Dolby Atmosで楽曲を作りたいという構想
タイトルに言いたい事が書いてあるとその後の導入文章に困る事に気づきました。Zutq/ラングドシャPです。
事の始まり
曲を作り始めたのが丁度中学生の頃、DAW買って色々と試すようになったのが高校生の頃な私ですが、実家に5.1chのサラウンド環境があり、たまに実家で映画を見ると音の迫力に魅了されていた。そんな時期を過ごしています。
そのような環境の中で、ヘッドホンやスピーカーのみで楽曲を制作している中でやりたいと思ったことがあります。
2chのみの音楽じゃない、立体的にあちこちから聞こえる音楽を作りたい
個人的な価値観やモチベーションの観点で言うなら創作への原動力と評価するべきでしょうか。
私自身はイラストや動画制作、CGその他諸々触ることもありますが、全て音楽を外部の価値観を載せる意味を探しては試している節があると最近考えております。
そして、音楽と言う物を私の中で更に発展させるためにどうするべきか考えた結果として、音大に入るという最もショートカットが出来る道に進みました。
確か入試の面接で音楽の技術発展をしていきたいとかそんなこと言った記憶があります。
さて、話が脱線したところで本題に戻ります。
最近、某ストリーミングサービス等で空間オーディオが聴けるようになったり、Logic Proがいつの間にかDolby Atmosに対応していました。
これについての詳細はまだ浅くしか知識のない私より詳しい方がネット上に記事を載せてると思うので割愛しますが先程記述したように、私がやりたかったことに丁度ど真ん中の機能が世の中に手軽に触れる環境が現れたではありませんか。
渡りに船
実は過去にCubase上でサラウンドミックスを試したり、Reaperでマルチチャンネル触ってみたりと幾度となくチャレンジをしてはヘッドホンのみでは辛い、スピーカーも2chのみでは同じく辛い。なんとなくそれっぽくはなるけれど……
という状態で止まっており、自分で複数トラックの位相ズラして立体的にしてみようとか、エフェクトでなんとか……と試行錯誤をしては挫折していました。
そんな中Logic ProがDolby Atmosに対応、というアップデートを行なっており、もちろんアップデートしたその日に試してみました。
感想としてはおそらくヘッドホンのみでも今ままでやりたかったことに一番近づけるのではないかという物でした。(ProToolsにDolby Atmos組み合わせるとかNuendo使えというのは費用的に諦めてました)
しかしながら、そうは言っても2chのヘッドホンのみでのミックス。Dolby Atmosでは5.1.4chや7.1.4chという環境で作る。とすると現状では精度詰めるにも難しいのかなぁという感想を持っていました。
そして訪れる追加の渡りに船
まだ増えます。
大学に通うために私は一人暮らし(2022年3月現在)をしているのですが、様々な事情が交錯した結果引っ越しを控えており、しかも新居では自由に使える部屋を一部屋渡してくれる。そんな話になったのです。
普通の作曲する方ならシンプルにスピーカーとか機材置いて音楽部屋にするのでしょう。
しかし、そこで悪いことを考えるのが私。
その部屋にスピーカー沢山置いて7.1.4ch環境作ろう
ここからは暴走の始まりです。
まず必要な機材のリストアップ
必要な予算の設定。
スピーカー配置の計算
を真っ先に終わらせてしまいました。
そして、その機材リストを整理するためだけに人生で幾度となく挫折したJavascriptを触ったり、なぜか関係ない方向に空回りしつつ少しずつ構想を練っています。
締め
そんなわけでDolby Atmosによる空間オーディオ対応環境構築についての構想の話は一旦この位にしておきます。
こちら2021年の終わり頃には既にプランニングされていた話で、現在また色々と話が進んできております。
今回、構想というかその前段階レベルであって意気込みに近い内容でしたが、実際の設計などについての話はまた機会があれば文章にまとめておこうかと思います。
久しぶりにnoteでの記事にはなりましたが、これから先ネタがゴロゴロ転がってくるので不定期ですが更新を続けていきます。
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