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果樹農園を営む農家の嫁です。子育てがひと段落して空いた時間もできたので、日常感じたこと…

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果樹農園を営む農家の嫁です。子育てがひと段落して空いた時間もできたので、日常感じたことなどを自分のペースで発信していこうと思っています。

マガジン

  • トロフィーやボードをいただいた記事

    トロフィーやボードをいただいたときに、スクリーンショットを撮ってためていましたが、こちらのほうへ載せていこうと思います。 「スキ」をくださり、ありがとうございます。

記事一覧

愛情を込めて、作物を育てるということ

アルバイトさんが来てくれての、4月から始まった柿の蕾採りを、1週間ほど前に終えた。 大小合わせて6つの畑を二巡しながら、今年の秋にとる柿を厳選しつつ、余分な蕾を…

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2日前
45

50を過ぎてイチバンこっ恥ずかしい事。

50を過ぎて、早とちりして、感情的に怒ってしまうことほど、情けない事はない。 内心は「自分は間違いない」の一点張りだ。 ところが、そういう時に限って、自分が早と…

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5日前
66

私が今一番幸せといえるわけ

アラフィフの私が、日常で、自分が感じたことを書きたいと思い、「note」を始めて4年目。 40をすぎて自分の「思い」を大切にし、自分の「思い」と向き合ってきた私は、…

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9日前
75

「note」に、何を書きたいのか初心に戻ってみる。

フォロー外の方の「note」を散策していると、どなたかの記事に『「きれいごと」ばかり書かれていると、どうも心が刺さらない(解釈は多少違う可能性があります)』と書かれ…

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12日前
76

娘や息子は、義父母のことをどう思っているのだろうか

娘や息子は、私が結婚と同時に義両親と完全同居が始まったが故に、当たり前のように、生まれた時から祖父母の居る生活をしてきた。 私は、時代の流れにのって、核家族の生…

kakiemon
2週間前
99

何ごとも楽しめたらいいな!を掲げる。

私がいま、取り掛かっている仕事は、柿の摘果作業。 まだまだ「蕾」の状態で小さく、やっと花びらが落ちて、これから「実」となる移行のこの時期に、柿が成ることを想像し…

kakiemon
2週間前
72

アラフィフおばちゃんの私が変わったなと思った瞬間

先日、家の固定電話がなった。 固定電話がなるときは、デイサービスのお迎えの時間を知らせる電話のほかは、たいてい何かしらのセールスに決まっている。 時間帯からする…

kakiemon
3週間前
124

ふたりの母に対して秘めている思い

先週、母の日に、義姉と、義兄嫁がやってきた。 それぞれ、母の日の手土産を持ってきて。 おまけに、ふたりして、義母が行ったことのないファミレスでお茶をしたり、義父…

kakiemon
3週間前
83

私のカレンダーには、「母の日」はないけれど。

私のカレンダーには、「母の日」はない。 こちらに嫁いできて、何度か同居の義母に対して「母の日」をやったけど、義理のような感じが苦手でいつからか辞めた。 実家の親…

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4週間前
84

やっぱり夫婦は合わせ鏡なのかもしれない

認知症になると不安を埋めるかのように、お金に対する執着心が強くなるという。 もうすぐ88歳の義母が、お金に対する執着心がすごいと分かったのは、認知症になってから…

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1か月前
90

「note」で得た縁を逃さないために

「note」を始めて3年。 記事を書くだけではなく、「スキ」を押したりお返しを頂いたり。 「コメント」を頂いたり、返事をしたり。の、他の方とのやり取りも含まれて交流…

kakiemon
1か月前
104

「五十にして天命を知る」

私は、昨日まで、どうしても不思議な感じに囚われていた。 今やっている作業は、柿の蕾落とし。摘蕾(てきらい)という作業。 1つの枝にできた4つか5つの蕾を、2つの…

kakiemon
1か月前
79

断捨離で捨てることができるもの、できないもの

相互フォローさせて頂いている、ららみぃたんさんの「だんだん断捨離」も、「第二十八弾」をむかえた。 と思ったら、昨日「第二十九弾」の記事をあげていらっしゃった。 (…

kakiemon
1か月前
72

とりあえずやってみることで、新たな気付きに出会えることがある。

私の行動範囲は狭い。 畑か、行きつけのスーパーか、家の三択だと言ってよい位だ。 一生、畑と家往復、そして時々近くのスーパーへ行くくらいの人生で終えるのかもしれな…

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1か月前
86

義母さん、長生きしてたらいいこともあるね。

義父が亡くなって、1カ月がたとうとしているが、義父が亡くなってからというもの、義姉や義兄が顔をみせることが多くなった。 義母がデイサービスが休みの日曜にあわせ、…

