マガジンのカバー画像

読書記録

43
運営しているクリエイター

#読書記録

『思い込む力』を読んで。

『思い込む力』を読んで。

先日、図書館で借りて読んだ本。
図書館のwebsiteを日々サーフィンしていて、面白そうなタイトルの本はとりあえず借りて読むようにしている。この本もそうして出会った本の1つだ。

著者であるネモさんは格闘ゲームの分野で活躍すりプロゲーマーで、プロゲーマーとして活動しつつ、eスポーツに参入する企業のコンサルティングなども手がけている。

ネモさんは元々は大学卒業は就職をして、企業で働く傍ら国内外の大

もっとみる
『どこまでやるか、町内会』を読んで

『どこまでやるか、町内会』を読んで

町内会に入らないと、、、

ゴミ出しができないの?
防犯灯の設置がされないの?

といった身近な疑問や、本来行政が行うべきことが町内会の支えで随分と成り立ってきていることなどがわかる。

町内会の加入は本来任意であって、加入しなくても不利益なく暮らせなければならないが加入しないと地域で不利益を被るような印象があるのは誤解(この町内会加入の問題はPTA加入の問題とダブって感じられるのは僕だけだろうか

もっとみる
『ヒーローを待っていても世界は変わらない』を読んで

『ヒーローを待っていても世界は変わらない』を読んで

民主主義について考える本。

民主主義とは「めんどくさくて、うんざりして、そのうえ疲れる」もので、時間と空間、対話とデザインが必要だと著者は唱える。

合意形成のために時間をかけて対話をし、想像力を働かせ溢れるて人の出ないような社会(空間)をデザインしするにはものすごい労力と手間隙がかかる。だから、「なんでも他力本願で済ませたりお手軽に結論を出すのでなく、しっかりと考え議論し色々なものを積み上げて

もっとみる
『ドイツの地方都市はなぜ元気なのか』を読んで。

『ドイツの地方都市はなぜ元気なのか』を読んで。

ドイツ在住ジャーナリスト高松平蔵さんの著書を昨年から頻繁に読んでいる。著者の住むエアランゲン市を中心としてドイツにおけるまちづくりのあり方をいろんな切り口で紹介している。

今回紹介するのもその1つだ。僕は新しいものから読み始め、徐々に遡る形で読んでいる関係上内容が重複する部分もあるがそれは理解を深めることになっているし、そもそもドイツのまちづくりのあり方が「なぜ」だったり「どのような社会を作るか

もっとみる