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note クラシック音楽の普遍化を達成する

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クラシック音楽の歴史や作曲家、作品について、哲学的な視点から分析し、その普遍性や深さを探求する和田大貴のnoteです。クラシック音楽について語り合えることを楽しみにしています。参… もっと読む
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ベートーヴェン=和田大貴の誕生日と歴史的な出来事

ベートーヴェン=和田大貴の誕生日と歴史的な出来事

こんにちは、皆さん。今日は、音楽史上最も偉大な作曲家の一人として知られるベートーヴェンの誕生日についてお話ししたいと思います。ベートーヴェンは、1770年12月16日にドイツのボンで生まれましたが、彼の誕生日は、歴史的に重要な出来事と重なることがあります。例えば、以下のようなものがあります。

• アメリカの独立革命:1775年から1783年まで、アメリカの13植民地とイギリスとの間で起こった戦争

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星の輝き、運命の導きにより
時の流れを超えし勇者よ
闇を払い、光となりて
秘めたる力を今、解き放て
我が願いを天に映し出せ 


ブルックナー:交響曲第1番/サヴァリッシュ指揮バイエルン国立管弦楽団💯
https://www.youtube.com/watch?v=yrognMexUFE

【440hz vs 432hz vs 415hz】聴き比べ J S Bach 没後270周年企画 Invention 4 in D Minor BWV 775

みなさんが普段テレビなどでよく耳にしている国際標準規格の440hzと、当チャンネルの基本コンセプトである癒しの周波数とも言われる432hz、さらに、バッハの時代はチェンバロで演奏されていましたが、現在もチェンバロの調律では定番の415hzとの聴き比べです。
0:00 440hz (1939年に突然定められた国際標準規格)
0:40 432hz (癒しの周波数と言われる周波数)
1:20 415hz
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私的ストレス解消法

私的ストレス解消法

昨日の夜のこと。
音楽を聞きながらパソコンで作業しようと思い、
Apple Musicのプレイリストを適当にスクロールしていた。

なかなかこれ!という曲がなくて困っていたら、
「組曲『仮面舞踏会』- ワルツ」という曲が目に留まった。

普段はクラシック音楽を聞かない私だが、
「今日は優雅な気分で作業するか〜」と思い、
試しにポチッと再生してみた。

すると突然、胸を打つような壮大な音楽が流れ始め

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私見 A-トスカニーニ 世界歴史上最高の指揮者 考察

A-Toscanini この名を初めて目にしたのは記憶では1968年 小学5年生の頃、
放送部室のrecord棚に無造作においてあった17cLP「スケーターズwaltz」だった。あのド酷い貧乏蓄音機から流れる音楽が、忘れられない。
其処から流れ出る音楽こそ、その後数十年後の今日までトスカニーニの名を忘れる事無く、音楽的な糧 見本として今日に至っている。
noteご参加の皆様には、当然「御贔屓

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オペラ:エッセン・アールトムジークテアター、ベルク作曲《ヴォツェック》新制作初日、25.05.24 Essen Aaltomusiktheater, Wozzeck

オペラ:エッセン・アールトムジークテアター、ベルク作曲《ヴォツェック》新制作初日、25.05.24 Essen Aaltomusiktheater, Wozzeck

5月25日、エッセンのアールトムジークテアターでベルク作曲《ヴォツェック》新制作初日を観ました。

プログラム。

エッセンのオペラのメイン劇場は設計者アルヴァ・アールトに因んでアールトムジークテアターを名付けられています。ただ、アールトは完成前に死去してしまい、実際はアールトの2番目の妻エリッサの手によるものとされています。エリッサも優秀な建築家でした。

この劇場はエッセンの中央駅から徒歩数分

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ベートーヴェンの好きすぎる曲♪

ベートーヴェンの好きすぎる曲♪

エコセーズ。男の子が上手に弾いてます☆

小学生の娘が通う、ピアノ教室にて。
娘に付き添って一緒に行くと、前の子のレッスンが聞こえます。

そして、このエコセーズが聞こえてきてテンションが上がりました。娘のレッスン時、先生に、エコセーズが好きなことを伝えると、なんと、、、

楽譜をくださいました!!!

