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6歳双子の母。楽しいことばかりじゃない毎日だからこそ、小さな幸せを大切にして生きています。連続更新490日超。|育児日記|思い出話|読書記録|ひとり井戸端会議|モノとわたし|自省のひと言| ご連絡は「クリエイターへのお問い合わせ」、またはXのDMにお願いいたします。

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記事一覧

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約束のベビーパール

最近、ベビーパールのネックレスをよく着けている。「鳥羽に小旅行するんだから、昔買ったあれを」と、ジュエリーボックスの中で長く眠らせてしまっていたものを引っ張りだ…

ちなみ
2か月前
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音楽はキウイのとなりに

CDプレイヤーの調子が悪い、と以前書いた。キッチンの背面カウンターに置いて使っていたものだ。実はもっと前からご機嫌斜めのようだったのに、だましだまし使っていた。 …

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15時間前
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時を超える色鉛筆

妹からLINEが届いた。自分で言うのもなんだけれど、一つ年下の彼女とは双子のように育ったため仲がいい。毎日連絡を取り合っている。 「ちょっと! この色鉛筆、憶えてる…

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1日前
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ときには泣いて大人になる

サザンオールスターズが好きだ。1980年代生まれのわたしにとって「世代ドンピシャ」とまでは言えないものの、10代後半からアルバムを買い集めた。 『女呼んでブキ』みたい…

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2日前
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ちょっと待って、固定電話の日付表示が未来になってる。
……なんで? いつから?
ドタバタしているといろんなことに手が回らなくなる。
丁寧な暮らしなんてしてみたいものだけど、わたしには無理そう。

ちなみ
3日前
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「書けない……書けないなあ……」と、このあいだから悩んでいます。

そうこうしているうちに、ダイアンサス(なでしこ)が花盛りを通り越して荒れ放題になってしまいました。
無心で花壇いじりしたら、書く感覚も取り戻せるかなあ。

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4日前
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愛があるからしつこいの

ヒカリモノが大好きだ。ジュエリーはもちろん、キラッと輝くスワロフスキーがついたヘアアクセサリーも好きだし、腕時計もダイヤモンド二重巻きのものを選んでしまった。 …

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5日前
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強気なわたし大作戦

「気が強い」がネガティブな意味で使われる場面に、最近たくさん出くわした。 「○○さんって、気が強くて嫌いやわあ」とか「気が強い女はかわいげがない」とか、その手の…

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6日前
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ファッションチェックガールズ、あらわる

とうとうこんなステージに突入した。おしゃれ好きなお子さんがいるご家庭のママさんなら共感してくださるかもしれない。 双子の娘たち(6歳)がわたしの服装チェックをす…

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7日前
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家電を新しくしたらわーっとテンションが上がる。
きれいにセッティングして、まずは一度使ってみて……。
でも、ダンボールに発泡スチロールやらなんやらという残骸を片づけるのが億劫。やりたくなーい。

だめだだめだ! 家に帰るまでが遠足なんだ!

ちなみ
8日前
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しみもいつか味になる

「robita」のバッグを使い始めて半年くらいになる。メッシュ状に革を編み込んだデザインが特徴的なブランドだ。20代の頃にも使っていたことがある。革の表情が気に入って購…

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9日前
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それを開いておくために

トラベラーズノート用のクリップ、というものを買った。またも娘たちと行った本屋さんの文具コーナーで出合ってしまった。 よく紙の本やファイルを広げたままパソコンに向…

ちなみ
10日前
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カーネーションと偶然と。

一日早く、母の日のプレゼントをもらった。ほんとうの母の日は5月12日(日)だそうだけれど、夫がなんやかんやと忙しいということで、前倒しにしてくれたらしい。 毎年、…

ちなみ
11日前
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読書のコスパ

小説を一冊、読み終えた。物語からテーマがはっきりと浮かび上がってくるような作品だった。だらだらとストーリーが続くのではなく、背景にある筆者の考えに手が届きそうな…

ちなみ
12日前
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あだ名の変遷

大学時代の後輩からメッセージが届いた。 「姉さん、元気? あのさ……」 姉さん。懐かしい。若い頃のわたしを「姉さん」と呼ぶ人がときどきいた。なぜかわからない。当…

ちなみ
13日前
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連休明けでバタバタしていて、やっと休憩の時間が持てたと思ったら……。
持ってくる本を間違えた!!
これ、読みかけのやつじゃなーい!

