日野笙 / Sou Hino

2021年1月より毎日投稿始めました。身の回りの事、ふと感じた事、頭の中の物語などを書…

日野笙 / Sou Hino

2021年1月より毎日投稿始めました。身の回りの事、ふと感じた事、頭の中の物語などを書いています。 質問も募集中です!質問箱➡https://peing.net/ja/sou_hino マシュマロ➡https://marshmallow-qa.com/sou_hino

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固定された記事

ハゲをジャッジする係をおおせつかった私

その話は耳が痛いからしないで!という方には大変申し訳ない話題かもしれないが、私はある人がハゲた際にはそれを本人に告知するという大役をおおせつかっている。ハゲのフ…

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【風呂酒日和131-1】 荒井湯(あらいゆ)

本日は錦糸町付近をうろうろ。 大きな通りを歩いていると手前にコインパーキングとランドリー、そしてちょっと奥まったところに銭湯が現れた。 さぁ行くぞと思ったら、ちょ…

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最近笑っていなかったのは、私だったのかもしれない。

最近オフィスでちょっと気にかかっていることがある。 本当は「最近」と言えるほど少しの期間ではなく、常態化するようにずーっと続いていたこと。 基本的に朝は不機嫌。 …

夢だった、はじめての「ペット」との思い出

少女日野は頭を悩ませていた。 幼稚園児の頃、私の一番の夢は「ペットを飼うこと」だった。 幼なじみのマイちゃんの家に犬がやってきたのは去年のこと。 知り合いの家でた…

てるてる坊主のラブレター #毎週ショートショートnote

「あぁ〜また間違えた!」 彼女が白い紙をくしゃくしゃにして床に放る。 「何してるの?」 「ラブレター書いてるの」 「えっ......誰に?」 「ふふ、焦ってる。太陽に…

【宅建勉強?】色々な雑音に慣れるのもトレーニングかもしれない。

静かな図書館。 調べ物をする人、読書をする人、勉強をする人。 小さいキッズたちだって図書館で騒いではいけないとわかっているし、概ねみなさん静かにそれぞれの時間を過…

創作リレー第4回、完結しました😌
今回も楽し難しかった〜!

https://note.com/hino_sou/membership/boards/7bd5b8ac926d/posts/b465ad88772c

【風呂酒日和130-3】 きよ香

あれれ〜?おかしいな〜。(CV:高山みなみ) ビリヤニと軽く一杯(一本)で今日はかーえろ〜と駅まで向かっていたはずのに。途中細い路地を見つけて、そこを曲がることが決ま…

【風呂酒日和130-2】 入りづらい店

上越泉を出てさっぱり。 さて、それではさっきのお店に行ってみましょうかと来た道を戻る。 え... ずがががーん!! さっきのとこ、しまってる〜! 22時までって言ってた…

【風呂酒日和130-1】 上越泉(じょうえつせん)

本日は高円寺からちょっと歩いて上越泉という銭湯に向かっている。 駅前には悩むくらいたくさんの居酒屋さんがあるものの、銭湯の付近に飲み屋さんは見当たらない。 うーん…

2人はきっと、別の世界の中で同じ「いい時間」を共有している

先日大学時代の先輩と久しぶりに会った。 割と近くに住んでいたのはお互い知っていたのだが、距離的には近いものの使っている沿線が違うという絶妙な位置関係だったため、…

しんどい理由

ああ、しんどいなぁ。 ほんとはずっとそうだったんだ。 わかった。わたし、気づいちゃった。 なにがしんどいって、この人たちに決めつけられてるからしんどいんだ。 正解…

祈願上手 #毎週ショートショートnote

修学旅行で訪れた祈願寺。ここには言い伝えがある。 人の願いを聞き、代わりに祈願すると叶うというものだ。 「アミはコウタと両思い♡でしょ?」 「は?ないない!」 …

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組立て作業をしながら頭の中を空っぽにするのが好きだ

仕事柄、家具やインテリア什器の組立をすることがよくある。 大きな案件の場合は業者に依頼したり何人かのスタッフとわーっと作業することもあるが、小規模なものやメンテ…

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悩み過ぎた結果、これは恋煩いなんじゃないかという結論に至った。

いやぁ…どうしようかなぁ。 数年ぶりの海外旅行。あれよあれよという間にトルコ行きが決定し、あとはパッキングして向かうのみというところまで来たのだが。 浮き足立つ…

