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インプラントを入れました②手術当日とその後の経過について


今回は、前回のインプラントの話の続きを書きたいと思います。
前回の記事はこちら↓

インプラントを決意

ずっと通っていた横浜の歯医者で虫歯の見落としがあり、その歯医者が信じられなくなった為、うちの子どもたちも通っている自宅近くの歯医者さんに通い直すことにしました。

左下の奥歯が2本なくなることになったので、先生の勧めもありインプラントにしようと決心しました。丁寧に説明をしてくれましたが、説明を聞くたびに怖くなったのも事実です。顎の骨に鉄を埋め込むなどという話を聞いて、震え上がってしまいました...。

治療方法と手術

治療の順序としては、まず奥歯の抜歯をして歯茎が閉じた後に、インプラントの埋め込み手術を行うというものでした。幸い、抜歯はスムーズに終わり、歯茎の穴が埋まるまで約2ヶ月放置することに。完全に歯茎が綺麗になったらいよいよインプラントの手術になります。

インプラントの手術は、まずインプラントを埋め込む場所に麻酔を何本か打ちます。実はこれがけっこう痛いんです…。でも何とか我慢しました。正直、痛いのはここまでです。その後、提携している病院からきてくれた麻酔医が静脈に麻酔を入れて、次第に意識はなくなりました。次に目を覚ました時には、インプラントの手術は終わっていました。口の周りが血だらけでちょっと驚きましたが、それよりも「あ~終わったんだ...」という安心感の方が強かったです。

手術後の痛みとの戦い

手術が始まったのが午後1時、終わったのが3時くらいなので、約2時間の手術でした。私の場合は、インプラントを2箇所も埋め込まなければならなかったので、普通の人の2倍近く手術時間がかかりました。その日は手術後約30分ぐらいクリニックで横になり、その後帰宅となりました。

帰宅後は徐々に麻酔が切れて痛みが増してきました。予め処方されていた痛み止めを飲んだのですが、全く効きません。まぁ、落ち着いて考えれば骨に鉄?のようなものが2箇所打ち込んであるので、そりゃ痛くて当然かなと思います。

夜になると、腫れも出てきました。とにかく痛くて痛くて、あっちを向いたりこっちを向いたりしながら寝ているのですが、痛みでほとんど眠れませんでした。

翌日、消毒のために再び歯医者に行きました。その後、どうしても抜けられない仕事があったためそのまま会社へ向かいました。この日も結構つらかったです。

手術から痛みが完全になくなるまでは約一週間かかりました。その間どれだけ痛み止めを飲んだことか...。だいたい3時間おきに痛み止めを飲まないと、痛くて痛くて仕方がないという感じでした。

でも一週間経つと、嘘のように痛みがピタッとなくなりました。その後もだいたい一週間に一度のペースで通院をして、様子を見てもらっていました。

手術後の経過について

歯茎の腫れが治まってくると抜糸となります。ここまで来ると痛みや違和感もほぼ消え、通常と変わらない状態になります。ただし物を食べる時には反対側で食べなければならず、この点が注意しなければいけない最大のポイントです。

その後、埋め込んだインプラントが完全に顎の骨と同化するまでに私の場合は約5ヶ月かかりました。当然のことながら、この5ヶ月間は反対側でしか物を噛むことができません。その影響で反対側の右側の歯が徐々に痛くなってきてしまいました...。しかし歯医者に聞いたところ、これは当然の症状だということで、我慢するしかありませんでした。

ということで現在の私は今ここの状態にあります。これからインプラントの上に被せる歯を型を取って作っていくことになります。そして、完成した歯を土台にくっつけると、ようやく治療が完了ということになります。早くても今から2ヶ月後ぐらいかなと思っています。

インプラントは危険と痛みが伴います。時間もかかります。そして費用も安くはありません。私もインプラントにしようと決意してから今現在までで、もうすでに1年近くが経っていますし、費用に関してもインプラント2本分で100万円以上かかっています。

簡単に踏み切れる治療ではありませんが、私の場合は主治医と何度も相談を重ね、今後のことをじっくり考え、もろもろの負担を背負う価値があると判断してインプラント治療を選択しました。

最後に

インプラント治療にもようやく終わりが見えてきて、やれやれという感じです。もし皆さんの中でインプラントを検討されている方がいれば、十分信用できる歯医者さんを探して、そこで手術を受けることが一番大切だと思います。
なぜなら、少し大げさですが、手術ミスは命に関わる問題になるからです。実際に死亡例もあると聞きました。私は手術前にこれを聞いていたので、かなりの恐怖がありました。
ぜひ、経験豊富で患者の話にじっくり耳を傾けてくれる医者を選んでほしいと思います。

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以上で私のインプラント経験談を終わります。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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