ちなみ
2週間前
38
約束のベビーパール

約束のベビーパール

最近、ベビーパールのネックレスをよく着けている。「鳥羽に小旅行するんだから、昔買ったあれを」と、ジュエリーボックスの中で長く眠らせてしまっていたものを引っ張りだした。

これまでもパールはときどき着けていたけれど、すべてイミテーションを選んでいた。

本物のパールは水に弱い。酸や熱にも弱いそうだ。つまり、扱いに注意が必要ということ。着けたあとは柔らかい布で拭い、高温多湿を避けた環境で保管するのが望

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音楽はキウイのとなりに

音楽はキウイのとなりに

CDプレイヤーの調子が悪い、と以前書いた。キッチンの背面カウンターに置いて使っていたものだ。実はもっと前からご機嫌斜めのようだったのに、だましだまし使っていた。

もう買い換えどきかなあ、という記事がこちら。

尊敬するフォロワーさんから教えていただいたPanasonicの機種を第一候補に決めたのだけど、あいにく店舗に在庫がなくて取り寄せになるとのこと。でも、Panasonicが見た目も好みだし、

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時を超える色鉛筆

時を超える色鉛筆

妹からLINEが届いた。自分で言うのもなんだけれど、一つ年下の彼女とは双子のように育ったため仲がいい。毎日連絡を取り合っている。

「ちょっと! この色鉛筆、憶えてる?!」

変換ミスのあるリンクつきメッセージが、彼女の興奮を伝えていた。そこに現れた商品ページを見て、わたしは「あー!」と声をあげた。

トンボ鉛筆の「色辞典(IROJITEN)」だった。

これはわたしたち姉妹が小学生か中学生の頃、

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ときには泣いて大人になる

ときには泣いて大人になる

サザンオールスターズが好きだ。1980年代生まれのわたしにとって「世代ドンピシャ」とまでは言えないものの、10代後半からアルバムを買い集めた。

『女呼んでブキ』みたいに、今の時代には公共放送で流せないだろう楽曲も多くある。それもまたサザンの「味」だ。すんごい曲、つくったもんだよねえ。そう思ってにやりと笑うとき、世にたくさんいらっしゃるサザンファンと、まるで共犯者のように連帯感で繋がる気がする。

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ちょっと待って、固定電話の日付表示が未来になってる。
……なんで? いつから?
ドタバタしているといろんなことに手が回らなくなる。
丁寧な暮らしなんてしてみたいものだけど、わたしには無理そう。

「書けない……書けないなあ……」と、このあいだから悩んでいます。

そうこうしているうちに、ダイアンサス(なでしこ)が花盛りを通り越して荒れ放題になってしまいました。
無心で花壇いじりしたら、書く感覚も取り戻せるかなあ。

愛があるからしつこいの

愛があるからしつこいの

ヒカリモノが大好きだ。ジュエリーはもちろん、キラッと輝くスワロフスキーがついたヘアアクセサリーも好きだし、腕時計もダイヤモンド二重巻きのものを選んでしまった。

洋服はシンプルな色合わせに抑えるぶん、パンプスをきらきらさせたくなる。結果、シューズボックスにあるわたしの靴の半分くらいは、ビジュー(輝きのある装飾)やなんらかの飾りがついている。

ちょこんとリボンのついたバレエパンプスなんかも大好物な

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強気なわたし大作戦

強気なわたし大作戦

「気が強い」がネガティブな意味で使われる場面に、最近たくさん出くわした。

「○○さんって、気が強くて嫌いやわあ」とか「気が強い女はかわいげがない」とか、その手の話をよく聞いた。

なんでかなあ、と思う。そのとき非難されていた人は、気が強すぎるうえに性格が悪くてトラブルを起こしている、のではない。嫌なことは嫌だと拒否したり、自分の考えを明らかにしたりするという、ただそれだけで嫌悪の対象になっている

