駒崎弘樹
記事一覧
【成立間近】実はすごい!日本の保育130年の歴史を変えた「こども誰でも通園制度」を解説!
みなさん、フローレンスも提言してきた「こども誰でも通園制度」が、ついに、法案成立を迎えようとしています!!
実は、「子ども子育て支援法」の改正案の中にひっそりと含まれていたんです。
これに関するニュースの話題はもっぱら、財源確保のための「支援金制度」についてですが…
僕は声を大にして言いたい。
「こども誰でも通園制度」の成立こそ、日本の保育130年の歴史の大転換点であり、そして、
母の日と、いつもヘルメットだった母
僕の記憶にある母は、いつもヘルメットをかぶっていた。
競馬場でおっちゃんたちが読む競馬新聞を、卸から町のタバコ屋にカブというバイクで運ぶ仕事をしていたからだ。
カブの荷台にバカでかい箱を積んで、競馬新聞を溢れるくらい突っ込んで、よろよろしながらタバコ屋に配達する。何十軒も回って、ようやく空に。
空になった箱に、保育園の終わった小さい僕を乗っけて、江東区の下町を走る。砂町商店街で塩うどんを買っ
第36話「いかのおすし」
僕が原案を担当する、子育て支援が学べるギャグマンガ #子連れ宇宙人パテラさん 待望の最新話公開です!!
防犯標語「いかのおすし」を知っていますか?
この合言葉をこどもたちにもっと浸透させるべく、パテラさんが思いついたこととは……?!
これまでの全連載はこちらでお楽しみいただけます!
こどもの日って、言ってることとやってること、違うよね
今日はこどもの日。
元々は端午の節句って言って、男の子の健康と成長を祈る日だったんだけど、1948年に、5月5日を「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」お休みの日と決められてから、端午の節句の日が、こどもの日にもなったそう。
(祝日法2条より)
でも、言ってることとやってること、違うよね。
「こどもの人格を重んじ」てたら、ブラック校則とかないでしょ。
なんで下着
死んだ姉と、いつの間にか繋がっていた
母の82歳の誕生日にプレゼントを届けに。
82歳にも関わらず、太極拳を習い、水泳教室では日に800メートル泳ぎ、絵手紙教室では生徒を教えている。
やはり健康寿命の鍵は、中年期からコンスタントに運動を続けていたか、なんだと思う。
そんな元気な母との雑談の中、今まで知らなかった話が、買い物袋から缶詰がこぼれるような感じで転がってきた。
僕には13と10年の離れた姉がいる。だが、その間にもう1人
【政策実現!】医療的ケア児・重症心身障害児を育てる家族の支援が拡大しました!
朗報です!
2023年末にお知らせした令和6年度以降の障害福祉サービスの報酬が決定し、医療的ケア児を中心としたご家庭への支援が大きく拡充されました!
(過去の投稿を参照)
(厚生労働省「令和6年度障害福祉サービス等報酬改定の基本的な方向性について」)
https://www.mhlw.go.jp/content/12200000/001176056.pdf
フローレンスが連携団体で
友達限定バーと年をとることの楽しさ
元電通のクリエイティブディレクターで、ベストセラーの「ファンベース」で有名な、敬愛するさとなおさんが、「友達と友達の同伴者限定」バーを開いたので、行ってきた。
グルメと旅の本を出すくらい、食を愛していたさとなおさんは、ある日鯖のマリネを食べたらアナフィラキシーショックを起こして病院に運ばれ、そこからアニサキスアレルギーで魚介類を一切食べられなくなった。食べたら命に関わる。
魚だけでなく、かつお
第35話「地域の子ども食堂」
僕が原案を担当する、子育て支援が学べるギャグマンガ #子連れ宇宙人パテラさん 待望の最新話公開です!!
今では全国9000カ所に広がる #子ども食堂 。
その重要な役割に感銘を受けたパテラさんが、自ら子ども食堂を始めようと立ち上がる……?!
これまでの全連載はこちらでお楽しみいただけます!
いわば「こども保険」の子ども・子育て支援金制度にどちらかというと賛成です
みなさん、子ども・子育て支援金制度って、最近見聞きしませんか?
批判に晒されているのもよく目にするんですが、僕はどちらかと言ったら賛成です。
この子ども・子育て支援金制度は、全世代で子ども・子育てを支える制度、言わば「こども保険」なんです。
本当は僕は「こども国債」が良いとは思うのですが…でも財源は大事です。
その財源確保の方法として、全世代で支えるという理念を実現する良い制度では
第34話「解放感と孤独感」
僕が原案を担当する、子育て支援が学べるギャグマンガ #子連れ宇宙人パテラさん 待望の最新話公開です!!
息子・トトラがお泊まり保育へ
晴れてワンオペ育児から解放されたパテラさんは、1人の時間を満喫しようと胸を躍らせるが……
これまでの全連載はこちらでお楽しみいただけます!
【政策実現まであと一歩】男性育休が次のステップへ!男性育休公表義務化が拡大の見通し!
男性の家事育児を社会的に推進する「厚労省イクメンプロジェクト」の駒崎です!
2022年から法改正が重ねられ、除々にバージョンアップしてきた「男性育休」がさらに次のステップへ進みます!
100人超の企業に、「男性育休の取得率の目標」の設定が義務付けられる方針が固められたそうです。これは嬉しいーっ!
【イクメンプロジェクトとは?】
2010年に立ち上がった厚生労働省の「イクメンプロジェ
「付き添い入院」問題に新たな動き!効果のほどは…?
フローレンスや当事者団体が提言してきた「付き添い入院」問題に、新たな動きがありました!!
保育士を2人以上配置した病院への加算を引き上げることで病院の保育スタッフ増員を促し、家族の負担軽減を図るそう。
これまで長い間見過ごされてきていた、過酷な付き添い入院に苦しむ家族たち。
そんな家族を支えるための一歩を踏み出してくれたことに、まずは感謝したいです。
厚生労働省、ありがとうっ!!