸」という船名で竣工しました。発注者は当時、日本最大の内

レストラン船「ロイヤルウイング」。関西汽船が誇る阪神・別府航路の客船「くれない丸」から続く63年の歴史

 北米航路で活躍した貨客船「氷川丸」や日本初の本格的な西洋型帆船「日本丸」といった歴史的な船舶が保存されている横浜港では、船齢60年を超える客船も現役で運航されています。  その船の名は「ロイヤルウイング」(2876総トン)。かつては関西汽船の「くれない丸」(2928総トン)として大阪・神戸と別府を結ぶ瀬戸内航路で活躍していました。  「瀬戸内海の女王」とまで呼ばれた同船には、当時としては最新鋭の技術が詰め込まれており、高度経済成長期の日本を今に伝える動く技術遺産とも言え

2022年の進水船

2022年に進水式を撮影した船舶です。

護衛艦「のしろ」

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日本クルーズ客船「ぱしふぃっくびいなす」

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5月に撮った乗り物ダイジェスト

まさかの同時進入(2022年4月5日)

イコーズ749総トン型コンテナ船「すざく」

東海汽船貨客船・2代目「さるびあ丸」