CHE BUNBUN

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CHE BUNBUN

映画ブログ『チェ・ブンブンのティーマ』の管理人です。 映画検定2級/『CLIMAX クライマックス』のプレスに寄稿etc 詳細プロフィール: https://france-chebunbun.com/2015/02/05/post-1938/

マガジン

  • 映画人のお気に入り映画&ベスト

    映画人のお気に入り映画や映画ベストをまとめたものです。

  • VTuber研究

    VTuberの物述有栖が5時間に渡って寝ている様子を流し続けたASMR動画を観て、VTuberの面白さを知りました。このマガジンはVTuber動画の論考や感想を集めたものです。映画とは違った感覚を抱く毎日。好きなVTuberは、ぽこピー、物述有栖、名取さな、でびでび・でびるなどです。

  • とあるフリーターの社会復帰日記

    2023年11月末に体調を崩し緊急入院。その後仕事を辞めました。いろんな社会的手続きや活動を備忘録としてマガジンにします。自分用ではありますが、有料で読むことができます。定期的に新しいネタがあったら更新していきます。 【自分のキャリア概要】 年齢:29歳 職歴: ★本業 -1社目:システムエンジニア(2017/4~2023/2) -2社目:広告運用者(2023/7~2023/12) ★副業 ・映画コンサルタント(2021/8~2022/7) ・映画ライター(2021/11~現在) スキル・資格: -Excel,Word,PowerPointは実務レベルで使えます。 -基本情報技術者試験 -高等学校教諭 第一種免許状(情報)  -世界遺産検定マイスター -英検2級 -仏検2級 -普通自動車免許(ATのみ)※ペーパードライバー

  • 特集:世界遺産

    世界遺産検定に関するマガジンです。 勉強友達のNao.U氏の記事もまとめています。

  • 読書感想文

    che bunbunや知り合いの読書感想文をまとめたマガジンです。

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che bunbunのポートフォリオ

こんにちは 映画の伝道師の「che bunbun(チェ・ブンブン)」と申します。 映画ブログ「チェ・ブンブンのティーマ」を2014年に立ち上げ、ほぼ毎日1本映画の考察、感想をアップしてきました。 ここ数年は、ありがたいことに映画の配給会社さんからパンフレット寄稿やトークショーといった依頼を頂くことが多くなってきました。ちらほら「che bunbunって何者?」という声を聞きますので、自己紹介/経歴をまとめることにしました。 自己紹介▷活動名:che bunbun(チェ・

    • [翻訳]ダリオ・アルジェントのお気に入り映画57選

      映画サイト"LaCinetek"にて、『サスペリア』『ダークグラス』のダリオ・アルジェント監督の好きな作品57選がアップされていたので翻訳してみた。 1.カビリア(ジョヴァンニ・パストローネ、1914) 2.イントレランス(D・W・グリフィス、1916) 3.吸血鬼ノスフェラトゥ(F・W・ムルナウ、1922) 4.メトロポリス(フリッツ・ラング、1927) 5.キートンのカメラマン(バスター・キートン、エドワード・セジウィック、1928) 6.ドラキュラ(トッド・ブラウニン

      • [翻訳]アベル・フェラーラのお気に入り映画49選

        映画サイト"LaCinetek"にて、『天使の復讐』『バッド・ルーテナント/刑事とドラッグとキリスト』のアベル・フェラーラ監督の好きな作品49選がアップされていたので翻訳してみた。 1.地球の静止する日(ロバート・ワイズ、1951) 2.マックイーンの絶対の危機(アービン・S・イヤワース・Jr.、1958) 3.ボディ・スナッチャー/恐怖の街(ドン・シーゲル、1956) 4.三人の女(ロバート・アルトマン、1977) 5.現金に体を張れ(スタンリー・キューブリック、1956

        • [翻訳]是枝裕和のお気に入り映画50選

          映画サイト"LaCinetek"にて、是枝裕和の好きな作品50選がアップされていたので翻訳してみた。 △作業配信しながら作りました。 1.プレイス・イン・ザ・ハート( ロバート・ベントン、1984) 2.ブラザー・サン シスター・ムーン(フランコ・ゼッフィレッリ)、1971) 3.サン★ロレンツォの夜(タヴィアーニ兄弟、1982) 4.ウンベルトD(ヴィットリオ・デ・シーカ、1951) 5.アマルコルド(フェデリコ・フェリーニ、1973) 6.オープニング・ナイト(ジョン

