マガジンのカバー画像

心地いい暮らしの中で感じることの備忘録

176
日々暮らす中で感じること。感情と気づきの備忘録を集めています。ささやかな日々を愛せますように🕊
運営しているクリエイター

記事一覧

木漏れ日の光のなかで読む本の愛おしさ│夏が来るまでの密かな習慣

木漏れ日の光のなかで読む本の愛おしさ│夏が来るまでの密かな習慣

心地がいい。朝起きて窓を開ける瞬間。太陽の光を浴びても不快じゃない最適な温度。目の前に飛び込んでくる深い深い緑の葉。

「私はいま、最高に心地がいいんだ」と行き交う人たちに言いふらしながら駆け回りたくなる、そんな気分だ。

1年で1番好きな、5月。桜の華やかな雰囲気やGWの浮き立つ空気を終えて、静けさを取り戻す頃。静かで心地がいい空気に、溢れんばかりの新緑が目に飛び込む。暑い暑い夏が始まるまでのほ

もっとみる
超円安時代のハワイ新婚旅行。かかった費用を全部計算してみた│写真とともに振り返り

超円安時代のハワイ新婚旅行。かかった費用を全部計算してみた│写真とともに振り返り

夢だったようなハワイ旅行から帰ってきた。計画している時は「ハワイに新婚旅行なんてベタ過ぎる…!」と少し斜めに構えてむず痒さがあったけれど、行ってみたら「もうハワイ住んじゃいたくない?」とパートナーと言い合う始末。リピーターがたくさんいるのも頷ける、本当に本当に素敵な時間だった。

とはいえ、超円安時代、そして物価の高いハワイへの旅行。どれくらい費用がかかるのか、まったく未知の世界で。帰国後まっさき

もっとみる
非日常を愛するために、日々の暮らしを丸ごと愛する│日常に戻るためのスタバ朝活

非日常を愛するために、日々の暮らしを丸ごと愛する│日常に戻るためのスタバ朝活

4泊6日のハワイ旅行から戻ってきた。こうやってゆるりといつもの日常を続けていると、本当にあのハワイの空気の中にいたのだろうか、と不思議な気持ちになる。これが非日常と日常の狭間、というものか。

ハワイで得た気力というか、あのリラックスした解放的な気持ちがどんどん遠ざかっていくのが、少し寂しい。けれど、日常は続く。いつまでも余韻にばっかり浸っていられない。けれど、けれど、まだあの空気の中にいたいんだ

もっとみる
飛行機恐怖症、5年ぶりの海外旅行へ

飛行機恐怖症、5年ぶりの海外旅行へ

5年ぶりの海外旅行。大学生の頃や社会人なりたての頃は、休みを確保してお金が貯まり次第すぐに海外に旅立っていた私にとって、5年間というのはとても長かったように思う。

飛行機恐怖症になってしまってからは、飛行機で行ける距離の旅先には足を運べていない。沖縄や北海道にも。でもこのままだと一生この小さな小さな日本列島に閉じこもることしかできないのか、と絶望的な気持ちにもなって。

そんな決死の思いで海外旅

もっとみる
「夏フェス」という固定概念をはずしてみたら

「夏フェス」という固定概念をはずしてみたら

GWは仕事をメインにしつつも、敦賀に日帰り旅行やフェスに2本行ったり、友達と遊んだり、久しぶりに詰め詰めスケジュールで過ごした。

GWが終わってしまった、という感覚はフリーランスの私にはあまりないけれど、世間全体がゆるやかにお休み気分の雰囲気になるのは決して嫌いではない。

それにしても、春の陽気で1日外で過ごせる音楽フェスはたまらなかったなぁ。ということから、固定概念をはずすことの気づきを感じ

もっとみる
2024年4月に読んだ本と、少ない読書時間について。

2024年4月に読んだ本と、少ない読書時間について。

4月もあっという間に終わり。慌ただしくて、感情の浮き沈みが激しくて、なかなかじっくりと読書する時間が取れなかったなぁ。読書とは自分と向き合うことだ、とつくづくと実感した1ヵ月でした。

恋愛の発酵と腐敗について/錦見映理子「発酵と腐敗は紙一重」という言葉が印象的だった本。パン作りにおいて、発酵しすぎると、味や見た目に変化が出るらしい。発酵は不可欠な過程だけど、発酵のしすぎはよくない。恋愛も同じで、

もっとみる
20代で経験してよかった3つのこと、残りの20代で経験したいこと。

20代で経験してよかった3つのこと、残りの20代で経験したいこと。

4月になり年度が変わった。会話の中で「今何歳ですか?」と問いかけられたら、「29です。あ、今年度で30の代ですね」と自然と答えるようになって。そうか、もう30歳か。厳密にいえば誕生日は10月なので、まだまだ29歳の日々は続くのだけど。なんだか年度が変わって急に30歳が近づいてきたように思う。

