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バンドはボーカル

バンドが好きでずっと音楽をやっている。
リハでの喧々ガクガク、本番の高揚、打上げの飲みまで全部、
バンドという”在り方”が好きだ。

ギターから始めたが、バンドを一番楽しめるポジションは、
ベースではないかと思い好んで転向した。
慣れてくると、他のパートの音を一番(冷静に)聞ける感じがする。
ベーシストにアレンジャーやプロデューサーが多いのも頷ける。

さてバンドを始めようとなると、
最近ではメンバー募集サイトのキッカケが多いような気がする。
これが便利なようで結構問題なところがある。
人となりを知らずにやるわけで、まあ色々トラブルを経験する。
急に練習に来なくなったり、ドタキャンされたり…
ネットだからショウガナイ?と半ば諦めている。
この辺り、古き良き日本の人間関係は薄れて、
とてもドライな冷めた雰囲気を感じる。

ちょっと前はそんなネットの利便を使って、
6バンドほど同時期にベースを弾かせてもらっていたが、
まあトラブル続きであった。
そんな経験もあり、一度音合わせして、??と少しでも感じたバンドは、
帰り道に参加をお断りすることにしている。
後で揉めたり、ストレスを感じるのが分かっているから。
(ここ5バンドほど連続でそんな状況)

今レギュラーで弾かせてもらっているバンドは5年を超える。
もちろん途中でメンバーの入り替わりがあったが、
なぜ続いているのかは、人となりと、”ボーカルの声が好き”かどうか。
やっぱりバンドはボーカルなのだと思う。
多少人間に問題があっても、ボーカルに惚れたら、
やっぱりそこでベースを弾きたいと思う。

私的には、一にボーカル、二にドラム、三にお人柄…といったところか。

とまあ、ネット時代のバンド活動は大変やねというのと、
バンドはボーカルやねという戯れ話。


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