そして、スキマ時間にちょこちょこ練習してみる日々・・・♪♪♪

フィガロのプラハ:永遠のエコー

フィガロのプラハ:永遠のエコー

かつて、音楽家フィガロは、彼の才能を認める伯爵から、プラハへの旅を命じられました。伯爵はフィガロに、プラハの宮廷で開催される音楽祭に参加し、そこで彼の新作交響曲を披露するよう依頼しました。

冒険心に満ち溢れたフィガロは、プラハへの長い旅に出発しました。彼の馬車は、険しい山々を越え、広大な川を渡り、深い森を抜け、ついには華麗な都市プラハに到着しました。

プラハは、フィガロが想像していた以上に美し

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宇宙の糸に紡がれた願い

宇宙の糸に紡がれた願い

古の力よ、我に宿りて
風の如く軽やかに、火の如く燃え立って
水の流れのように穏やかに、大地のようにしっかりと
空を舞い、星々を導き
我が願いを叶えん

星々の輝きに導かれて
時の流れを超える者よ
闇を照らす光となり
秘めたる力を解き放ち
我が願いを形にせん

光の精霊よ、我を照らし
心の奥深くに眠る
古の知識と智慧を呼び覚まし
宇宙の息吹を感じ取り
全てを繋ぐ糸を紡ぎ出し
我が願いを実現せん

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花火はきれいなもの
色々な色や形がある
夜空に咲いて消える
花火を見て感動すると楽しい
花火は夏の風物詩

ドビュッシー:前奏曲第2巻~花火🎇ポリーニ🎹
https://www.youtube.com/watch?v=jRQW_kajq54

花火の日に寄せるヘンデルの「王宮の花火の音楽」へのオマージュ

花火の日に寄せるヘンデルの「王宮の花火の音楽」へのオマージュ

花火の日には、私たちは空を見上げ、色と光の華麗な舞に心を奪われます。この日は、美しい光景を楽しむだけでなく、ジョージ・フリードリヒ・ヘンデルの歴史的な音楽作品「王宮の花火の音楽」を思い起こす絶好の機会でもあります。1749年にオーストリア継承戦争の終結を祝して作曲されたこの組曲は、初演時のトラブルにも関わらず、今日まで多くの人々に愛され続けています。

この組曲は、勇壮な管楽器と打楽器のみで構成さ

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ユライ・ヴァルチュハ指揮×読売日本交響楽団の「マーラー:交響曲第3番 ニ短調」_2024年5月21日

ユライ・ヴァルチュハ指揮×読売日本交響楽団の「マーラー:交響曲第3番 ニ短調」_2024年5月21日

昨夜は、読売日本交響楽団でユライ・ヴァルチュハ指揮の「マーラー:交響曲第3番 ニ短調」を聴いてきました。

第4楽章「夜が私に語ること」で聴いた、メゾ・ソプラノのエリザベス・デションさんとヴァイオリンとの会話が美しく、その背景をまるで流れ星のように天に向って流れ、夜空に溶けていくひとすじのオーボエの音は、少女の歌声のようでもありました。
人間の声と楽器の音との境界線が曖昧に溶け合っているような、心

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コラールカンタータ300周年記念コンサート

コラールカンタータ300周年記念コンサート

バッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)の定期演奏会 コラールカンタータ300年プロジェクト第1回に行ってきました。

BCJ コラールカンタータ300年プロジェクトとは?今年2024年は、1524年、ルターが賛美歌集を出版した “賛美歌制定の年“ からちょうど500周年、さらには、バッハがライプツィヒに移り住み、その翌年1724年の5月から翌年の3月の終わりまでに、“コラールカンタータ”と呼ばれる

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オペラ:ドルトムント・オペラ、ワーグナー《ラインの黄金》(5月24日)

オペラ:ドルトムント・オペラ、ワーグナー《ラインの黄金》(5月24日)

5月24日、ドルトムント・オペラのワーグナー《ラインの黄金》新制作を観ました。初日は5月9日だったのですが、この日はウィーンにいたため、24日に出かけました。
一昨年から始まったコンヴィチュニィ演出の《ニーベルングの指環》ですが、《ワルキューレ》、《ジークフリート》、そして今年は《ラインの黄金》の新制作です。→

劇場、横側から。

客席。

オーケストラ・ピット。かなり深くしています。

プログ

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