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シェルターの中の世界⑤

車の中は無音でとても静かだった。

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固定された記事

ハゲをジャッジする係をおおせつかった私

その話は耳が痛いからしないで!という方には大変申し訳ない話題かもしれないが、私はある人がハゲた際にはそれを本人に告知するという大役をおおせつかっている。ハゲのファーストオピニオン担当だ。 「俺、ハゲたら絶対に坊主にするからさ。俺が気づいてないとこからハゲ始めてたらほんと遠慮なく言って!すぐに坊主にするわ」 ある知り合いにこう宣言された私。 え〜そんな大役(というかプレッシャーのかかる役)やりたくないよ!と言うも「いや大丈夫。怒らないし、傷つかないから。知らないうちにハゲて

【風呂酒日和131-1】 荒井湯(あらいゆ)

本日は錦糸町付近をうろうろ。 大きな通りを歩いていると手前にコインパーキングとランドリー、そしてちょっと奥まったところに銭湯が現れた。 さぁ行くぞと思ったら、ちょうど電話がかかって来てしまいコインランドリーのところで電話に出る。雨だったので、ちょっとだけお邪魔します。 銭湯は入口の感じからして多分番台スタイル。ということはきっと中に入ったらもう携帯電話は触れない。 無事電話が終わって入場。真ん中に傘置き、左右に靴箱。今日は大きな傘を持っていたので傘置き場にしまう。 ん?なん

最近笑っていなかったのは、私だったのかもしれない。

最近オフィスでちょっと気にかかっていることがある。 本当は「最近」と言えるほど少しの期間ではなく、常態化するようにずーっと続いていたこと。 基本的に朝は不機嫌。 他の人が「おはようございます」と声をかけてもトーンの低い声で小さく返事をするか、ちょっとふてくされているような顔でおはようが聞こえているよ風の会釈ともつかないわずかなモーションをするか。 オフィスの中でも上の立場である彼は、前はそんな感じではなかったのにここ1.2年でかなり様子が変わってしまった。 何か嫌なことが

夢だった、はじめての「ペット」との思い出

少女日野は頭を悩ませていた。 幼稚園児の頃、私の一番の夢は「ペットを飼うこと」だった。 幼なじみのマイちゃんの家に犬がやってきたのは去年のこと。 知り合いの家でたくさん生まれたからと、マイちゃんの家に薄茶色のラブという子犬がやってきたのだ。(ラブラドールではなかったと思う) 最初は立派な鳴き声でガウガウと吠えられひぃぃと怯えていたものの、毎日のようにマイちゃんの家に遊びに行っているうちに、ラブも慣れてきてくれたのかそのうち大人しく撫でさせてくれるようになった。 そうなってか

てるてる坊主のラブレター #毎週ショートショートnote

「あぁ〜また間違えた!」 彼女が白い紙をくしゃくしゃにして床に放る。 「何してるの?」 「ラブレター書いてるの」 「えっ......誰に?」 「ふふ、焦ってる。太陽にだよ。小さい頃やらなかった?」 彼女の故郷では、晴れを願う時は太陽にラブレターを書くんだとか。 「へぇ初めて聞いた」 そう言って床に散らばった紙を拾う。 「ダメ!恥ずかしいから見ないで!」 「え?これそんな本気のやつなの?」 「本気だよ!だって明日は初めての旅行だもん」 また失敗したのか、

【宅建勉強?】色々な雑音に慣れるのもトレーニングかもしれない。

静かな図書館。 調べ物をする人、読書をする人、勉強をする人。 小さいキッズたちだって図書館で騒いではいけないとわかっているし、概ねみなさん静かにそれぞれの時間を過ごしているのだが。 静かだからこそ小さな音や連続音が気になったりもする。 図書館の気になる雑音ラインナップ 子どもの声 「静かに過ごそうね」というのはわかっていても、やっぱりはしゃいでしまう時もある。そうだよね、楽しい本を読んでいたら笑いたくなっちゃうし、怖いシーンだとびっくりして声が出ちゃう時もあるよね。 「ねー

創作リレー第4回、完結しました😌 今回も楽し難しかった〜! https://note.com/hino_sou/membership/boards/7bd5b8ac926d/posts/b465ad88772c