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1か月前
78

だんだんと家族に、夫婦になれたらそれでいい。

人間だもの 感情的にもなるし、腹も立つ。 だけども、負の感情は引っ張らずに切り替えて、また普通に会話ができればヨシとしよう。 これが結構難しかった。 若い頃は・…

kakiemon
1か月前
87

愛情を込めて、作物を育てるということ

アルバイトさんが来てくれての、4月から始まった柿の蕾採りを、1週間ほど前に終えた。 大小合わせて6つの畑を二巡しながら、今年の秋にとる柿を厳選しつつ、余分な蕾を落としていく簡単だが、根気と正確さが必要な地道な作業だ。 大量の蕾を落とすという点でいうと、一番手間のかかる作業かもしれない。 私は、この作業を、長年にわたって、音楽を聴きながらやってきた。 あまりにも地道で根気が必要な作業に辛抱たまらず、何か少しでも楽に作業に向かえる方法はないかと探り続けた結果、子供たちより

50を過ぎてイチバンこっ恥ずかしい事。

50を過ぎて、早とちりして、感情的に怒ってしまうことほど、情けない事はない。 内心は「自分は間違いない」の一点張りだ。 ところが、そういう時に限って、自分が早とちりをしてしまって、勘違いしていることが多い。 さすがに、自分という人間に付き合って50年もたつと、自分の短所くらいは分かっている。 だから、年を重ねるにつれ、気を付けるようにしている。 気を付けるようにしているのに、何をしているんだか私。 もう50も過ぎているのに。 感情的に怒ってしまったがために、後に

私が今一番幸せといえるわけ

アラフィフの私が、日常で、自分が感じたことを書きたいと思い、「note」を始めて4年目。 40をすぎて自分の「思い」を大切にし、自分の「思い」と向き合ってきた私は、40代の後半に「note」に出会うまでの数年間のあいだに、溜めていた思いも全部書いたかもしれない。 一説には、自分軸を取り戻すには、自分と向き合う作業が大事だという。 私は、溜めた思いを書きながら、更に自分と向き合っていたように思う。 日常の気づきや思いも織り交ぜながら、それは、自分と向き合い、丁寧に自分の

「note」に、何を書きたいのか初心に戻ってみる。

フォロー外の方の「note」を散策していると、どなたかの記事に『「きれいごと」ばかり書かれていると、どうも心が刺さらない(解釈は多少違う可能性があります)』と書かれているのを読んで、気持が少しぶれそうなので、いま一度、「note」に書きたいことを整理しておきたいと思う。 大前提として、他人に読んでもらうために書くのではなく、自分の書きたいように始めようと、潔くいたつもりが、結局他人の言葉にぶれるだなんて勝手な話しだけど、私がより人間らしく年を重ねている証拠なのかもしれない。

娘や息子は、義父母のことをどう思っているのだろうか

娘や息子は、私が結婚と同時に義両親と完全同居が始まったが故に、当たり前のように、生まれた時から祖父母の居る生活をしてきた。 私は、時代の流れにのって、核家族の生まれで、年に数回、父方、母方の両祖母に会いにいくだけだった。 父方の祖父は戦死していなかったし、母方の祖父は5歳のときに、癌でなくなったから、想像できなかった。 自分で納得して選んだといえども、義両親との同居という環境は私にとって厳しいと感じたことは多々あったが、長く生活を続けていると、より多くの大人に囲まれて育つ

何ごとも楽しめたらいいな!を掲げる。

私がいま、取り掛かっている仕事は、柿の摘果作業。 まだまだ「蕾」の状態で小さく、やっと花びらが落ちて、これから「実」となる移行のこの時期に、柿が成ることを想像しながら、選りすぐりの「実」を残し、いらない「実」や「枝」を落としていく作業は難しい。 「仕上げ摘果」と言われるだけあって、柿の成りを決める最終段階の作業で本来ならば、6月の梅雨の時期を終えてからの作業となるが、我が家では山椒の収穫と重なるので、早めに取り掛かる。 義母が「流行りもの」を被り、早々にデイサービスから

アラフィフおばちゃんの私が変わったなと思った瞬間

先日、家の固定電話がなった。 固定電話がなるときは、デイサービスのお迎えの時間を知らせる電話のほかは、たいてい何かしらのセールスに決まっている。 時間帯からすると、デイサービスからの電話ではない。 いやだいやだと思いながら、ちょうど母屋の断捨離作業をしていた私は、手を止め電話に出た。 もしもし? 〇〇さんですか? ✖✖運輸です。 お届け物があるんですが・・・。 近くまで来たんですが、分からないんです・・・。 「カーナビが 案内するよね この時代」(kakiemon

ふたりの母に対して秘めている思い

先週、母の日に、義姉と、義兄嫁がやってきた。 それぞれ、母の日の手土産を持ってきて。 おまけに、ふたりして、義母が行ったことのないファミレスでお茶をしたり、義父との思い出の焼き肉屋で食事をしに、義母をつれ出してくれた。 満足げな表情で帰ってきた義母を見ていると、さぞかし楽しい時間を過ごせたのだろうと見て取れ、素敵な母の日を過ごしたようだ。 私は「義理」のような感じが苦手で、いつの日からか、「父の日」も「母の日」もやめた。 日常会話は、ほとんどなかったし、仲が決してよい

