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「男は当たって砕けろ」は当たり屋

怖くたって 傷ついたって

好きな人には好きって伝えるんだ

Aqua Timezの名曲、『千の夜をこえて』の1フレーズだ。

恋愛でこの曲に背中を押された人は多いだろう。

その他にも、恋をしているけれど一歩踏み出せない人に対して

「積極的にアタックしろ」

「男は当たって砕けろだ」

「好きならば好きだと言おう~」

などとアドバイスする人は多いだろう。


しかし、好きな人に積極的にアプローチしようとするあなたに

僕は一つだけ警鐘を鳴らしたい。

好きになった側の礼儀

それは、相手が自分の気持ちにYesと答える場合もNoと答える場合も

どのような場合でも相手をポジティブな気持ちにさせることである。


例えば、好きな気持ちが強く積極的な人でも

「ストーカー」となってしまう人も存在する。


ストーカーの特徴は、

相手の気持ちを考えていないことである。


「相手が好きだ」「好きな人を振り向かせたい」

それは結構なことだ。

ただし、あくまでも、それはあなたの勝手な都合に過ぎない。


忘れてはいけないのは、

「それをしたら相手は喜ぶのか」である。


道端で見ず知らずの人にいきなり告白される

毎日毎日しつこくLINEが来る


相手に恐怖や負担を感じさせるくらいなら

何もアプローチしないほうがまだマシだ。


相手を楽しませる自信のないやつは恋愛するな

というわけでは決してない。


自分目線ではなく、相手目線になって考えるのが

「盲目」になりやすい恋において特に大切だということだ。


まず信頼関係をつくる、自分の期待を相手に押し付けない、

相手の気持ち・価値観・考え方を尊重するなど、

人間関係全般で大切なことに忠実に、

例え答えがNoの場合でも、

「好きになってもらえて嬉しかった」と思ってもらえるような

アプローチをしていきたい。

それが、好きになった側の最低限の礼儀だと思う。

好きになられた側の礼儀

一方、礼儀あるアプローチを受けた側にも

相手の気持ちに対する礼儀は必要だと考える。


よく、アプローチを受けた人が

斜に構えたり、陰口を叩いたり、ネタにしたりしているのを

見聞きすることがある。


それは相手に対して失礼だ。


Yesと答えるか、Noと答えるかは100%自由だ。

そこに遠慮は忖度は必要ない。


ただし、礼儀を持ってアプローチをしてきてくれた人には

しっかり向き合ってあげてほしい。



お互いに相手の気持ちと自分の気持ちを大切にしながら、

よい関係が生まれていくことを願っている。


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