コロナウィルスの広がり方は、火の見えない火事に似ている

以下、全文例え話。

ここに火事がある。
火種があり、その周りに可燃性の物体がある。
そのままにしておけば火はうつり、燃え広がっていく。
ただし、この火事は火が見えない。
木が少しずつ黒くなり、やがて白くなっていくのが見えるだけだとする。

・水をかける。
・火種の周りにある可燃性のものを遠くに置く。
・周りにある可燃性の物体を、不燃性の物体に置き換える。
・火の温度を調べ、燃え広がるかを推定する。

火事の延焼を抑えるために必要なことはなんでしょう?

さて、これはコロナの話でした。

水とは何か。これは薬のことである。
温度を下げることで、火が対象物を燃やすのを抑える。
つまり、発症した症状を抑え重症化を防ぐ

可燃性のものを遠くに置く。これは3密を避けることである。
火種から火花が飛び、延焼が広がることを防ぐ。
つまり、ウィルスの伝播を防ぎ、火災の時期を短くする

不燃性の物体に置き換える。これはワクチンである。
つまり、火種から引火することを避け、発症の確率を下げ、重症化を防ぐ。

火の温度を調べる。これはPCRである。
その物体が燃えているかどうかを確認する
つまり、ウィルスを持っている人間を確定することができる。

3月時点では、水がなければ不燃性の物体に置き換えることもできない。つまり有効な感染症対策は物理的隔離以外に存在しなかった。

今は、治療薬の選定がある程度進んだので水が使える状態である。しかしどのみち、広がってしまうとどうしようもないわけで、一定の範囲の隔離が重要である。というのが今の議論のポイントだと思われる。

上述しているように、コロナっぽい症状を出している人がいたら、その人と、その周りの人をすべて隔離してしまう。というのは非常に単純だが強力で確実な対処なんですね。

ちなみにマスクを装着することは、現在燃えている物体から火花を飛び散らせにくくする効果があると見ている。
手洗いは可燃物の周りに燃えやすい枯れ葉などがないようにする操作ですね。

ということで、変わらず手洗いとマスクと3密回避、やっていきましょうね。

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