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        記事

          チェ・ブンブンのお気に入り映画51選

          最近、映画サイト"LaCinetek"にて、いろんな映画監督のお気に入り作品を翻訳している。単純な監督の好みから明らかに作品に影響を与えている映画などが並んでいるのだが、どれも個性的だ。よくある映画ベスト100に入りそうな王道作品を外したりスパイスとして入れながら、独自の血肉を提示する。それを観察することは個人的に楽しい。自分も定期的にリストを作っているのだが2024年版を提示したい。基準として、自分が映画について考えたり執筆する際によく脳裏に浮かび上がる作品を51本並べてお

          チェ・ブンブンのお気に入り映画51選

          未知なることば「アムハラ語」を習ってみた話

          こんにちは、チェ・ブンブンです。 新しいことを始めたくなる季節。春から大学生の方であれば第二外国語を学び始めるシーズンであろう。社会人であれば、新しい業務に追われたりするだろう。私の場合、先日からアムハラ語を勉強している。今日はその話をしていきます。 アムハラ語とは?そもそも、アムハラ語とはなんなのだろうか?アムハラ語とはエチオピアで使われている言葉です。エチオピアは多民族国家で地域によって様々な言葉が使われている。国としてまとまるために作業語としてアムハラ語が使われてい

          未知なることば「アムハラ語」を習ってみた話

          「恋愛」はグロいー小津安二郎『秋日和』を観て

           他者との間合いを気にしている人でも「恋愛」となると急に土足で他者の領域に足を踏み込む。 「好きな人はいるの?」 「いつごろ結婚するの?」 「あの人は今〇〇さんと付き合っているらしいよ」  これらは家族、友人、会社関係なく発せられがちな言葉だ。そもそも恋愛は1対1の関係にすぎないのではないか。他者へ好意を抱き「恋」となる。相手と対話をし親密となることで「愛」となる。そのプロセスとしての「恋愛」がスペクタクルとして第三者によって消費されてしまうのである。なんてグロテスクなの

          「恋愛」はグロいー小津安二郎『秋日和』を観て

          [翻訳]ラドゥ・ジューデのお気に入り映画51選

          映画サイト"LaCinetek"にて、『アンラッキー・セックスまたはイカれたポルノ』のラドゥ・ジューデ監督の好きな作品51選がアップされていたので翻訳してみた。 1.二十一世紀の起源(ジャン=リュック・ゴダール&アンヌ=マリー・ミエヴィル、2000) 2.たたえられよ、サラエヴォ(ジャン=リュック・ゴダール、1993) 3.Diana's Mirror(イェルヴァント・ジャニキアン&アンジェラ・リッチ・ルッキ、1996) 4.雪合戦(ルイ・リュミエール、1896) 5.MO

          [翻訳]ラドゥ・ジューデのお気に入り映画51選

          [翻訳]ベルトラン・ボネロのお気に入り映画67選

          映画サイト"LaCinetek"にて、『メゾン ある娼館の記憶』『けもの』のベルトラン・ボネロ監督の好きな作品67選がアップされていたので翻訳してみた。 1.スコーピオ・ライジング(ケネス・アンガー、1964) 2.サスペリアPART2(ダリオ・アルジェント、1974) 3.L'Abécédaire de Gilles Deleuze(ピエール=アンドレ・ブタン、1988) 4.たぶん悪魔が(ロベール・ブレッソン、1976) 5.かごの中の子供たち(ジャン=クロード・ブリソ

          [翻訳]ベルトラン・ボネロのお気に入り映画67選

          [翻訳]ペドロ・コスタ監督のお気に入り映画50選

          映画サイト"LaCinetek"にて、『ホース・マネー』のペドロ・コスタ監督の好きな作品50選がアップされていたので翻訳してみた。 1.トラス・オス・モンテス(マルガリーダ・コルデイロ&アントニオ・レイス1976) 2.恋の浮島(パウロ・ローシャ、1982) 3.モラエスの島(パウロ・ローシャ、1984) 4.過去と現在 昔の恋、今の恋(マノエル・ド・オリヴェイラ、1972) 5.A Portuguese Goodbye(ジョアン・ボテリョ、1986) 6.フォルティーニ/

