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【アート】大分県立美術館(OPAM)の展示を見た

みなさん、こんばんは。

本日大分県に出張に行き、近くに美術館があったため、立ち寄ってみると非常にきれいな美術館で感動しました!

1階はフリーの展示とお土産コーナーがありました。

卵型の展示があって、触っていいと書いてあったので、迷わず触りました。
アート作品って基本的に触れないものが多いので、触れられるだけで嬉しいですね。

他にもプールをモチーフにした展示があって、こちらも面白かったです。
ちなみに水は入っていません。

後は壁掛け時計もデジタルでカッコよかったです。

近未来感があるというか、機械だらけの所に置いてあっても、映えることはありませんが、シックで落ち着いた環境で、周りにものがない場所に、こういったものがあると、アート性を感じます。

そして、3階にはタイトルに載せた「水の情景」という展示と「福田平八郎 没後50周年記念」の展示がありました。

今回は時間があまりなかったので、「水の情景」の展示を見ました。

撮影禁止だったので、写真などはありませんが、水を連想する絵画・衣装・工芸作品が展示されていました。

その中に15メートルに及ぶ岩澤重尾さんの絵画が展示されていて、そのすごさに思わず「すごい」といって顔を展示ガラスにぶつけたのを近くにいた女子学生に見られたのがめちゃくちゃ恥ずかしかった。

大分県立美術館より抜粋

水に関する絵画の中で、女性を担いで男性が海を横断する歌川広重の「東海道川尽 大井川の図」が特に印象に残りました。

昔は日本も含めて男尊女卑の世界だったにも関わらず、この絵だけを見ると女性を大切にしている(敬い・丁寧に扱う)ように見えます。

特別な地位の人たちなのでしょうが、運ばれているのがほとんど女性というのが不思議な感じがします。

女性を軽視しているということではなく、それが常の中でこうしたものを描くというのはどういう背景があったのか気になりました。
全然水に関係のないところが気になっていますね。

ただ、アート作品を鑑賞するときはこういう素朴な疑問を大切にして、ただ見るのではなくて、そこから疑問や不思議に感じたところを自分なりに考えて広げてみていくことで、アートを楽しむことができると思いますし、自分の考えや意見を持つことにも繋がるのではないかと思います。

何かを鑑賞したら、アウトプットすることで、自身の創作のインスピレーションにも繋げていきたいなと思います。

話はそれましたが、入館料も300円とお得ですので、近くに言った方はぜひ足を運んでみてください。

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