20代、いろんなことがあったけれど、経験してよかったなぁと思うことがたくさん。一方で、まだやり切れていな

もっとみる
心の余裕と読書量は比例する

心の余裕と読書量は比例する

「心の余裕と読書量は比例する」

と、ふと思った。心や生活に余裕があるときは、じっくりと読書をしたくなる。自宅で、カフェで、移動中に。少しの時間であっても、心を穏やかにさせる読書の時間を愛していられる。

一方で、心に余裕がないときは、いくら物理的に時間があったとしても、まったく本を読む行為から離れてしまう。ソワソワ落ち着かない気持ち、イライラした焦り、とたんに落ち込んでしまう揺れ幅の大きい感情。

もっとみる
電車で15分の距離に、お気に入りの場所を作る。暮らしから少しの距離を置くこと。

電車で15分の距離に、お気に入りの場所を作る。暮らしから少しの距離を置くこと。

なんだかひとりになりたいなぁとか、元気を出したいなぁと思うときに、私はよく琵琶湖に行く。暮らしている京都から、電車でちょうど15分。膳所駅を降りて10分ほど歩けば、穏やかにただよう琵琶湖の空気に包まれる。

なぜか分からないのだけど、私は琵琶湖を見るたびにいつも救われたような気分になる。空と湖の境界があいまいな青さがそう思わせるのか、ゆらゆらと揺らめく水面の穏やかさに惹かれるのか。よく分からない。

もっとみる
満たされた気持ちを思い出しながら、明日からの日常を過ごしていく。

満たされた気持ちを思い出しながら、明日からの日常を過ごしていく。

「じわじわと、満たされている」

この気持ちを忘れたくなくて、noteを開いている。今日は3ヵ月ぶりに「gururiの本の夜」に行ってきた。夜の時間に、大好きなカフェで、ただ本を読む、そんな時間。

夜の時間帯に本を読むためだけに、わざわざ京都から滋賀まで電車で向かう。そんなことをしてまでも、得たい気持ちがこの時間には詰まっているのだ。

(本の夜について書いたnote)

以下、カフェにいた時間

もっとみる
2024年3月に読んだ本と、春の陽気のもとで過ごす読書時間。

2024年3月に読んだ本と、春の陽気のもとで過ごす読書時間。

あっという間に3月も最終日。と同時に2024年が3ヵ月も経っていることに驚きを隠せない。3月も慌ただしく過ごしてきたけれど、最近やっと暖かくなり春の陽気を感じられるようになって、ゆるりと過ごせる時間に嬉しさを噛みしめています。3月に読んだ本は、6冊。春の陽気のもとで小説を読む時間がたまらなく心地よかったな~!

鈍感になる練習/齋藤孝HSPの気質がある私は、時にそれが厄介事を引き起こすきらいがある

もっとみる
なんだか得をした気分になる、朝活。朝一コメダで読書時間を

なんだか得をした気分になる、朝活。朝一コメダで読書時間を

休日の朝活。ひとりでも夫婦でも、最近は「朝活」を意識して過ごしているように思う。例えば、朝早く起きて川沿いランニングをしたり、朝一のコメダで読書をしたり。そんな何でもない、朝の過ごし方。

ある日、何度も浅い眠りを繰り返しながら、気づいたら5時半に。そんなふうにしてなかなか寝られない日があった。このまま寝られるまで悶々とした時間を過ごす、という選択もあったけれど、せっかくの休日だから、「寝れない」

もっとみる
「旅行」ではなく「旅」がしたい。

「旅行」ではなく「旅」がしたい。

noteを3日に1回は更新したいな、と思いながらも、なんだか最近は書く内容に困っている。何を書こうか、まったく思い浮かばないから。書くことないな~ということを書いてみようと思い、今noteの投稿画面を開いている。

こうやって書くことについて思いを巡らせていると、逆に、なぜ書くことが少ないのだろう、という疑問につながった。あ、きっと、旅をしていないからだ、という1つの結論にたどり着く。

私には1

もっとみる
暮らしを自分で作っていく

暮らしを自分で作っていく

久しぶりの春の陽気。ずっと寒い日が続いていたから、久しぶりの晴れマーク、最高気温14℃の天気に心が躍る。今日は昼ごはんを公園で食べよう。朝から考えていたことだ。

家から歩いてしばらくすると、梅小路公園がある。午前中の仕事を終わらせて、家にある食材をお弁当箱に詰め込んで、公園へ向かう。公園のベンチでご飯を食べた後、1時間くらい散歩へ。今日は足をのばして西本願寺まで歩いた。たっぷり1万歩歩いたことを

もっとみる