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日々の腑抜け

書く事を思いつかない時でも、どうしても手が動かしたくなったり何かしら文章を書きたくなるのは自分で言うのもなんだけど、かなり同人作家生活が身体に染み込んできたと思う。
それぐらい…書いてきたとは言っていい。週6で投稿をすることを半年ぐらいは続けている。なぜ、そんなに書くの?かけるの?答えは『分からない』
ただ、自分がやりたいことだしフリーターである身としては退屈な時間を忘れさせてくれるから、自然とお話を書くのだと思う。それと…あとはやっぱり現実が辛いからちょっとでも、脳内で気持ちよくなるような話が書ければなって思っている。

自分自身、ネガティブになる事が多い人種でふとしたことですぐに凹む。電車に乗るサラリーマンや学生、そしてお店で働く店員さんなどを見て落ち込む。それは全て自分が勝手に比べてしまって、どれだけ自分の存在や生き方が恥ずかしいものであると考えているのだ。

『企業に勤めてこそ、働く人なんだ』

そんな考えが頭の中をよぎっている。自分でも最初の頃は、『そんなことない。俺だって誰かのために立っているんだ』と思っていたけれど、娯楽でお金をいただくことに罪悪感でもあるのだろうか…

全く、根性も無い大人になったな〜って、好きなことで稼げるようになりたいと思っていたのだけれど正直なことろ、ここにきて考えていた芯の部分が大きく揺れている。

『結局さ、同じことでずーっと悩んでんじゃん』

今の自分が去年の自分と話をしてみたら、そう声をかけられると思う。あの時も同じことで悩んでいた。解決もしていないのに、次から次へと思いついてうつ病になって正社員を退職して、長いフリーター生活を続ける選択をとったのだ。

『いつも簡単でできることを選択してきた結果だろう?』

『はい……そうですっ……』

『それでずーっと悩んでさ、だったらなんで挑戦しないんだよ。お前はさ、能力はないくせにプライドだけは高いじゃん』

『どうせぐちぐち悩んでいるんだったらさ……いや、どうせ、言い訳を見つけて何もしないんだろう?』

『それならずっ〜とフリーターで愚痴愚痴と言っていればいいじゃないか?』

たった1年の違うだけで…今の僕はきっと過去の自分に説教をされるほどに腑抜けた存在になっていた

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