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本のことあれこれ

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BOOK HOTEL 神保町支配人のmoonが本についてあれこれ書きます。
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スマホ依存脱出計画。

スマホ依存脱出計画。

1日6時間。

クイズです。さてこれは、なんの数字でしょうか。

睡眠時間?

いいえ。

お恥ずかしいかな、
私の先週の平均のスマホ使用時間です...。(ちなみに完全にプライベートのみの利用...)

Xで何か、大層なことを呟いているかといえばそんなこともなく、ほぼ見る専だったし、LINEがたくさんきていたかと言われるとそうでもないけれど...

とにかく、「なんとなくスマホを開く」がもう習慣化

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28歳が終わろうとしているので、「本を推すこと」への愛を語らせてください。

28歳が終わろうとしているので、「本を推すこと」への愛を語らせてください。

思い描いていた「キラキラ28歳」ではなかった、と思う。

わたしの中で「28歳」は特別だった。
この数字が好きで、(偶数なのと、なんとなく女性の28って特別そうじゃない?みたいな勝手な思い込み)至る所で「28歳であること」を全面に出してきた。

それも、今日で終わる。

28歳と29歳の間にはなにか大きな違いがある気がしている。

それはもう「ここからは、完全に大人の世界です」と言われているような

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「本出しちゃいません?」「え、そんなこと可能なんですか?」「とりあえず、やってみましょっ!」

「本出しちゃいません?」「え、そんなこと可能なんですか?」「とりあえず、やってみましょっ!」

「どうせ私なんて」
「きっと無理だと思う」

そう言って、挑戦すらしない人がいる。

傷つく覚悟ができていないからなのか。
失敗が怖いからなのか。
いつもと違う「日常」を崩したくないと、あれこれ言い訳をして逃げている。

ぎくっとした方...

大丈夫。

みんな何かしらそういうことを抱えながら生きているから。もちろん、私だって。

ただ、ほんのすこし、ほんのすこしだけ勇気を出して踏み出すこと。

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電子書籍でさえ、積んでしまう私。

電子書籍でさえ、積んでしまう私。

ツンドクとはいうけれど。
実際に積み上げてるのは本それ自体なのだから「積本」ではないのか。

いや、本好きにとっては、本を手に入れた時点ですでに、「読書」の何十%かの目的は満たされているのかもしれない。

買うだけで満足!手に入れたら幸せ!みたいなね。
あると思います。

どうも。Kindle Unlimited大好き人間moonです。課金し続けて早数年。
月々980円で、あれもこれも本が読み放題

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【おすすめ本80冊】神保町本物語。迷えるあなたのための読書案内。【note版】

【おすすめ本80冊】神保町本物語。迷えるあなたのための読書案内。【note版】

「その悩み、本で解決してみませんか」

私はブックコンシェルジュのmoon。
みんなからは、ムーンさんって呼ばれてる。本名以上に知られているこの名前が、私は好き。
月みたいに輝いて、今日も生きていきたい。

トウキョウのど真ん中、神保町。
昔ながらの古書店が立ち並び、世界に誇る本の街。
私はそんな歴史あるこの街で、とあるホテルの支配人を頑張っている。

びっくりするほど小心者な私。

感受性が鋭す

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オーディブルで生活が潤い出した話をします。

オーディブルで生活が潤い出した話をします。

オーディブルが私の人生に溶け出した。

それはもう、1分でも時間を見つけたらアプリを再生するレベルで、最近は私の中の余暇という名の手隙時間はほとんどなくなった。

起床時。

今まではLINE漫画やコミックシーモアを開き、1日1話無料で読める恩恵に預かって何十作品も眺め回していた日々だった。

それが、こうだ。
朝は寝ぼけた眼を擦りながらもAirPodsを装着。お気に入りの小説の続きを聴きながら、

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読書は私たちを決して裏切らない。

読書は私たちを決して裏切らない。

生きていれば、いいことばかりではない。順風満帆に見えるあの人も、この人も、みんな何か抱えているし、抱えてないように見せている。

この世界にはいろいろな人がいて。本当に自分と真逆の思考の人と出会って打ちのめされることもあるし、正論を振りかざされてぐうの音も出ない経験をすることもある。

悔しさにも、不安にも、怒りにも、羨望にも、そしてもちろん喜びにも。
全て寄り添ってくれるものがある。

それは.

