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事務/経理をラクにしてくれるオンラインツールと確定申告で泡吹かないために習慣づけておくこと


介護タクシー経営の事業形態は個人事業主が大多数だと思います。


1月~12月までに得られた売上と出ていった経費を集計して残った利益、そして、納めるべき税金をはじきだして次年の3月末までに確定申告を済ませるわけですよね。


確定確定期限前の2月後半から3月にさしかかると、これからあやしい自己啓発セミナーでも始まるかの如くパイプ椅子が敷き詰められた寒々しい室内に、眉間にしわ寄せた自営業者たちがいら立つ様子が散見される毎年の風物詩であります。


これから貴方が介護タクシーでビジネスをスタートしていくなら、お客様から頂いたお金と仕事に使ったお金を出入りを税務署にきちんと報告しなければならないのですが、なんにも考えずに目の前のお客様運行だけに気を取られていると、寒々しい会場内のパイプ椅子のうえで眉間にしわ寄せたまま2~3時間も待たされるおじさんおばさんの仲間入り確定になってしまいます。

あのおぞましい光景は他人事じゃないんですよ、私も経験あるから痛いほどわかります(苦笑)


介護タクシー事業者のなかには、地味にめんどくさい事務/経理作業を奥さんや兄妹に任せっぱなしの人もいるようで、車両費がいくらかかって請求書は何日までに提出して現金財布から出費した領収書の集計はいくらだったかとか銀行口座にいくら残しておかねばならないとか、

お金の出入りに無関心な男性もいるようなんですね。

売上だけにしか目が向いていないといいましょうか。


事務なんて女性にやらせときゃいいだろ的な、昭和世代に蔓延したじじぃになんかなってはいけませんよ。介護タクシー事業程度の業務内容では、事務員雇わずとも一人で事務/経理はできます。というか一人で出来ないとダメです。ただでさえ稼げない商売なんですから。

ただし、パソコン環境が必要、オンラインツールを活用する必要がありますが。


私が12年運行の中で試行錯誤してつむぎだした、確定申告前でカニのように泡吹かなくてもいい、事務作業のルーティーンをご紹介したいと思います。


参考にしてみてください。


売上・経費・利益が明確にわかる会計ソフトを導入してこまめに記帳すべし


エクセルなどの集計ソフトで売上/経費の出入りを管理するという方法もありましょうが、確定申告をラクにするという視点に立てば、専用設計された会計ソフトを導入して記帳していったほうが断然ラクです


売上/経費を打ち込むと同時に損益計算書・貸借対照表に数字が振り分けられ、自動集計された決算書・確定申告書をすぐに提出することができます。



とはいえ、会計ソフトを活用するにあたって2点ばかり注意しないといけないんですけどね、それについては後述します。


まず、私が毎日おこなっている事務作業の流れや取り組みかたをお伝えします。


◆介護タクシーめぐり的事務ルーティーン◆

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