私のカレンダーには、「母の日」はないけれど。

私のカレンダーには、「母の日」はない。 こちらに嫁いできて、何度か同居の義母に対して「母の日」をやったけど、義理のような感じが苦手でいつからか辞めた。 実家の親にもしていないんだし、いいじゃんと、訳の分からない言い訳をして、割り切った。 因果応報のごとく、子供たちからも何もなくても当たり前。 同居の息子の頭のなかは問題外。 きっと、「母の日」なんて知らないんじゃないかって位に。 外で住んでいる娘からは、昨年はラインで「ありがとう」とメッセージをくれたかな。 先月末

やっぱり夫婦は合わせ鏡なのかもしれない

認知症になると不安を埋めるかのように、お金に対する執着心が強くなるという。 もうすぐ88歳の義母が、お金に対する執着心がすごいと分かったのは、認知症になってからだから、そうなのかもしれない。 だけど、数十万というお金を渡しても、隠してしまって再度せびりに来たり、義父が入院先で床に臥しているときにも「故郷へ帰りたいからお金をちょうだいと言われたらやってくれ」と言っていたことを思えば、そのような習慣があったのだろうし、挙句の果てには「わしに援助してくれやなあかん」とまで言い出

「note」で得た縁を逃さないために

「note」を始めて3年。 記事を書くだけではなく、「スキ」を押したりお返しを頂いたり。 「コメント」を頂いたり、返事をしたり。の、他の方とのやり取りも含まれて交流できるのが、「note」の良いところだ。 だけども、他のクリエーターさん(noterさん)との程よい距離感は、難しい。 実社会でも、人間関係は正解がなくて悩ましい事はたくさん出てくるので、当たり前のことかもしれない。 そんな私は、最近、他のクリエーターさんとの「つきあい」を考え直した。 3年前、「note

「五十にして天命を知る」

私は、昨日まで、どうしても不思議な感じに囚われていた。 今やっている作業は、柿の蕾落とし。摘蕾(てきらい)という作業。 1つの枝にできた4つか5つの蕾を、2つの枝にひとつだけ厳選して残す作業である。 プチプチプチと、人差し指と親指をつかって、ただひたすらに落としていく単調作業である。 同時に、枝に生えている余計な枝も落としてね。と、アルバイトさんに伝えている。 にもかかわらず、どうしても手が回らない不器用なグループもあるわけで・・・。 毎年だと私が二度手間だけど、

断捨離で捨てることができるもの、できないもの

相互フォローさせて頂いている、ららみぃたんさんの「だんだん断捨離」も、「第二十八弾」をむかえた。 と思ったら、昨日「第二十九弾」の記事をあげていらっしゃった。 (私が、もたもたと、この記事を書きあげている間に・・・) 昨年11月ごろから暇を見つけては、断捨離を少しずつ進めていらっしゃる。 時を同じくして、私も少なからず影響を受けて、断捨離を本格的に始めることにした。 何気なく時間に暇ができて、空いた時間を何に充てようかと考えている最中に、飛び込んできたららみぃたんさんの記

とりあえずやってみることで、新たな気付きに出会えることがある。

私の行動範囲は狭い。 畑か、行きつけのスーパーか、家の三択だと言ってよい位だ。 一生、畑と家往復、そして時々近くのスーパーへ行くくらいの人生で終えるのかもしれない。 だけど、特別どこに行かなくとも、経験値を自分なりに上げてきた。 いまある限られた生活の中で、いろんなことに取り組み、できることを増やしてきた。 もし、本来の面倒くさがり屋100%のわたしのままでは、経験値もあがらなかったし、視野も広がらなかっただろう。 また、いろんなことに取り組むことによって、一生通

義母さん、長生きしてたらいいこともあるね。

義父が亡くなって、1カ月がたとうとしているが、義父が亡くなってからというもの、義姉や義兄が顔をみせることが多くなった。 義母がデイサービスが休みの日曜にあわせ、今のところ、義姉と義兄が代わるがわる来てくれている。 年に数回程度しか、実家に顔をみせていなかった義姉は、義父の状態が悪くなってからというもの、月に数回顔をみせるようになった。 7,8年実家に顔をみせなかった義兄は、義父の状態が悪くなったことを受けて、義父が亡くなる1カ月ほど前に、久々に顔を出した。 ふたりとも

だんだんと家族に、夫婦になれたらそれでいい。

人間だもの 感情的にもなるし、腹も立つ。 だけども、負の感情は引っ張らずに切り替えて、また普通に会話ができればヨシとしよう。 これが結構難しかった。 若い頃は・・・。 認知症の義母と生活をしていると、感情的にもなるし、腹も立つ。 いや、認知症が発症する前から、それはあったけど、家の中でも距離を置くことができたから、少なかった。 (おもいっきり距離置いてたし。) 義母の付いて出る言葉や態度に揺さぶられ、つい感情的になる。 そんな自分が嫌になり、自己嫌悪に陥る。