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本と共に生きる。

本と共に生きる。

人生の悩みのほとんどは、「本」が解決してくれる。 
人生において大切な感情も、「本」が教えてくれる。

たくさんの情報に飲み込まれそうな時、一冊の本に向き合うことで、自分自身を見つめ直す。

誰かのことを罵倒したり、噂をしたりすることより、優しい気持ちを持って、自分も相手も大切にできるようになる。

「本を読み、感受性が豊かになること」これこそが読書の真髄だなと思う。

本を読む。

そうして、自

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「1ヶ月で実現!ズボラでもKindle出版!」を出版します。

「1ヶ月で実現!ズボラでもKindle出版!」を出版します。

私、本を出します。
3冊目となる書籍のタイトルはズバリ!
「1ヶ月で実現!ズボラでもKindle出版!」

「Kindle出版」に興味があるけれど、面倒くさいことが大嫌いな方、あまり自分に自信がなくて一歩踏み出せない方に向けて、背中をグッと押すような内容に仕上げています。

2023年11月10日(予定)に出版予定です。

まずは、表紙を大公開!!

「好き×得意」を発信して毎月1万円の印税収入を

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「USJを劇的に変えた、たった1つの考え方」から学ぶ、戦略的人生。

「USJを劇的に変えた、たった1つの考え方」から学ぶ、戦略的人生。

タイトルにある本は、あまりに有名なマーケティング入門書で、事業成功のコツを得るための必読書と言える。私自身も、新規プロジェクトを任せてもらった時、ゼロイチで企画を生み出す際などに幾度となく読んできた。

森岡さんは、著書の中で、マーケティングにおいては、
「目的→戦略→戦術」
の順で、大きいところから考えられるようになることが重要だと語っている。

特に戦略と戦術の重要度については、面白い例を用い

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BOOK HOTEL神保町の支配人であり作家でもあるmoonさんに聞いた“書く”と“読む”

BOOK HOTEL神保町の支配人であり作家でもあるmoonさんに聞いた“書く”と“読む”

2022年10月26日、「わたしの本」を見つけるホテルというコンセプトを掲げてオープンしたBOOK HOTEL神保町。その支配人を務めるmoonさんは1歳のころから本が身近にあったという、まさに本の申し子とも呼べる方。そんな彼女はライター・作家としても活躍し、自ら本も出版しています。文章の読み方も書き方もプロ。今回はそんなmoonさんにインタビューし、“書くことと”と“読むこと”について伺いました

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【本を読むということ】ブックホテル神保町の支配人が語る、「読書」の真髄。本は、「読まなくても」いい。

【本を読むということ】ブックホテル神保町の支配人が語る、「読書」の真髄。本は、「読まなくても」いい。

…。少々、カッコつけたタイトルにしすぎてしまったかもしれない。(笑)

それでも、私は声を大にして言いたいのです。
「読書は、楽しくあれ!」ということを。

どれも正解だと思います。でも、どれも真髄ではないようにも感じます。
もはや、「読書」とは、「目的があってするもの」でなくてもいいと思うのです。

むしろ、もっと自由でいい。

もっと気軽に、フランクに、

読みたいところだけ

読みたい言葉だ

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【本を読むということ】ブックホテル神保町の支配人が語る、「読書」の真髄。(2)本が読めないときも、ある。

【本を読むということ】ブックホテル神保町の支配人が語る、「読書」の真髄。(2)本が読めないときも、ある。

「本が読めない時」って、あるんです。
どうやったって、やる気が出ない時があるように、
どうやったって、起き上がることができない時があるように
どうやったって、どうやったって、「読めない」時があります。

わたしはこれまで、ずっと本好きを公言してきました。でも、そんな本好きの私であっても、「読めない」ときはくるのです。それも、定期的に。

このお仕事(ブックホテルの支配人)をしているからには、できる

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歩みを、とめない。

歩みを、とめない。

たくさんのやりたいことがあって、どうしても叶えてみたいことがあって、でも霧がかかったみたいに、それは、はっきりとは見えなくて。何かを見つけるために、何かを掴むために、必死に歩いてきた。
何度迷い道したかわからないし、何度落ち込んだかわからないし、今でも正しい決断ができているのかは‥やっぱりわからないけれど。それでも、私は立ち止まらずに、進む。進めば進んだだけ、何かしらの線を引くことができると思って

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