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アイヌ民族の歴史に思いをはせる② ~ウポポイ(民族共生象徴空間)を訪れて~
前回は、アイヌ民族の歴史について、その歴史を見つめてきた人々の記録をもとに触れてきました。(ご関心のある方は以下をご覧ください)
今回は「ウポポイ(民族共生象徴空間)」について、また、ウポポイの開業までの経緯や取り組みへの様々な思いがつづられた「ウアイヌコロ コタン アカラ ウポポイのことばと歴史」(国立アイヌ民族博物館編)からウポポイの開設までを探っていきたいと思います。
1.ウポポイ(民族
若者(ユース)のセルフアドボカシー(本人主体の権利擁護)
日本の社会保障制度は、疾病、障がい、高齢、失業、などの社会的課題に対して「公的に助け合うしくみ」になっています。18歳までの子どもについては児童福祉法などによる支援がありますが、若者期の社会保障は薄く、若者のニーズとマッチしていないのが現状です。
生きづらさや困難をかかえる若者にとって社会保障制度がセーフティーネットの機能を果たすためには、ニーズに届くための取り組みが必要です。
若者の意見を反
だれもが自らの意志で、選択し生きることができるように⑤当事者の声から
施設から地域サービスへの転換をテーマに、スウェーデンをはじめとした、海外の取り組みを紹介し、日本の今後の制度、サービスのあり方について考える、シリーズ5回目になります。ご興味ある方は、①、②、③、④もご覧ください。
今回はピープルファースト東久留米が出している「知的障害者が入所施設ではなく地域で暮らすための本」当事者と支援者のためのマニュアル、から当事者の望むくらしと支援について考えてみたいと思
だれもが自らの意志で、選択し生きることができるように④当事者視点での支援
施設から地域サービスへの転換をテーマに、スウェーデンをはじめとした、海外の取り組みを紹介し、日本の今後の制度、サービスのあり方について考える、シリーズ4回目になります。興味ある方は、①、②、③もご覧ください。
1.レッテルをはられることの影響社会では、障がいを持つことは否定的に受けとめられ、知的障がいとレッテルをはられた人々は、社会から隔離されがちで、ともすれば忘れ去られてしまうことも多いと言え
だれもが自らの意志で、選択し生きることができるように③セルフアドボカシー
施設から地域サービスへの転換をテーマに、スウェーデンをはじめとした、海外の取り組みを紹介し、日本の今後の制度、サービスのあり方について考える、シリーズ3回目になります。興味ある方は、①、②もご覧ください。
今回は、当事者によるセルフ・アドボカシー活動(自ら権利を獲得し、擁護する力を与えられること〈エンパワーメント〉)について取り上げていきます。すでに、日本でも活動している、ピープルファーストは、
だれもが自らの意志で、選択し生きることができるように②スウェーデンの知的障がい支援
前回、スウェーデンにおける、施設から地域サービスへの転換の経過をたどりながら、日本の制度の今後について書きました。ご興味のある方は、以下をご覧ください。
今回は、自己決定、自立した生活という面で最も困難な状況にある知的障がいのある人々のために、スウェーデンでどのような施策、地域生活支援が具体的に行われてきたかについて、また、当事者運動についても記していきます。
1.知的障がいのある人に関するス
だれもが自らの意志で、選択し生きることができるように①スウェーデンに学ぶ施設から地域への移行
長く福祉の分野で仕事をしてきました。すでにある福祉のシステムの中で、利用する人たちのために、できることをと、力を尽くしてきたつもりですが、現実には、システムに課題を感じることもありました。
今回は施設福祉と地域サービスをテーマに、書いていきたいと思います。現在の日本の福祉システムの中では、本人が望み、地域で自分自身で生活したい、と思っても実現できない場合も多いのが現状です。
実現のためには、地
医療における子どもの権利と子どもを支えるスペシャリスト
前回、障がいや病気のある子どものきょうだい児について書きました(以下、前回の投稿を載せますので、ご興味のある方はご覧ください)。海外では入院中の子どもの心のケアのため、様々なスぺシャリスト(専門職)がおり、日本の子ども病院でも、導入が進んでいます。こちらは入院中の子どもだけでなく、きょうだい児、両親についてもケアの対象という視点で関わります。また、国内では病棟保育士が小児医療における保育を支えてき
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