【風呂酒日和130-3】 きよ香

あれれ〜?おかしいな〜。(CV:高山みなみ) ビリヤニと軽く一杯(一本)で今日はかーえろ〜と駅まで向かっていたはずのに。途中細い路地を見つけて、そこを曲がることが決まっていたかのように迷いなくすらりと入る。 あれあれ、帰るんじゃあないのかい? うん、いやぁ、なんかちょっとね。あれだったのよ。いやこれは多分私のせい。なんというか不完全燃焼感があって。 先ほどのお店で旅の話が出て、世界一周経験者のマスターは色々な話を教えてくれた。私の直近で計画しているトルコ女2人旅について

【風呂酒日和130-2】 入りづらい店

上越泉を出てさっぱり。 さて、それではさっきのお店に行ってみましょうかと来た道を戻る。 え... ずがががーん!! さっきのとこ、しまってる〜! 22時までって言ってたのに...。「一応」というのは「22時までだけど、それより遅くまでやってることもあるよ」ではなく「それより早く閉めるかもね」の方だったか...。あちゃー。 やっぱり「じゃあお風呂入ってから来ます!」って言っとけばよかったかも。まぁそれでも閉めちゃったかもしれないけど。 仕方がないので駅の方に戻りながらお店

【風呂酒日和130-1】 上越泉(じょうえつせん)

本日は高円寺からちょっと歩いて上越泉という銭湯に向かっている。 駅前には悩むくらいたくさんの居酒屋さんがあるものの、銭湯の付近に飲み屋さんは見当たらない。 うーん、これは駅まで戻ってくるコースかな。でもこれだけいっぱいあると逆に迷うんだよなぁ...。 そんなことを思いながら歩いていると、道の途中で飲食店っぽいところを発見。お、ここ、よいのでは? お店の前ではおじさんが椅子に腰掛けていて店の中のテレビを眺めている。 「すいません、ここは何時までやってますか?」 「一応ね、

2人はきっと、別の世界の中で同じ「いい時間」を共有している

先日大学時代の先輩と久しぶりに会った。 割と近くに住んでいたのはお互い知っていたのだが、距離的には近いものの使っている沿線が違うという絶妙な位置関係だったため、なかなか会うことがなかったのだ。 最近たまたまメッセージを交わす機会があり「ご近所飲みしよう!」と今回は私の沿線の方で集合し、よく行くお店にご案内することに。 2人きりで会うのはもしかしたら初めてだったかもしれない。彼女は2つ上の先輩なのだが、音楽サークル時代はセッションバンドで何度か一緒に演奏したこともあり、先輩

しんどい理由

ああ、しんどいなぁ。 ほんとはずっとそうだったんだ。 わかった。わたし、気づいちゃった。 なにがしんどいって、この人たちに決めつけられてるからしんどいんだ。 正解が好きなひと。 普通が好きなひと。 すごいことが好きなひと。 みんなと一緒が好きなひと。 世の中をわかっていると言うのが好きなひと。 そんな人からしたらわたしは当然「それ」ではないわけで。

祈願上手 #毎週ショートショートnote

修学旅行で訪れた祈願寺。ここには言い伝えがある。 人の願いを聞き、代わりに祈願すると叶うというものだ。 「アミはコウタと両思い♡でしょ?」 「は?ないない!」 「え〜またまた〜」 「うちらが祈願してあげる!」 いつも一緒にいるカナとユカにからかわれ、適当にはぐらかした私は他の子の願いを聞きに行くフリをして逃げた。 「お、アミ!お前の願い教えてよ」 後ろからコウタの声。 どうしよう。絶対に目が合わないようにしてたのに。 「...いいよ。じゃあ、耳貸して?」 私

組立て作業をしながら頭の中を空っぽにするのが好きだ

仕事柄、家具やインテリア什器の組立をすることがよくある。 大きな案件の場合は業者に依頼したり何人かのスタッフとわーっと作業することもあるが、小規模なものやメンテナンスなどの場合は1人で現場に行って修繕したり、納品されたものを設置したり、オフィスで道具を揃えて簡単な制作も行う。 そして私はどうやらこの作業が結構好きみたいだ。 空間を考えたりものを選んだりするのももちろん楽しいんだけど、実際にそれを形にする時が一番楽しい。 もともとモノ作りが好きなのもあるが、作業をしている時間

悩み過ぎた結果、これは恋煩いなんじゃないかという結論に至った。

いやぁ…どうしようかなぁ。 数年ぶりの海外旅行。あれよあれよという間にトルコ行きが決定し、あとはパッキングして向かうのみというところまで来たのだが。 浮き足立つ心で準備を進めている私はあることで悩んでいた。それは「キャリーケースどうするか問題」である。

シェルターの中の世界⑤

車の中は無音でとても静かだった。