          [翻訳]ペドロ・コスタ監督のお気に入り映画50選

          [翻訳]黒沢清監督のお気に入り映画51選

          先日、アップした濱口竜介監督のお気に入り映画リストが好評だった。映画サイト"LaCinetek"をチェックすると、他にも気になる映画監督のリストがたくさんあった。黒澤明やスタンリー。キューブリックといった巨匠からベルトラン・ボネロやアベル・フェラーラといった鬼才まで揃っており、読んでいるだけでワクワクするものがある。 今回は、黒沢清監督のリストを翻訳していく。 1.丹下左膳余話 百萬両の壺(山中貞雄、1935) 2.獣人(ジャン・ルノワール、1938) 3.風の中の牝鶏(

          [翻訳]黒沢清監督のお気に入り映画51選

          [翻訳]濱口竜介監督のお気に入り映画51選

          映画サイト"LaCinetek"にて『ドライブ・マイ・カー』で第94回アカデミー賞国際長編映画賞を受賞した濱口竜介監督のお気に入り映画51選が発表された。濱口竜介といえば、カイエ・デュ・シネマやThe Film Stageと海外メディアに好きな映画を挙げることで知られている監督だ。しかも、マティアス・ピニェイロやラドゥ・ジューデといった日本ではあまり知られていない監督作品を推しているので興味深かったりする。さて、今回はどんなラインナップになっているんだろうか? 1.エストラ

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          新社会人のための飲み会サバイバルガイド

          おはようございます、チェ・ブンブンです。 2024年も数ヶ月が経ち、4月、始まりの季節がやってきました。 この時期になると飲み会が増えてくる。皆さんは「飲み会」は好きでしょうか? 「飲み会」ほど好き嫌いが分かれるものはないと思っている。実際にX(旧:Twitter)では、定期的に「飲み会」は業務にあたるのか?といった議論が巻き起こり、コスパや精神論など様々な側面から意見が出る。 個人的に、「飲み会」は独特な立ち回りを要し、それを知らないと苦痛に感じることが多いように思

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          【漫画レビュー】「推したブルーは君の色」

          こんにちは、チェ・ブンブンです。 先日、自分のYouTubeの立ち絵やアバターを手がけた漫画家《ながみちながる先生》(@nagamichinagaru)が、新刊「推したブルーは君の色」を出版されたので早速読んでみた。今回は、本作のレビューを行なっていく。 あらすじ群としての眼差し、個としての眼差しを向けられても…… 本作はタイトル通り、『アデル、ブルーは熱い色』を意識した「間合い」の作品である。街中でチラシ配りをしている文化系アイドル《さんぶんし》の青猫朔良に一目惚れする

          【漫画レビュー】「推したブルーは君の色」

          バトルマンガのアクションシーンを描くのに参考になりそうな映画リスト

          こんばんは、チェ・ブンブンです。 Webtoon企画作家であり脚本家のみじんこさん( @mijin_combi )から映画noteのリクエストをいただきました。 ▲前回のリクエスト 今回のお題はこちら! 「バトルマンガのアクションシーンを描くのに参考になりそうな映画リスト」 漫画家が映画を参考にする話は「GANTZ」の奥浩哉や「チェンソーマン」の藤本タツキなど枚挙にいとまがない。確かに、マンガにおけるコマ割りは映画によるショットに通じるものがあり、いかに躍動的に描け

          バトルマンガのアクションシーンを描くのに参考になりそうな映画リスト

          『ジャン=リュック・ゴダール 遺言 奇妙な戦争』レビュー:「黒画面(=無)」の探求の涯てに彼はGOD+ART(D)となる

          0.ジャン=リュック・ゴダール遺作、ついに公開2022年9月13日、ヌーヴェルヴァーグの首領ことジャン=リュック・ゴダールが亡くなった。91歳だった。彼の最期は、スイスでの自殺幇助。映画は完成せず、『気狂いピエロ』のラストを彷彿とさせる唐突さが全世界の映画人を震撼させるとともに、どこか納得いくようなものも感じさせた。 それから1年後、サンローランプロダクションが彼の遺作をカンヌ国際映画祭に届けた。それが《Film annonce du film qui n'exister

          『ジャン=リュック・ゴダール 遺言 奇妙な戦争』レビュー:「黒画面(=無)」の探求の涯てに彼はGOD+ART(D)となる