気が付かないだけで疲労感は溜まっている

正社員の時と比べて疲労度はどうかという事をふと、考えてみた。正直なところ肉体的な疲労度に関しては正社員の時の方が辛かったと思う。介護の正社員だったから、早朝や夜勤のシフトが交互に存在して夜勤の日は最悪、次の日の夜勤者
が出勤してくる時間帯に帰ることもあった。
それを考えたらフリーター、もといい夢追い人の作家なんていうのは身体的には疲労感はほぼない。一応、今のアルバイト先も介護の夜勤ではあるけれど施設によって対応する人は違ってくるから、それを考えたらかなり楽な施設で働いていると思う。
そして作家…まぁ、自分の好きなジャンルを作文をしているだけなので苦手な人付き合い…早起き…夜勤終わりの飲み会もないし、疲労度は減ったんじゃないかな〜って思っていた。けれど、気が付かないだけで脳みそは随分と疲れていた。
人間の身体でほぼ毎日、仕事をしている部位っていうのは脳みそと心臓。でも、エネルギーの消費量的に言えば脳みそのほうが強いんじゃないかな?そんな中で僕はずーっと、エロ小説に関して考えていたりする。
似たよった作品にならないように…話がブレないように…そして、『この作品はちゃんと抜いてもらえる作品になるかどうか…』なんて事を考えていたりしている。そんな事を四六時中、考えているとすれば脳みそっていうのはかなりのエネルギーを使用している事だろう。家にある家電のように…ずっと使えば熱だって持つし、倒れたりもするっていうのに考えることはやめれることが出来ない。
いや、辞めてもいいはずなんだ。けれど、それでは生活は安定していないし何よりも『自分が正社員をやめた理由がなくなってしまう』のが怖かった。続けることを辞めてしまえばそれだけで『普通に働くことを諦める』ことを諦めなければいけなくなる。
専門職…と言ってもいいのか分からないけれど、孤独と不安が付きまとう中で僕はいつまで続けられるのだろうか。まだ始まった数年だけれども、僕は膝をつける寸前で生き続けていく

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