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長男と長女を外に出すべきか

こんにちは。

ここ1か月ほど、うちの長女(3歳)は保育園を休ませ、家庭保育をしています。

やはり保育園での感染が増えているので、できることはやろう、というのが大きいです。

また身近なところでは、私の職場の同僚も、4歳の息子さんが保育園で感染してしまい、その同僚も感染してしまいました。

「保育園に預けるリスクはわかっていたものの、いざ当事者になって後悔している」

と聞いて、まったくその通りだと思いました。

制度的には2か月休むと退園となるらしいので、いつまで休ませるのか、引き続き家庭の状況と相談です。


そうこうしているうちに、小学1年生になる長男(7歳)の夏休みも終わり、小学校の2学期が始まりました。

長男についても、小学校に行かせるべきかどうかかなり悩みながらも、先週から登校させています。


小学校は川を挟んで自宅の目の前にあります。

毎日、開門時間になるとたくさんの小学生が集まり、門が開くのを待っています。

そのあたりも、学年で登校時間を15分ほどずらしたり、午前授業に短縮したり、いろいろ学校側で工夫はされているのですが、見えないリスクはぬぐい切れません。それは自宅にいても同じなのですが。


改めて、長男を何故小学校に行かせるのか、考えてみました。


■義務教育という観点

ぱっと思いつくのは、

小学校は義務教育だから受けさせないといけないのでは?

ということです。でも、それって誰が謳っていて、破ったらどうなるの?ってよくわかりません。

”小学校 義務教育” でググってみました。

日本国憲法 第26条
すべて国民は、法律の定めるところにより、その能力に応じて、ひとしく教育を受ける権利を有する。

教育基本法 第5条
国民は、その保護する子に、別に法律で定めるところにより、普通教育を受けさせる義務を負う。


この考え方を作った人たちの言いたいことを、私なりの解釈で当てはめてみました。

長男は教育を受ける権利をもっている。でも、小さいうちは自分で教育を受けるにはどうすればいいかわからないので、その保護者である私たちが、普通教育を受けさせる義務を負っている。

普通教育って何だろう?というのはおいといて、一見すると、保護者の義務によって、本人(長男)の権利義務化しているようにも思いましたが、教育を受けること自体は正しい選択だと思うので、そこは良しとします。

じゃぁ、なぜ義務教育を受けさせるために小学校に行かせるのか、考えてみます。


■学力的に遅れないように

こちらは全く心配ないと考えています。もらっている教科書も先々読んだりしているようですし、つまらなすぎる、といつもボヤいているので(笑)

もちろん、今の学年において、ですが。

また、遅れるという発想自体が他の子との比較になっているので、そもそもそんなことを考える必要はないと思っています。

一点、もし仮に今後の進路において中学受験などするとなれば、出席日数が低いことで万一選択肢が狭まるようなことがあると可哀そうだな、という考えもあるように思いました。

ただ、この点についてはコロナリスクを抑えるために休んだ、という明々白々な理由なので、それが理解通らないような学校であれば受けるに値しないかな、と思います。(そもそも中学受験とか考えていませんが)


■ルールや役割の存在意義を理解する

学校にはルールがあるとおもいます。

授業の時間と休み時間が決められているとか、授業中は席について先生の話を聞くとか、○○係とか、必要な持ち物とか。

何故そういうルールが決められていて、みんなそれにのっとって動いていく必要があるのか、を家族以外の人たちと体験できる場だと思います。


明日使うのに、なんで教科書毎日持って帰らないといけないの?

って聞かれたときには、うまく答えられませんでしたが。(笑)

でもそれも、学校のルールを全肯定するのではなく、ルールをつくるのも人だから、作る人は、よっぽど考えて作るべきだよね、って話もできますよね。


■給食を食べられる

やはり学校給食はいろいろと考えられて作られているので、栄養摂取の観点からも、ぜひ毎日給食をもりもり食べてほしいと思います。

家の料理が偏食というわけではないのですが、最近ニューフェイスで家にやってきた双子ちゃんの影響も少なからずあり、手の込んだものは作れません。(カミさんのセリフかもしれませんが)

ちなみに長男は必ず給食おかわりレースに参戦しているようです。


■友達との交流

やはり、これが一番大事と思いました。仮に勉強ができようが、友達がいないとつまらないのでは、と思います。

かく言う私自身、友達はかなり少ない方で、大人になって付き合いのある友達はほぼいませんし、友達がいなくて寂しいなと思ったこともないのですが。(笑)

ですが、家族はいますし、さすがに家族がいないとかなり寂しいとおもいます。

長男が大きくなった時に、いきなり家族を作ることはできないはずなので、やはり友達づくり、というか同年代の子と気兼ねなく話せるようにはなっていってほしいと思います。


■先生とのやりとりで学ぶこと

これも大事だなと思いました。親以外の大人と接することで学ぶことがあると思います。

言われたことを期限までにやる、とか、そういうのですね。

親の言うことは殆ど聞きませんし、先生の言うことは忘れているようで、学び甲斐があるのではないでしょうか。(笑)

あと大事かな、と思うのは、目上の人と話すのと友達と話すときの違いを自分なりに学んでみてほしいと思います。

将来会社に就職したときに・・・とかそういうことではなく、どんな仕事についても、遊びのときでも、人間社会で生きている以上、最低限身に着けるべき部分かなと思います。


しばらくは本人が行きたい限り行かせよう

これらのことから、勉強は家でも教えてあげられますが、それ以上にやはり小学校に行くことは価値があるのかな、と思い、今は通わせています。

午前授業が終わり、昼に返ってくると、家が近いのでかならず数人友達がくっついてきて、玄関の前で

「ちょっとまってて、俺の妹(長女のこと)今連れてくるから!」

とか叫んでいるのが聞こえます。

学校でキョウダイの話になって、会いたいな~となったのでしょう。

その時は、長女はお昼ご飯を食べていたので玄関まで出てきませんでしたが、そうやってキョウダイでお互いの友達と仲良くしていくのも、大事なことだろうと思います。

今は、感染のリスクを抑えるために家でできることをやるだけかな、と思います。



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