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文鳥、9歳になる

・我が家のアイドル、文鳥くんが9歳になった!

・今日は文鳥くんの9歳の誕生日だったので、暴風雨だったけど娘の慣らし保育のあと、果物を買いにスーパーに行きました。買ってきたスイカ、ちょっとかじってくれた。うれしい。

・文鳥、名前から美しいんだけど、やっぱり見た目も挙動も声も、全部美しい。うちの子は、夏目漱石の『文鳥』に出てくる子と同じ、白文鳥です。(お話の文鳥は切ない最期を迎えてしまったけれど)

・今から9年前の5月に、わたしの元にきた文鳥くん。男の子なので、お歌を歌います。世界でたった一つの、彼だけのオリジナルソングを作って、毎日歌って9年。彼は夫の顔が好きなので、夫の顔に向けて歌います。昔よりも歌う頻度はだいぶ減ったけれど、昼間、人の姿が見えなくなるとすぐにさえずりの練習を始める、カゲレンを欠かさない努力家です。

・わたしの手の中におさまるのが大好きです。朝30分、夜1時間〜2時間の放鳥の時間、ずーっとわたしの手の中でぺたんこになってくつろいでいます。若い時から握り文鳥で、「ちょっとは飛んで遊びなよ〜」とわたしはよく言っていたのだけれど、おじいちゃんになって飛べなくなった今、握り文鳥でよかったなあと思っています。きっとわたしの手の中で微睡むことが今も昔も彼にとっての幸せならうれしい限りです。

・文鳥くんは、よく怒ります。怒りん坊です。特に夫の手が大嫌いで、指を近づけると怒り、手を近づけると逃げます。腕なら乗ってくれます。

・最近はすっかりおじいちゃんになって、日中はご飯食べてるか寝てるか、たまにさえずりの練習をして、のんびり過ごしています。

・わが家の生活は、娘が生まれた今も文鳥中心のサイクルです。夜の放鳥の時間があるから、夜は外食をしません。文鳥くんはペットホテルに預けると萎縮してご飯が食べられなくなるので、家族みんなで外泊もしません。生活が制限されても、彼が健やかに生きていてくれるならそれがいちばんの幸せです。

・ふわふわで、もちもちで、美人で、ベビーパウダーのような柔らかい匂いがして、甘えん坊で、怒りん坊な文鳥くん。9歳おめでとう!これからも一緒に、ずーっと一緒に、のんびりだらだら過ごそうね!

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