未経験から趣味としてzbrushでフィギュアを作る3

内容や順番はあまり考えていませんが、モチベーションの有るうちに書いていこうと思います。今回は最低限覚えなければいけない技術に焦点を当てます。

買うべき教材は「BLESTAR ZBrush ベーシック

BLESTAR ZBrush ベーシックを買いましょう。

書籍の資料はどうしても超初歩的な操作は暗黙のうちに省略されてしまう部分があります。実は初心者にはその超簡単なことが致命的で、書いてあるとおりにやっているのに出来ないとストレスになってしまいます。しかし動画なら止めながら確実に同じ操作をすることが出来るため、確実に知識を身につけられます。

まずはZbrushの操作を覚えて、その上でフィギュアの作り方を覚えましょう。個人的にZbrushの操作方法と、Zbrushを使ってフィギュアを作る技術は別物と考えています。

この教材は対象にしているバージョンが多少古いのですが、少し見返してみた限りそこまで問題はないと思いました。というか、僕自身最近実装された機能はZmodelerくらいしか使っていないので。

BLESTAR ZBrush ベーシックの見るべきところ

まず全部見るのはかったるいです。見るべき動画に印をつけたのでこれだけ見ておけばフィギュア作りに必要な最低限の技術は学べると思います。

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加えて、この頃実装されていなかったZmodelerは下記の動画で学びましょう。

ちなみに、フィギュアを作る上でZmodelerは必須です。Coreでフィギュアを作るのは可能だと思いますが、面倒くさいです。導入でCoreを使ってマゾいフィギュアづくりをするくらいなら、最初からZbrush買いましょう。楽をしたければ道具はせめて良いものを使ったほうが良いです。

それでも見るのがかったるい場合

偉そうに言っていますが、僕も最初は印をつけた動画をすべては見ていませんでした。ではどのように見たかというと、どうしても眠かったりかったるいと思ったときは、その機能がどういう結果を出すためのものかという点だけを確かめてあとは飛ばしてしまいました。大切なのは、どんなときでも辛いと思ったら自分に都合良く言い訳して、逃げ道を探しつつも先に進むことです。

Zbrushというツールがどういう結果を出すことに使えるか、ということだけ頭に入れておけば、どうしてもその結果が欲しくなったときに動画を見れば良いです。まずはなんとなく飛ばしながらで良いので印のつけた部分を眺めましょう。Zbrushというツールがどんなことができるかの基本的な内容が薄っすらと頭に入るはずです。

良い教材なので、もちろんすべての動画を見られるのであればそれが一番だと思います。僕は挫折しましたが。。。

ある程度操作方法がわかってきたら見るべき動画

これです。

この方は比較的Dynameshでガシガシ作る作風なので、非常に参考になりました。操作方法をみるというよりは、球体をフィギュアの形に持っていく工程がわかります。

他の教材について

僕自身すべての教本を読んで比べたわけではないので、他に良い教本はあるかもしれません。ただ、僕は本は前述の通り暗黙の省略でハマるといらつくので、動画があるなら動画が良いと思います。

ここに書いていることはあくまで僕自身が良かったと思ったひとつの手法に過ぎません。なにか躓いているときにちょっと参考にでもなればと思います。

次回は

Zbrushで実際に作り始めるお話になります。ずっと適当に作業してきた中で、やっとこうすればなんとかなると指標が見えたところになります。

制作する上でひとつのサブツールの解像度をどの程度にすればよいのか、解像度を上げるタイミングはいつなのか。デジタル原型って作ってる最中のファイルサイズはどのくらいなのかあたりを書こうと思っています。あとあまり言及されないのですが、ひとつのsubtoolの大きさやscaleについて。

主に下の画像の赤で囲ったあたりのお話です。

画像2


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