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久しぶりに上を向いて歩いた話。

4月5日。
大学の授業がスタートしました。

すっごく天気が良くて、気持ちのいい朝。
いつもはバスで行ってる学校も、
この日は早めに家を出て、歩いて行くことにしました。

人目を気にしてしまう私は、常に下を向いて早歩き。
特に多くの車が行き交う大きな道路を歩くときは、車の中の人が私をみてどう思ってるかとか、すごくみられてる気がしてしまいます。
自意識過剰だと思いますが、でも、そう考えてしまうんです。

その日も同じように歩いてました。
なんで歩きで来ちゃったんだろうなんて考えながら無我夢中で歩きました。

いつのまにか、川沿いの道を歩いてた時に気づきました。

よく晴れた真っ青な空に、程よく浮かぶ雲。
そして、満開の桜。

ああ。もうこんなに咲いてるんだ。

ニュースを見るわけでもなく、外に積極的に出るタイプでもないので、桜のことなんて全く気にしてなかった私は、不意打ちの桜にドキッとさせられました。

自然を見てると心が浄化されて行くっていう感覚ってあるじゃないですか。
まさにそれです(笑)
綺麗で綺麗で綺麗すぎて、下を向いて歩いてたことをとても後悔しました。

下を向いてばかりいたら、上にある綺麗な景色に気付けない。

当たり前のようで、難しい、、。


大学の春休みは長くて、私の場合は1月の2週目から4月4日まで。
ほぼ丸々3ヶ月、学校がお休みでした。
休みの期間中は、大好きなお笑いに行くか、バイトをするか、家から出る理由はほぼその2択。
たまに先輩や同級生に飲みに誘われてご飯に行ったりしてました。
あとはずっと寝てたな。。もったいない。(笑)


そして実家から出てきて、離れた土地で一人暮らしを始めて1年。
思ってたより忙しくて、あっという間だったけれど、
親がいる事のありがたみと言うか、今まで気付けなかった親からの愛に気づくことができた1年でした。

私も今年で20歳。
もう成人の仲間入りです。

20年間っていう、すごい期間。
お父さんもお母さんも、
よくも懲りずに、よくも呆れずに、
ここまで見守ってきましたね。

本当に本当にありがとう。
ありがとうじゃ足りないくらい、ありがとう。

第1弾親孝行、そのうちするから、
まぁ待っててよ。

10月で20歳になれば、私のお父さんとお母さんも、お父さんお母さん年齢20歳。

せっかくだし、3人でお酒飲むのもいいかもね。
お父さんにはタバコ一本もらってみようかな。
お母さんには卵焼き作ってもらおうかな。
やりたいこともできたんだ。2人に聞いてもらいたいな。
背中を押してもらいたいな。

時には大嫌いにもなるけれど、
今は会いたくて、帰りたくてたまりません。

お互い風邪には気をつけようね。
またそのうち帰ります。

嫌なこともあるけど、下を見過ぎず、
なるべく上を向いて、前を向いて、
見逃さないように歩いて行こう。

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#話はまとまらないけど #思ったことをつらつらと