仕事

仕事でもなんでも良いけど続けられている時点ですごいという事を言いたい。よく、嫌いな仕事はすぐに辞めるっていうのが美談というか「良い」風潮に見えるけど、僕にとっては「嫌いな仕事」でも続けられるっていうのは才能だし、誰もが持っているわけではない。
僕に関しては3年で辞めたし、嫌な仕事というか出来る仕事が少なくてクリエイターという道を選ぶしかなかった。よく、元職場の同期と話すと僕のことを凄く羨ましがってくれる。それはとても嬉しいけど、正直なところ僕にとって持っていない仕事をなんとか続けるという才能を持ち合わせている。彼自身にこういったことを伝えると「そんなの嬉しくない」って言われたが、普通の人の生活ができるという有り難い恩恵を誇るべきなんじゃないだろうか。
最近はSNSや動画とかで羨むような生活をしている人が多かったりして、普通に仕事をしている自分とつい比べちゃうけれど、そんなの一握りの人だし大半が組織人として働く人生になる。みんなが同じ生活、働き方…それであれば普通に仕事ができるという才能はこの世で生きる中で誇るべき才能なんじゃなかろうか。
それに仕事なんて好き嫌いで働くようなものではないことはわかっていると思う。それが誰かのためになるか…その「為になる」の割合によって金額は変わるわけで金を払うほどでもないと見られたら1円ですら稼げないのだ。
キラキラした世界を羨んでしまうのは分かるが、それでも僕は普通に働ける人のことが羨ましい。これは正直な話なんです

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?