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ファッションチェックガールズ、あらわる

ファッションチェックガールズ、あらわる

とうとうこんなステージに突入した。おしゃれ好きなお子さんがいるご家庭のママさんなら共感してくださるかもしれない。

双子の娘たち(6歳)がわたしの服装チェックをするようになった。

「ママ、今日は金色で丸いピアスなんやね。お洋服にすごく合ってると思う!」
「わあ、お花がたくさん描いてあるワンピースだー、かわいい!」
「なんか……今日はいつもより変だね?」

などなど。

朝起きてわたしの装いを見て

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家電を新しくしたらわーっとテンションが上がる。
きれいにセッティングして、まずは一度使ってみて……。
でも、ダンボールに発泡スチロールやらなんやらという残骸を片づけるのが億劫。やりたくなーい。

だめだだめだ! 家に帰るまでが遠足なんだ!

しみもいつか味になる

しみもいつか味になる

「robita」のバッグを使い始めて半年くらいになる。メッシュ状に革を編み込んだデザインが特徴的なブランドだ。20代の頃にも使っていたことがある。革の表情が気に入って購入したもので、当時も大事にしていた。購入前後のことはこちらに書いた(↓)。

お財布にノートと文庫本、家の鍵とハンカチ、iPhoneあたりを入れて、近所に出かけるための「ワンマイルバッグ」にしている。

経年変化を楽しめる革なので、

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それを開いておくために

それを開いておくために

トラベラーズノート用のクリップ、というものを買った。またも娘たちと行った本屋さんの文具コーナーで出合ってしまった。

よく紙の本やファイルを広げたままパソコンに向かうのだけれど、ぺたりとページが閉じてしまうことがあって困っていた。あっ、今そこのページが必要なのよ! なん度、一人で呟いたことか。

しばらく前までは楽譜用のクリップを使っていた。ブロンズ色がかわいい、こちら。

雑誌やカタログなど、大

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カーネーションと偶然と。

カーネーションと偶然と。

一日早く、母の日のプレゼントをもらった。ほんとうの母の日は5月12日(日)だそうだけれど、夫がなんやかんやと忙しいということで、前倒しにしてくれたらしい。

毎年、義母と自分の母にプレゼントを用意するのに、わたし自身がもらえるだろうと予想をつけるのはうっかり忘れてしまう。そして、バタバタしているときに「母の日だよー」と娘たちから2輪のカーネーションを渡されて、びっくりすることになる。

今年はピン

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読書のコスパ

読書のコスパ

小説を一冊、読み終えた。物語からテーマがはっきりと浮かび上がってくるような作品だった。だらだらとストーリーが続くのではなく、背景にある筆者の考えに手が届きそうな感覚があった。こういう作品に会えたとき、表現力ってすごいなあ、といつも感じる。

そんななか、思春期に出会った「わけわからん小説」たちを思い出す。

梶井基次郎の『檸檬』も謎だったし、カフカの『変身』も意味がわからなかった。わたしは思考が浅

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あだ名の変遷

あだ名の変遷

大学時代の後輩からメッセージが届いた。

「姉さん、元気? あのさ……」

姉さん。懐かしい。若い頃のわたしを「姉さん」と呼ぶ人がときどきいた。なぜかわからない。当時のわたしはなにかしらお姉さん風を吹かせていたのかもしれない。年子の妹とコンビ扱いされることもあったから、区別する意味で「姉さん」と呼ぶ人もいた。メッセージをくれた彼は後輩なので、わたしはほんとうに1歳年上のお姉さんでもあった。

これ

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連休明けでバタバタしていて、やっと休憩の時間が持てたと思ったら……。
持ってくる本を間違えた!!
これ、読みかけのやつじゃなーい!