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【アナログ絵制作記10】下絵続きwith手間賃とやら

日本画を制作しているほぼリアルタイム記録です。

【これまでのアナログ絵 制作記】
[イメージをふくらませる]
その①初回:アイデア・ネタ出し、テーマ決め
その②資料を探して三千里以下

[下絵作り]
その③よし、一発だ
その④もくもく下絵をつくります
その⑤デジタルの恩恵
その⑥勢い・見切り・鮮度

[紙の準備]
その⑦アレしてる間にコレ
その⑧宇宙と一体化する

[下絵を本番の紙に写す]
その⑨じりじりチクチク (前回)

とうとう話数が10になりました

昨日に続いて、下絵を本紙に写します

絵は変わりますが前回とやることは同じです
じりじりチクチク描いていきます。
いまは8枚並行です。

リアルタイム投稿(当日やったのを夜に撮って出し)だと日ごとの変化が少なくて、退屈に思われる方もいるかもしれません

が、ものをつくるって、いきなりポン!できた!じゃなくて、急ごうが見切りをつけようがある程度時間と手間がかかります。

絵に限ったお話ではないですね。
たとえばハンドメイド品って、大抵は既製品より良いおねだんがつけられています。それは、素材を吟味して設計図つくって、手間と技術をかけて想いを込めて作っているからです。この世にたったひとつしかないものです。

母が編み物をしているんですが、以前知人にお金を出すからと言われ、頼まれて作ったそうです。その知人はお金=材料費オンリーという認識だったようで、母はいざこざを起こしたくないのを優先して材料費だけ頂いたと話していました。


意図せずお金の話になってしまった。固ゆでな話ですな。
売る側……つくる側から見れば足りないなと思うことはありました。

でも、購入される方がみな作り手の手間を考慮なさっているかというとそうでもなくて、かといって、それが一方的に悪いわけでもないと思うんです。
伝えるべきことは伝えておけば変なのは来ない(はず)。


なんだか自己反省文みたいになってきた…あわわわ
わたしは今書いた文を自分にブーメランしときます。

とにかく、まあ創作や制作は手間がかかってます。
届ける方の心がフラットになれたり、カタルシスができたらわたしは大満足みかんです。

では締めに入りましょうかね。

この記録は時間管理ド下手人の更生録としての楽しみ方もあるし、純粋にこういう工程なんだなとかを共有して「へ~、ふ~ん」と感じていただけるのが第一歩です。

鉛筆作業が終わってからは、いくつか作ってる内のひとつを全見せしてつくってみましょうかね~。シリーズ投稿が成立するかわかりませんが、とにかくひとつ出してみます。


今日はここまで!
明日は家の用事デーなので、文字回の予定です。

鉛筆と比較すると細かいのはこのくらいの大きさです
もうちょい鉛筆やっていきます。

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