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名前について考えてみた

おはようございます! カズピロコウです。
もう5月も終わり、6月になりますね。
一年の折り返し。年々、「一年があっという間だな~」と感じます。

私の住む地域ではある日、雨が降ったと思えば、
翌日はカンカンと照り付ける晴れ。
こんな日々の繰り返しで体がだるい、追いつかないと感じます。

前置きとして、最近の私の気持ちを紹介しました。

今回取り上げる内容は

名前の多様性

です。

読者のみなさんは、このようなニュースをご覧になりましたか?


個人的な話として
一時期、自分の名前がイヤだと感じることがあった。
周りの友達は想像でき、読める名前の人ばかり。

入学式、始業式、初対面の人と話すとき、私宛に配達が来たとき、
毎回、間違われる名前に、もう名前を変えたいと思うほど。

このニュースでは、キラキラネームと言われる子どもの名前にひらがなに漢字を当てる名前に寛容な態度を取っている。一方で、基準が抽象的すぎて分からないという反感を抱いている。

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1. 公序良俗、権利に反しない
2. 漢字の慣用的な読み方との関連性がある
3. 字義などの関連に加え、パスポートなどに記載済み
社会的に通用していれば認める

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA170L60X10C22A5000000/

過去に、子どもの名前に「悪魔(あくま)」としようとした親が役所から差し止めされた「悪魔ちゃん事件」があったため、1については理解ができる。

2, 3について漢字の読み、その字が持つ意味に加え、社会的に認められているということだ。「社会的に認められている」というところが難しい。

例にもあるように、「光宙」と書いて「ぴかちゅう」と読む名前。
とある電気ネズミのキャラクターの名前で若い人からすると、「かわいい」と思う一方、マンガのキャラクターを子どもに付けることは「変だ💢」「かわいそう」と思う人もいるかもしれません。

言語学の知識からすると・・・

日本語は、表音文字と表意文字の文化である。
「あ・い・う・え・お」のように、文字の一つ一つに音が意味がある表音文字。漢字一つ一つに意味がある表意文字。

そのため、
子どもが大きくなって「なんで、自分の名前が○○という名前なの?」と聞かれたとき、「□□という意味や思いがあって、名前を付けた」という理由があるといい。単純なものから、深い意味のあるものまで名前の由来は人それぞれ。


名前の多様性を考えていくと、
ますます、いいか悪いかだけで判断できないように感じてきた。

しかし、子どもがはじめに親からもらうものが「名前」。
一生、ついてくる大事なものといっても過言ではない。
この大事なものを大切にしていきたいと今は思えるようになってきている。

最後に

本日も読んでいただいて、ありがとうございました。
今回の投稿をしていく中で、大学時代、日本・海外に存在する名前についてレポートを書いたことを思い出しました。

海外は日本に比べて、同じ名前の方が多く存在します。
Davidでもファミリーネームが違う。これって名前?と思う名前も存在。

他にも、参考にした文献が最も面白かった本。

『子供の名前が危ない』

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キラキラネームが持つ印象、名前負けが起きる仕組み、
キラキラネームをつける親は心情は何なのか?など
これまでに10万人以上の名づけ相談を受け、100万を超える名前の候補にコメントしてきた名づけの第一人者である牧野恭仁雄さん。

名づけのプロから見るキラキラネームと子どもの名前について
紹介されている本。

キラキラネームの大研究

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私が高校時代、キラキラネームについて興味を持ち、最初に買った本。
キラキラネームの歴史を紹介した本。昔からキラキラネームはあった!?

人名の世界地図

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日本の名前に対して、世界の名前はどうなっているのだろう?
そんな知的好奇心に駆り立てられて読んだ本。

世界、特に英語を母国とされている国では、地名、親の代から引き継ぐ、職業、先祖のあるものから、様々なところから子どもに名前を付けられる。

P.S.
私の名前はある有名人から取ったと父から聞きました。
さて、誰なんでしょう??
いつの日か、会えたらいいな~

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